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大谷翔平
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ポン吉の父が亡くなった際の不動産の相続登記の備忘録。 金はなくても家があった 父が亡くなるまでは、ポン吉の父母は2人で持ち家に住んでいた。ポン吉には弟が1人いるがすでに結婚していて両親とは違う場所で暮らしていた。 父が亡くなった時点で、相続人は母、弟、ポン吉の3人ということになった。 ただ、父は相続税が発生するような財産は残していなかった。 だからポン吉は相続に関して何も手続きする必要はないと思っていた。 葬儀が終わってから後片付けがひと段落して、ポン吉が実家から自宅に戻ろうとした時に、 母が「あとは司法書士さんに頼んで、全部やっておくから」と言い出した。 ポン吉が「何を、全部やっておくのか」尋ねると、父母の持ち家の相続に関する手続きをしておくということだった。 司法書士といってもポン吉の幼なじみなのだが、それでも不動産の相続登記をまかせると数万円は支払うことになってしまうようだった。 ポ
人類が火星に行くというのは、SF映画や小説の話だと思っていた。 火星移住を実行 しかし、実際に火星移住計画というものを具体的に実現させようとしている人たちがいる。 ポン吉が聞いたことがあるのは、 マーズワンというオランダの団体とスペースX社を立ち上げたイーロン・マスクという人が火星移住計画を実現に向けて動き出しているそうだ。 マーズワンの計画では、 地球から火星へ行くロケットは、火星到着までしか使用できない。 つまり、火星から地球へ戻ってくることはできない、火星への片道切符方式だ。 火星に到着した人たちは、残りの人生を火星で過ごすことになる。 イーロン・マスクの計画では、 地球から火星に行くロケットは複数回利用することを考えている。 なので、火星から地球に戻る可能性を残している。 ただ、いずれの計画でも地球から火星に行くタイミングは、地球と火星が太陽の周りを回る公転軌道の関係から26ヶ月に
ポン吉だけかもしれないが、小学生の子供のいる家庭の専業主夫(主婦)は学校が夏休みの間は休む暇がないように思う。 夏休みになるとラジオ体操 ポン吉が子供の頃は夏休みの朝はラジオ体操から始まっていた。 なので、子供たちが小学生の頃はポン吉も一緒にラジオ体操に参加していた。 ラジオ体操は朝6時30分から始まる。 ポン吉が子供の頃は、朝起きてすぐに眠い目をこすりながらラジオ体操の会場に出向いていた。 しかし、起床後に空腹状態で運動するのは良くないと耳にしたので、ポン吉の子どもたちの時は軽い朝食を取ってからラジオ体操に行くようになった。 だから、小学校が夏休みに入ると、それまでは朝6時30分だった起床が5時30分になって、1時間も睡眠時間が短くなってしまう。 今はラジオ体操に参加する子も少なくなってきているように思う。 それでもポン吉の子どもたちは、その動機は不純かもしれないが最終日にもらえる記念品
ブックオフで古本が売れた 家にあった古本を奥さんとポン吉で整理した。 捨てるのがもったいないというか、本に申し訳ない気がしたので、2人で50冊ほどの本をブックオフに持って行った。 消費税の無い時代の古い本もあったので、たいした金額にはならなかったが、二人で昼ご飯につけ麺を食べれる程度の金額にはなった。 もともと捨てるつもりのものがリサイクルされて、なおかつポン吉と奥さんの昼ご飯代にまでなるということに少し感動しながら、つけ麺を美味しく頂いた。 ところが数日後にポン吉夫婦が古本をブックオフに持ち込んだのは大きな間違いだったと知らされた。 昭和時代のものはまんだらけに持って行くべきだった ホームステイに来ていたアメリカ人が日本のアニメのフィギュアを手に入れたいというので、まんだらけというお店に行ってみた。 ポン吉はそのお店に初めて訪れたのだが、そこにはフィギュアだけでなく本やカードやおもちゃま
