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ゴムと溶剤のSP値 ゴムの耐油性は、配合や加硫状態(架橋密度)にも関係しますが、基本的には、原材料のゴムに関係します。耐油性は、ゴムがその油に対しての膨潤や、収縮の度合いそしてゴム強度の低下などによって判断されます。また、ゴムが膨潤すると言うことは、ゴムの分子間に油が入り込む現象で、油がゴムと混ざりやすければ膨潤し、混ざり難ければ膨潤し難いという事になります。そこで極性の異なる物質は、お互いに混ざりにくいという事から、ゴムの極性を表すSP値(溶解度パラメーター)を用いて、膨潤性を推測します。ガソリンや潤滑油など鉱物油は、非極性油で、ブレーキオイルなどは、極性油です。代表的耐油性ゴムであるNBRは、極性があるので、鉱物油には、耐性を示しますが、ブレーキオイルなどには、膨潤します。このような場合は、極性の小さいSBRのようなゴムが使用されます。ただしSP値は、例外も多く、例えば、フッ素ゴムのよ
ゴムの硬さ、柔らかさ ゴムの最大の特徴に、他の材料と比べて曲げたり、伸ばしたり、縮めたりと大きく変形させることがあげられます。この変形にかかる力の強弱、つまり硬さとか柔らかさという感覚的な表現を何らかの物理的手段によって測定する計測器を硬度計といい、その測定値を硬度といいます。測定方法や、硬度の表記方法も色々と種類があり、ゴム材料に適当なものを選定する必要があります。硬質ゴムのように硬いゴム製品とゴムスポンジのように柔らかい物を同じ測定方法で計測するのは、無理があります。 ゴムの硬度で従来から国内では、Hs(JISスプリング式 HsのHはHardness、sはspring)が多く使用され、「ゴムの硬度は?」との問いに「Hs70」とか「Hs50」などと表現していました。さらには、「70度」や、ただ「70」というだけでHsの単位であると理解されていました。しかしながら最近では、国際的な取引も多
Oリング Oリング(オーリング)は、最初にアメリカで、航空機の油圧系統のシールとして、ゴム製 Oリングが規格化されました。現在では、半導体・原子力関連機器を始め、油圧・空圧機器などあらゆる産業に使用され、広範囲の使用で、シールでは、最も数多く使用されるシールのひとつです。 Oリング=オーリング=O-ring=O-リング ○ コンパクトでスペースが小さくなります。 ○ シールに方向性がありません。 ○ 広範囲の圧力に使用できます。 ○ 種類が豊富で、シールでは低価格です。 Oリングの種類・規格 寸法・サイズ(各種規格寸法表) Oリングの材料 Oリングの密封機構(漏れ止め原理) Oリングの線径(太さ) Oリングのつぶししろ 溝のすきまとはみ出し 溝の材料と粗さ いろいろなOリング溝寸法 取り付け部の面取り 潤滑とねじれ Oリング取り扱い Oリングの不具合と対策 Oリングの製造方法 高機能Oリン
注意:下記の表は、横の列が、同じ用途に使用される各オイルシールメーカの型式を大まかに分類したものです。詳細な仕様、形状などは、違いがあります。 型式対照表1 NOK、武蔵オイルシール工業、ジェイテクト/光洋シーリングテクノ、 荒井製作所、キーパー、東洋オイルシール製作所、第一オイルシール工業 型式対照表2 Garlock:ガーロック CR:シカゴローハイド NATIONAL:フェデラルモーグル (参考)オイルシールメーカーNOK部品番号(頭2桁)と型式対比表 オイルシール型式対照表1 NOK、M(武蔵オイルシール工業)、KOYO(ジェイテクト/光洋シーリングテクノ)、 ARS(荒井製作所)、NDK(キーパー)、 TOYO(東洋オイルシール製作所)、 D(第一オイルシール工業)
パッキンに使用されるゴムについて色々と勉強してみました。このホームページに掲載されている情報はあくまで、自己の責任で活用してください。誤字や内容に誤りがあれば、ご連絡頂ければ幸甚です。info@packing.co.jpまで。 ゴムとエラストマーの関係 ゴムの特性、物性、資料、一覧表 ゴムとエラストマーの関係 パッキンの材料によく使用される言葉で、ゴム、エラストマー、熱可塑性エラストマー、プラスチック、樹脂とありますが、その中でもエラストマー(Elastomer)についてどのような位置づけにあるのか、また区別が分かりにくいので簡単に整理します。 最近では、ゴムと言うかわりにエラストマーという言葉がよく使用されるようになってきました。エラストマーは常温でゴム弾性を示すElastic Polymerつまりゴム状弾性体の高分子物質を総称しています。一般に「ゴム」と広く認識されている架橋(加硫)ゴ
オゾン劣化と光酸化劣化ゴム製品を、大気中に暴露して放置しておくと、製品の表面に無数の亀裂が入ります。この亀裂の原因が大気中のオゾンによるものか、日光の紫外線の酸化による劣化か昔は、分かりませんでした。その後、色々な研究によって違いが区別出来るようになりました。 光による酸化では、色が関係します。実際は、色と言うより配合によって違う訳ですが、特に白など明色で劣化が発生し、黒色では、劣化が発生しにくくなっています。これは、現代の合成ゴムの実用配合の多くは、カーボンブラックが多く配合されていまので、このカーボンブラックが光の影響を阻止してしまうからです。これとは逆に、オゾン劣化は、色に関係なく発生します。 また、劣化の仕方が、日光の光の場合は、酸化された表面にランダム方向に無定形にひび割れ(亀裂)が生じますが、オゾンの場合は、応力(ひずみ)がかかった方向の垂直方向に亀裂が生じます。 ゴムの耐オゾ
ニトリルゴム(NBR)・水素化ニトリルゴム(HNBR)、フッ素ゴム(FKM)、 シリコーンゴム(VMQ)の一般的な特性。 ニトリルゴム / 水素化ニトリルゴム / フッ素ゴム / シリコーンゴム エチレンプロピレンゴム / クロロプレンゴム / アクリルゴム / ブチルゴム ウレタンゴム / 天然ゴム / 参考:フッ素樹脂・テフロン(PTFE) クロロスルフォン化ポリエチレンゴム / エピクロルヒドリンゴム 主要ゴム特性一覧 - 1/4 ・ 2/4 ・ 3/4 ・ 4/4 ◎ 実用可能 ○特定の場合を除いて実用可能 △ 特定の場合を除いて実用不可 ×実用不可 (注意)この特性一覧表は、あくまで目安としての参考値ですので保証するものではありません。 実際のご使用は、試験片などによる実用試験でご確認の上ご使用ください。 ゴムの耐溶剤性、耐薬品性、耐油性一覧表 各種ゴム定数表
パッキン、テフロン、Oリング、オイルシール、ゴム、フッ素樹脂のことなら テフロンやパッキンなど、ゴムやフッ素樹脂とOリングやオイルシールのあれが知りたい! ゴム製品とテフロン(PTFE)製品のトータル情報サイト「パッキンランド」へようこそ!
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