パリ五輪の柔道男子73キロ級準々決勝で橋本壮市(32=パーク24)がガバ(フランス)に微妙な判定で敗れ、今大会で相次ぐ日本勢不利の判定問題に国際連盟からの〝脱退論〟が沸騰している。 橋本は延長戦にもつれた末に、3度の指導で反則負けとなった。しかしこの判定を巡っては、審判からの橋本に対する指導が微妙な判断で議論が勃発。今大会では男子60キロ級準々決勝で永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)が「待て」の後に絞め落とされて一本負けして大騒動になるなど、日本勢に不利な判定が続発している。 〝日本包囲網〟とも言える状況に、ファンからは国際柔道連盟(IJF)の意義を疑問視する声が続出。SNS上では「もう全柔連は、国際柔道連盟から脱退し、新たに日本柔道を軸とした国際組織を立ち上げた方が良い」「空手道も柔道も国際的に普及してから外国人に有利なポイント制のスポーツとなり『本来の武道』ではなくなってしまった。武