ポン吉の家にホームステイしているアメリカ人は、ほとんど日本のことについて知らない。 それでも彼らは日本を楽しもうと一生懸命だ。 食事もほとんど日本食を選んでいる。 日本食と言っても、外国人からすればラーメンやカレーライスも日本食と認識しているようだ。 彼らは食事で苦戦しているのは料理の味や匂いではなく、食べ方だ。 やはりお箸は食べにくい? まず、お箸を使って食べることにはかなり苦戦している。 お箸は慣れれば、両手を使うナイフとフォークと違い、片手で料理をつまんだりできるので便利だが、外国人には難しいようだ。 また、器を持つ習慣がないようで、日本ではご飯のお茶碗や汁物の器を持って食べるのが普通だと教えてあげた。 すると器を手に取るのだが、持ち方が要領を得て無くて、熱々の汁物などの器はうまく持つことができない。 彼らと観光地などで外食して感じたのは、らーめん、うどん、そばなどの麺類のお店はフォ
8月5日でブログを開始してから5ヶ月が経過しました。 このひと月は専業主夫の立場が危うくなるほど忙しく動き回っていたので、ブログをチェックすることはほとんどできませんでした。 なのでほとんど更新できませんでしたが、それにもかかわらずポン吉のブログを覗きに来てくれた人たちには感謝しております。 以下の数値はもうすぐなくなる、はてなカウンターによるものです。 アクセス数 1月目 329 2月目 1952 3月目 2399 4月目 2644 5月目 2009 PVの値はそれほど変わり映えしないので、あまり気にしていない。 この結果を見て不思議に思うのは、こんなに少ないPVでもグーグルアドセンスの収益でおそらくはてなブログPROの費用は何とかなりそうだということだ。 一日にPVが10ない日もあるにもかかわらずだ。 そう考えると、 ポン吉のPVの何十倍、何百倍、いや何千倍のPV
いびきが凄い 親戚の家にお泊りする時、ポン吉の家族が同じ部屋で川の字になって就寝することがある。 すると次の朝、かならず子供たちは、 「お父さんのいびきがうるさくて眠れなかった!」 と苦情を言ってくる。 ひどい時は、自分のいびきで自分自身が目覚めることもあった。 いびきをかいて寝ていると浅い睡眠になってしまうので良くないと思い、いびき解消グッズをいくつか試したが、ポン吉にはどれもあまり効果があらわれなかった。 しかし、ある時ふと気づいたことがあった。 ポン吉がいびきをかくのは必ず仰向けに寝ている時で、横を向いて寝ている時は静かに眠れている。 そこで意識的に横向きに眠るようにした。 いびき解消 たいていの人は一晩で30回ほど寝返りをうつらしい。 今までポン吉は仰向けのままで寝ている時間が長く、普通の人よりも寝返りも少なかったので、いきなり横向きに寝始めるのは違和感があった。 しかし、慣れると
洗濯機の買い替え検討 ポン吉の家では、家族全員がお風呂に入り終わってから、風呂の残り湯を利用して洗濯している。 電気代も夜11時を過ぎると安くなるので、家計も助かる。 ただし、11時を過ぎてすぐに洗濯機を動かし始めると、12時くらいには洗濯が完了する。 しかしその頃には、ポン吉はすでに就寝してしまっている。 ポン吉の家では洗い終わった洗濯物は、天気が良ければ外に干すし、雨が降ってたりすれば浴室の乾燥機で乾かす。 洗濯機の乾燥機能は使わない。 そのため12時くらいに洗い終わっても、洗濯物は朝まで洗濯機の中に湿った状態で放置されることになる。 だからいつもは洗濯機のタイマー機能を使って、ポン吉の起床と共に洗濯物が洗い終わるようにセットしている。 しかし、最近このタイマーが機能しなくなってきている。 すでに購入から10年以上経っているので、洗濯機の買い替えを検討することになった。 ドラム式か縦型
