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HOME> alaとは> 館長の部屋> エッセイ> 「シジュホスの神話」に落日の時を ―関係資本とマネジメント・スキルの経験集積が「公共劇場の使命」を担保する。 地方自治法の改正で指定管理者制度が導入されたのが2003年のことで、すでに13年にもなります。その間に一貫して劣化してきたのが雇用環境であったことは衆目の認めることではないでしょうか。2003年以前から、総人件費の削減は行財政改革の名目のもとで進められていましたが、指定管理者制度の導入により「錦の御旗」を得た施設設置者側は、加速度的に雇用環境を悪化させていきました。労働基準法第14条の「労働契約の契約期間を3年以内とすることができる」を都合よく適用させて「新規採用は最長3年までの有期雇用」という要件が自治体側から、あたかもそれが正義であるかのように平然と提示されることになります。当然のことながら、欠員補充はしなければなりませんから
HOME> alaとは> 館長の部屋> エッセイ> 「時限爆弾」を抱え込んでいる公立劇場・ホール― 非正規雇用率の高い職場からは優れた劇場音楽堂は生まれない。 全国の主だった劇場ホールの館長、支配人クラスに、仕事の合間を見て、雇用構成についてのヒヤリングをしています。4月末にも東京に出張した折に、世田谷パブリックシアターの劇場部長の楫屋氏とアウルスポットの支配人岸氏にインタビューをさせてもらいました。可児市文化創造センターalaの館長兼劇場総監督に就任してから、立場上、研究者であること、演劇評論家であることから実質的には撤退しているにもかかわらず何故そのような調査をしているのかと言えば、2003年6月に公布されて、同年9月に施行された地方自治法244条の一部改正にともなって導入された指定管理者制度以降、公立の劇場ホール職員の非正規雇用率が急速に高まっている、と感じているからです。クロス集計
秋葉原の事件と関連したネット上の書き込みで30人の人間が逮捕されているという。20日間あまりで30人、いささか呆れるほどの人数です。 14歳の少年がバスジャックをする事件を起こしました。男女関係を注意した親を困らせようというのが動機のようです。「幼い」という以上に、私たちの理解を超えています。 ひょいと簡単に大事を起こしてしまう感覚には違和感をおぼえます。この「違和感」は何なのだろうかと考えてみました。そして、秋葉原の犯人の場合もそうだと思うのですが、「想像力」が欠如しているのではないかという考えに行き着きました。「欠如」というよりも「欠落」という言葉の方がぴったりかも知れません。 私たちはある行動を取ろうとするときに、それがどのような結果を招くだろうかと普通は考えます。以前に『どうして、こんなになっちまったのだろう』と題したエッセイにも書いた「自分を生かしてくれている他者の存在がない」、
ふたたび秋葉原の事件で思ったことです。 欧米の文化施設やスポーツ施設に行くと「エディケーション・プログラム」が非常に充実していることに驚きます。私が懇意にしている英国北部のウエストヨークシャー・プレイハウス(WYP)などは、演劇を中心とした公演を専らとしているにもかかわらず、犯罪を犯してしまったり、麻薬に手を染めてしまったりして少年院や刑務所や更生施設に入った経験を持ち、学校をドロップアウトしてしまった十代の少年少女のための音楽プログラム「ファースト・フロア」があります。劇場近くのビルの二階がそのプログラムの会場で、ここに彼らと、普通に学校に通っている同世代の若者たちが集って、仲間を見つけてバンドをつくって文字通りの「音を楽しむ」ワークショップをしています。この中で才能を認められた若者は、市内にあるリーズ音楽大学への推薦入学が認められます。 劇場がこのようなプログラムを持っていることに驚き
第一章いまこそアーツマーケティングの導入を/創客へシフトせよ (1)(2008.05.28) 第一章いまこそアーツマーケティングの導入を/創客へシフトせよ (2)(2008.06.08) 第一章いまこそアーツマーケティングの導入を/創客へシフトせよ (3)(2008.06.23) 第一章いまこそアーツマーケティングの導入を/創客へシフトせよ (4)(2008.07.16) 第一章いまこそアーツマーケティングの導入を/創客へシフトせよ (5)(2008.07.23) 第二章 最新のアーツマーケティング/その理論的根拠。(1)(2008.08.06) 第二章 最新のアーツマーケティング/その理論的根拠。(2)(2008.08.07) 第二章 最新のアーツマーケティング/その理論的根拠。(3)(2008.09.03) 第二章 最新のアーツマーケティング/その理論的根拠。(4)(2008.09.1
市民の皆様にとって、利用しやすい、こころやすい、心やすらぐ「場」を提供できるよう、私たちアーラの職員は、新しい試みをいろいろとやらせてもらいます。その一つがこの「館長の部屋」。 ここでは、私からの情報発信として、エッセイや論文を紹介させていただきます。どうぞ、宜しくお願いいたします。 可児市文化創造センター館長兼劇場総監督 衛 紀生 コロナ禍で焙り出された「不完全な社会」から「未来」を創造する ― 文化芸術と劇場音楽堂等の諸機能を「いのちのルネサンス」へ向かわせる。(下)(2020.07.28) コロナ禍で焙り出された「不完全な社会」から「未来」を創造する ― 文化芸術と劇場音楽堂等の諸機能を「いのちのルネサンス」へ向かわせる。(中)(2020.07.27) コロナ禍で焙り出された「不完全な社会」から「未来」を創造する ― 文化芸術と劇場音楽堂等の諸機能を「いのちのルネサンス」へ向かわせる
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