速さや回数を競わせ、丸暗記させるだけの小学校の勉強。 子どもたちには、自分の頭で考えるような勉強をさせたいけれど、その方法がわからない。 くらすこと主宰の藤田ゆみがひとりの親として迷っていたとき偶然に出会った勉強法、 「どんぐり倶楽部」とはなにか? うちの子どもたちは、小学5年生の男子を筆頭に、小1女の子、年少の男の子の3人兄弟です。 長男は卒園まで、長女は年少の1年間だけでしたが、シュタイナー教育をベースとした園に通わせました。 文字や数字を教えず、知的な部分を目覚めさせないようにし、目の前の「いま」だけを感じることのできた幼児期。 自分で経験したことの積み重ねを大事に、子ども自身の成長に寄り添うその環境は、子どもにとってよいものだったといまでも感じています。 ただ、公立の小学校へ進み、勉強が始まってからが迷いの日々。 宿題はほぼ、反復練習の計算ドリルとマスを埋めるだけの漢字の書き取り。