セカンドライフ 年金の受給開始年齢が65才になってから、サラリーマンの定年退職も65才にする会社が増えてきたようだ。 65才まで元気でいられた人の平均余命はおおよそ20年ほどらしい。 つまり退職後のセカンドライフは20年はあるということ。 ポン吉の会社員時代の先輩で60才で定年退職して、すぐに同じ会社に再雇用してもらって65才まで働いた人がいる。 先輩は家庭菜園を趣味にしていた。 家庭菜園といっても、近所の農家さんの使っていない農地を借りてやる菜園だったので、かなり規模は大きかったと思う。 有機栽培にこだわっていたようで、夏に会社に野菜を持ってきてみんなに配っていたことがあった。 その先輩がセカンドライフに選んだのが田舎暮らしだった。 先輩は定年退職する前に奥様にセカンドライフとして田舎暮らしをしたいと話していた。 先輩の奥様はとてもきれいなご婦人で、どちらかというと都会的で社交的な感じの
梅雨らしい天気が続くけれど、明日から7月なので海開きになる海水浴場も多い。 澄んだ心でお寺へ 梅雨といえば紫陽花だろうとふと思いついたので、 わんこと少し遠めの散歩をして紫陽花がたくさん咲いているお寺に行ってみることにした。 ところが、目的地に着く前にポン吉のお腹が鳴り始めた。 ポン吉の腹時計は正確で、ちょうどお昼時だった。 もともとの予定は、お寺まで行って家に戻ってから少し遅めの昼食をとるつもりだった。 それにわんこを連れてるから、食事はできないだろうと思いながら歩いていると、見覚えのあるラーメン屋の看板が目に入ってきた。 しかしここで食事をしてお寺に行ってると帰るのが予定していたより遅くなるので、お寺は断念しなければいけない。 立ち止まっているポン吉をわんこは不思議そうに見つめていた。 ポン吉はラーメンか紫陽花か悩んだ。 煩悩には勝てない 悩んだのは一瞬だった。 こういう時の判断はなぜ
ホームステイ ポン吉の4人の子供たちは全員ホームステイを経験している。 みんな違う場所だが、それぞれホストファミリーにお世話になって、素晴らしい経験をさせてもらってきたようだ。 長男は少し変わったホームステイを経験している。 日本国内の里山のお家に滞在させていただいて、農業・林業・漁業をホームステイ中に体験させてもらうというもの。 食事も現地ならではの物もあるようで、 小魚の佃煮かと思ってよく見るとイナゴの佃煮だったとか、 見た目は気持ち悪かったけれど目をつむって食べると美味しかった蜂の子とか、 今まであまり知らなかった食文化を体験できたようだ。 異文化交流 そもそも同じ日本人ですら、見ず知らずの家庭に数日お世話になるというのは、それだけで十分に異文化交流だと思う。 それが外国から来る見ず知らずの人を迎え入れて2週間ほど一緒に暮らすというのは、とてつもない異文化交流に違いない。 そしてこの
長男から会食のお誘い ポン吉の長男はすでに社会人として働いていて、ポン吉たちとは一緒に住んでいない。 その長男から電話があった。 普段は電話ではなくてメールで連絡してくるのに、その日は何故か電話してきた。 休日に家族みんなで食事をしようと誘ってきた。 長男がボーナスをもらったのでポン吉夫婦と妹と弟にご馳走するというのだ。 今までポン吉も奥さんも長男から何かプレゼントをもらったりしたことがなかったので、ポン吉はとてもうれしくてすぐに奥さんに伝えた。 家族でご飯を食べるだけなのに 長男からの会食のお誘いに対して奥さんは、 「何か怪しくない?」 とポン吉に問いかけてきた。 ポン吉が奥さんの真意を理解できかねていると、 「もしかして彼女を紹介するとかだったりして!」 「もしかすると、結婚とか?」 「彼女のお腹には‥‥、」 とかいろいろと妄想のような推測をして喜んでいた。 初対面の会食には不向き 長
