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衆院選
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法の世界では、理論上認められる基本原則や法理(以下「法理」)といったものがいくつもあります。 具体的な条文として現れている場合もあれば、そうでない場合もあります。 大学の法律科目の授業で、具体的な法律の解釈に先立って教えられる(刷り込まれる?)ものも多く、(特に法学部出身の)法律家は、こうした法理を当然のものとして受け容れています。 ところが、こうした法理には、一般の方(法学を学んでいない方)には、すこぶる評判が悪いと思われるものがあります。 その典型は、刑法で登場する責任能力の制度、刑事訴訟法で登場する違法収集証拠排除法則でしょう。いずれも、刑事事件の被疑者・被告人を刑事責任から免れさせる方向に働く法理です。法理ではありませんが、憲法や刑事訴訟法で登場する黙秘権も、すこぶる評判が悪いと思われます。 今回は、責任主義について論じたいと思います。 【責任主義】 刑法における責任主義とは、最大
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