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大谷翔平
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THE HUNTING PARTY 1971年。監督ドン・メドフォード。主演オリヴァー・リード。 なんだかマカロニ風なハリウッドウエスタンなのであった。なんだか日本版のポスターが「愛と青春の旅立ち」みたいな、「愛と哀しみの果て」みたいな、違うかもしれないがそんな感じでウエスタンぽくないのであった。とまあ珍奇な西部劇なのだが、安定感抜群のジーン・ハックマンがキレキレなので安心して鑑賞することができるのである。 映画「さらば荒野」より 金持ちのルーガーは定期的に仲間を集めて狩りをしているのだった。今回もそのようになり嫁を残して自前の汽車で狩りに、タイトルどおりにハンティングパーリーに出発したのであった。 だがルーガーにとって興醒めなことに、パーリー開始前に嫁のメリッサが誘拐されたとの連絡があったのである。 下手人はフランク一味であった。 あかん、それはあかんで、というよりなんか屈辱感からルーガ
RED RIVER 1948年。監督ハワード・ホークス。主演ジョン・ウェイン。音楽ディミトリ・ティオムキン。 ハワード・ホークスの二大傑作西部劇のひとつである。もうひとつはもちろん「リオ・ブラボー」である。西部劇は大雑把にいうと開拓史と保安官ものの二つのジャンルがある。ハワード・ホークスはこの二つのジャンルで映画史に残る傑作をつくったわけである。「赤い河」が開拓史で、「リオ・ブラボー」は保安官ものというわけだ。 で、こんな話さ。 牧場を経営するダンソンは、南北戦争の敗北で不況の南部からミズーリ州への1600キロの距離を牛10000頭を大移動させることにした。 これは「赤い河 D」の物語である。 映画「赤い河」より 今回はやさしくラストのオチに触れているので知りたくない人は読まないでね。 豊かな土地を見つけたダンソン、いきなりここは今日から俺の土地だ、と決めてしまう。 いいのか?それが開拓者
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