退社間際の呼び出し電話 懐かしい人を見かけたので、ふと昔のことを思い出した。 まだ携帯電話がそれほど普及していない頃、 ポン吉は友人と食事に行く約束をすっぽかしてしまうことがあった。 もちろん故意にそうした訳ではなかった。 泣く泣くのことだった。 夜7時くらいに友人と駅の改札口で待ち合わせの約束をしていたので、仕事を終えて会社を6時半くらいに出ようとすると、取引先からすぐに来てほしいと連絡がくることがよくあった。 もちろん取引先にすぐに向かうが、たいていはそこで1時間以上は打合せをすることになり、駅の改札口で待っている友人に連絡する手段がないので、結果として1時間ほど待たせ続けることになっていた。 そういうことがたびたびあったので、友人たちにはポン吉が約束の時間から10分以上経っても現れない時は行けなくなったと判断してもらうようにした。 ポン吉のプライベートタイムを台無しにしてしまう取引先
掃除機の故障 主夫だからという訳でもないが、我が家では掃除は主にポン吉がやっている。 購入してから5年ほど経った掃除機のモーターヘッドが回転しなくなった。 それでも吸引はしっかりと機能していたので、不具合を承知でなんとか使っていた。 ところがしばらくすると、手元のスイッチでオンオフができなくなった。 ポン吉の掃除機はダイソンというメーカーで、ダイソンの掃除機は手元のスイッチのほかに本体にもオンオフのスイッチがある。 だからそのスイッチで掃除機を動かすことができたので、これも不便ではあったがそのまま使用していた。 そんな頃、買い物ついでに立ち寄った家電量販店にダイソンの掃除機が展示されていた。 少し気になったので、手に取って見ていると、どこからともなく店員がやってきた。 店員はポン吉にダイソンの新製品の説明をしてくれた。 ポン吉がすでにダイソンの掃除機を持っていて使用しているが、不具合がある
知人の引っ越しの準備を手伝いに行った。 歴史のある古い家だったので、何か価値のある骨董品とかが出てくるのではと少し期待していた。 しかし、ポン吉がその家に入った時には、たいていの物は段ボールに詰め込まれていた。 ただ、手つかずのものが一つあった。 昔は年配の人の家ではよく見かけていたが、最近はあまり見かけなくなった。 大きくて黒光りして存在感のある仏壇だ。 手の込んだ細工がきれいに施されていて立派なものだということは、仏壇の知識に乏しいポン吉でもわかった。 仏壇の処分 仏壇は粗大ごみとして簡単に処分してはいけないらしい。 今までご先祖様の魂が仏壇に宿っていたので、処分する前にその魂を仏壇から抜かないといけない。 それを閉眼供養と言うそうだ。 ご先祖様の魂が抜かれた仏壇は、その段階で単なる入れ物になるので、処分可能ということになる。 その家にあった仏壇はすでに供養が済んでいた。 だから仏壇の
ホテル代わりに映画館 最近の映画館はほとんどが座席指定で上映ごとの入替制になっている。 しかし、ひと昔前までは座席指定がない映画館が多かった。 オールナイトでやっている映画館などは、終電を逃した人が朝までホテル代わりに利用していることもよくあった。 ポン吉もまだ会社員だった頃そういう利用をしたことがあった。 その日はついつい飲みすぎてしまい、終電を逃してしまった。 ただ他のみんなは帰宅可能な時間だったので、ポン吉は独りぼっちになった。 どこかホテルを探したが、終電後はどこも一杯だった。 しかたなく深夜喫茶を覗いたが、そこもポン吉と同じような客で一杯だった。 そこでオールナイトで上映している映画館があるのを思い出し、行ってみることにした。 オールナイトでブルース・リー その日はブルース・リー主演の映画が何本かオールナイトで上映されていた。 ポン吉は宿の代わりに映画館を利用するつもりだったので
