心因性発熱かもしれないと疑って受診する時の注意点について説明します。最初は内科あるいは小児科で診てもらい、そこから心療内科を紹介してもらうとよいでしょう。受診の際は1週間分の体温の記録があると、診断の助けになります。 監修:岡孝和(国際医療福祉大学 医学部心療内科学主任教授) 目次 1自己判断は禁物。まずは内科(小児科)を受診しましょう 2体温表をつけて受診するとよい 自己判断は禁物。まずは内科(小児科)を受診しましょう 心療内科を紹介してもらいましょう ストレス性の高体温に対し、自己判断は禁物です。自分で勝手に「ストレス性だ」と思っても、じつは体のどこかに悪い場所(器質的疾患)が隠れているかもしれません。 まず、内科(子どもの場合は小児科)でしっかり熱の原因を調べることが不可欠です。器質的疾患がみつからず心因性発熱が疑われる場合は、検査を受けた病院から心療内科に紹介してもらうという流れに