竹中工務店(社長:宮下正裕)は、「(仮称)吹田市立スタジアム」において、大規模スタジアムとしては日本初となる屋根免震構造を採用し、同社が開発した3Dトラス構造を適用した屋根構造の鉄骨建方工事を完了しました。 本スタジアムは、収容人数40,000人の西日本最大となるサッカー専用スタジアムで、すべての観客席を覆う約23,000m2の屋根が設置されます。この屋根架構に対して、屋根免震構造と3Dトラス構造を適用することによって、軽量で安全性の高い屋根が実現できました。また、スタンド構造においては、構造体のスリム化によって平面計画の自由度を高めることもでき、屋根構造体のシンプル化とともに、全体工期の短縮とコスト削減につながっています。