突然のブルースクリーン 2日前にパソコンを起動したら、モニターに青い画面で「Recovery」と表示されてフリーズしてしまった。 ポン吉の家には、インターネットにつなげるパソコンがもう一台あったので、そちらでいろいろ調べてみたところ、 現状のフリーズしているパソコンの青い画面のことを 「ブルースクリーン」と呼ぶことが分かった。 ブルースクリーンが現れるのはパソコンにとって、壊滅的危機があることを示しているらしい。 ポン吉にはよくわからない専門用語ばかりが英語で書かれていて迂闊にキーボードを触るのは危ないことが素人でもわかった。 だからパソコンの製造メーカーのサポートセンターに連絡することにした。 まずは現状確認 サポートセンターの担当者によると、 ブルースクリーンが現れるのは、ウィンドウズかハードディスクに問題があるらしい。 担当者の指示に従って、 まず電源のオンオフを3回続けた。しかし事
ベジタリアンの食事 ポン吉が専業主夫になる前の会社員だった頃、仕事で知り合ったアメリカ人がベジタリアンだった。 ベジタリアンと言っても、日本ではそれほど食事に困ることはないらしい。 それに彼のベジタリアンとしてのルールはかなり緩かった。 牛乳やチーズなど乳製品は飲んだり食べたりするのはOKで、お酒も大丈夫だった。 だからポン吉と一緒にピザを食べながらワインを飲むこともできた。 彼には妻と小学生くらいの娘さんがいた。 自分たち夫婦の判断でベジタリアンになったのだから、その夫婦に食事に対する不満はないのだろうけれど、娘さんはそうではなかったように思う。 ある時、休日出勤していたポン吉が昼飯用に近くで買ってきたハンバーガーを頬張っていると、ベジタリアン夫婦が娘さんと一緒に会社にやってきた。 娘さんに会社を見せてあげるつもりだったようだ。 しかし、娘さんは休日のがらんとした人気のないオフィスよりも
学生の頃、 風呂無しアパートに一人で住んでいたポン吉のところに、友人たちがよく遊びに来ていた。 貧乏学生がお金を出し合って、1人では食べることが叶わない鍋や焼き肉を食べながら、酒を酌み交わしていた。 悪戯 酒も進んで夜も更けてくると、1人また1人と布団も敷かずにその場で寝てしまう者がでてくる。 そうやって宴の最中に寝てしまう者に、よくイタズラをするのが恒例だった。 寝ている者の顔を「泥棒」のように、マジックで口の周りを黒く塗ったり、 「おてもやん」のように頬を赤く塗ったりしていた。 たいていの場合は、イタズラされた本人が朝起きた時に気づくか、誰かが教えてあげるので問題はなかった。 ある日、ポン吉と東京君と長崎君(もちろん仮名)の3人で、いつものようにポン吉のアパートですき焼きを食べながらお酒を飲んでいたが、その日は明け方まで誰も眠ることはなかった。 そして始発が走るころに、長崎君がポン吉の
平野ノラをテレビで見てると、バブル景気を思い出す。 今ではありえないこともあって、不思議な時代だった。 当時、ポン吉はちょうど学生だった。 家賃が高い 土地転がしという言葉が象徴している通り、不動産価格は右肩上がりだった。 だから家賃はとにかく高かった。 都心から離れた駅から徒歩15分の1K風呂なし築数十年のアパートでも月3.5万円していた。 2年後に引っ越したところは、やはり都心から離れた駅から徒歩15分の1K風呂ありのアパートで、家賃は6.5万円だった。 学生もバブル 学生のイベントも派手だった。 年に何回か開催される大学のサークルの一大イベントはダンパだった。 ダンパとはダンスパーティーのことで、都心のディスコを貸し切って行われていた。 ポン吉は幽霊部員に近かったが、その時期が近づくと1枚5000円ほどするダンパのチケットを何枚か買わされていた。 ポン吉は主催者サイドなのでチケットは
