引っ越しの準備が佳境だ。生活スペースがどんどん段ボールに侵略されていく。この機会に本やおもちゃを断捨離しようと思ってはいたけど、想像を上回る量のものを処分している。この狭い部屋のどこにこんなに物が眠っていたのだ、と驚くくらい捨てられるものが出てくる。昨日は大学時代に使用していた長財布が出てきた。大学を卒業してから今の家に住むまでに4回も引越ししているのに、しかも以前はさらに狭い部屋に住んでいたのに、なぜこの財布はここまで生き残ってきたんだろう?不思議すぎる。 あらゆる断捨離本にも書いてあるが、一番処分しづらいものは「思い出」が絡むものたちだ。人から貰った手紙やプレゼント、昔の写真、旅先で買った雑貨たち。私は記録が趣味なので、そういった物が人より多いほうだと思う。芝居に行けば半券やチラシを持ち帰ってしまうし、サロンデュショコラのカタログも10年分保管している。それらを一斉に処分した。2015