子供がまだ小さい頃、一緒に湯船につかっている時に少し笑わせてやろうと思ってオナラをしたことがあった。 湯船の中を気泡が下からブクブクと湧き上がってくる。 小さい子供はそんなことでもよく笑う。 そして、小さい子供はなんでも真似をする。 ポン吉の子供も気泡をブクブクさせたがった。 においで分かりそうなもんだがブクブクの正体はオナラだと教えてあげた。 すると、笑いながらオナラをしようと頑張った。 子供の努力は実のある結果として湯船に出てきた。 それ以来、ポン吉の家では湯船でオナラは禁止となった。 シャワー中のオシッコは地球を守る オナラが禁止なのに、お風呂でオシッコすることを推奨している人たちがいる。 なかでも印象的だったのが、モデルのジゼル・ブンチェンが 「地球環境を守るために、シャワーの最中にオシッコをしましょう」 とみんなに呼び掛けていたことだ。 子供が聞くと喜んで実践しそうな話だ。 トイ
ポン吉の家では子供が小さい頃、よく銭湯に行っていた。 ポン吉は息子と男湯に、奥さんは娘と女湯に入って後で休憩所で合流するというパターンが多かった。 子供と銭湯に行くときには、家のお風呂と違いいろいろ気をつけることがある。 銭湯はいろんな人がいる ポン吉が男湯の脱衣場からお風呂場に子供を連れて入り、洗い場の空いたスペースを探していると、 「おとうさん、あの人、背中に落書きしてる!」 と息子がポン吉に言ってきた。 見ると、背中には青鬼が鮮やかに描かれていた。いや、彫られていた。 幸いに青鬼さんは洗髪中で息子の声は聞こえて無いようだった。 ポン吉は、息子が指差しながら見ていたので、慌てて息子の手を取って青鬼さんから遠い洗い場を探すことにした。 小さな子供は偏見なく人と接する、けがれなき眼をもっているようだ。 それが大人と違い良いところだと思うのだが、危険と背中合わせであることも事実である。 まさ
ポン吉は自分の物に関しては無頓着なので、滅多に自分用の買い物はしない。 しかし、持っていた財布に穴が開いて小銭が落ちるようになったので、さすがに買い替えることにした。 というか、奥さんに「そんな財布だから、お金が貯まらないの!」と叱られたので、なかば強制的に奥さんと一緒に買い物に出かけたというのが現実だ。 金運アップは財布から 普段身に着けている物の中で、最も金運を上昇させてくれるのが財布らしい。 だから財布は金運上昇メソッドに基づいて選ぶ必要がある、と奥さんが力説するので、 今回の財布購入は奥さんの指導のもとで行うことにした。 以下は、ポン吉の奥さんが話してくれた金運上昇メソッド。 もちろん諸説あり。 財布のかたち 財布は紙幣や硬貨を入れるものだが、硬貨はともかく紙幣は折り曲げて入れてはいけない。 だから、財布のかたちは2つ折りではなくて長財布が良い。 お札に長くいてもらうためにも大切な
やりたい仕事 子供の小学校の卒業式で卒業生たちが将来の夢を語っている中で、 「プロ野球選手になって、でっかい家に住みたい」とか 「サッカー選手になって、外車に乗りたい」とか 「医者になって金持ちになりたい」とか 具体的な職業を口にする子も多くいた。 さすがに「専業主婦(夫)になりたい」と言う子供はいなかった。 将来の夢の達成や成功の証としての経済的裕福さは、子供にとってわかりやすいのだろう。 野球選手やサッカー選手になって経済的成功を手に入れたいと思うのは、ポン吉も素直に受け入れられる。 しかし、医者になって経済的豊かさを求めようとする発言には少し抵抗を感じた。 でもそれはポン吉が医者に対して偏見を持っているからかもしれない。 医者とか警察官とか学校の先生は、お金に無頓着な職業だと勝手にイメージしている。 病院に行ってお医者さんに「いらっしゃいませ!」と言われたりすると、少し引いてしまうと
いつも何気なく使っているトイレットペーパーだが、ポン吉の家ではシングルタイプを購入している。 時々、古新聞の交換でダブルタイプのトイレットペーパーをいただくことはある。 ポン吉の家ではなぜかダブルタイプの方が使用期間が短いようだ。 おそらくシングルでもダブルでも使用する長さにあまり変わりがないから、1ロールの長さが短いダブルタイプはすぐに使い切ってしまうのだと思う。 だからポン吉は家計を預かる主夫として、同じ価格で売られているシングルとダブルなら、長持ちするシングルを選択している。 トイレットペーパーの主流 ポン吉の家とは違い、トイレットペーパー市場ではダブルタイプの方が多いようだ。 とくに環境を考慮して作られた再生紙利用のトイレットペーパーはダブルタイプのものが多いらしい。 たしかに古新聞と交換でもらえるのはダブルタイプだ。 タイプによっては注意が必要 シングルタイプのトイレットペーパー
会社員だった頃は、身だしなみに気を付けるようにしていたが、 専業主夫となってからは、あまり身なりを気にしなくなったように思う。 そもそも人に会う機会は、都会で働く会社員と、行動範囲が決まっている主夫とでは雲泥の差がある。 しかし、ポン吉はアラフィフの不審者に見られることだけは避けたいので最低限の身だしなみには気を配っている。 それでも先日、奥さんから「鼻毛が見えてるよ!」と指摘を受けてしまった。 鏡を見てチェックすると、鼻毛が伸びているだけでなく、黒い鼻毛の中に何本か白髪が混じっていたのでものすごく目立っていた。 頭髪もそうだけど、黒々とした毛の中に数本だけ白髪があるとすごく目立ってしまう。 いっそのこと、全部白くなれば目立たないのにと思ってしまう。 ポン吉は、ひげが濃くて伸びる勢いが強いせいか、朝ひげを剃っても夜には無精ひげのようになっている。 鼻毛も太くて濃いだけでなく普通の人より伸び
ブログを始めて1ヶ月が経過してから独自ドメインを取得し、はてなブログProに登録したので、グーグルアドセンスに申請チャレンジしてみました。 ちなみにポン吉は、未だにHTMLやCSSをまったく理解していない初心者です。 スマホも触ったことがありません。 申請の準備 アドセンスの承認はブログ初心者にとってハードルが高そうなので、いくつか準備はしました。 必須条件 以下の2点は必須です。 独自ドメイン取得 無料ブログでは不可なのではてなブログProに登録、またはレンタルサーバー(初心者のポン吉にはレンタルサーバーの運用管理は無理だと判断しました。) 初心者なりに実行したこと 以下の2点は見よう見まねで作成しました。 お問い合わせフォームの設置 プライバシーポリシーの明記 よく言われていることの真偽は無視 以下の4点に関しては、アドセンス承認の条件としていろいろ言われてますが、すでにブログ開始から
お題「プレゼント」 初めて招待された誕生日会 ポン吉が初めてお誕生日会に招待されたのは、小学校の低学年の頃だった。 初めての誕生日会とはいえ、いつも遊んでいる友達の家に行くのだからポン吉はあまりよく考えずに出席した。 それに当時、両親は共働きでポン吉は「鍵っ子」だったので、いちいち友達の家に行くのに親に話すことはしなかった。 だから、誰からもアドバイスを受けることもなかった。 友達にあげるプレゼントは茶封筒に入れて持って行った。 中身は、ポン吉が手に入れた「プロ野球カード」のお気に入りの1枚だった。 「王選手の1本足打法」が写っている貴重な1枚だった。 ポン吉がそのカードを学校のクラスのみんなに自慢していると、 友達が「いいなあ」と言っていたのを覚えていたのでプレゼントに選んだのだ。 しかし、招待されていた他のみんなの持ち物は少し違った。 みんなきれいな包装紙でラッピングされたプレゼントを
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