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ノーベル賞
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高橋 グラフィックデザインには、情報を視覚化して伝えるという役割があります。これまでにさまざまなジャンルで仕事をしてきましたが、20代の終わりに、「目が見えない人たちにはこれって通用しないよね」と思うようになりました。 というのも、私自身、左目の視力がほとんどないんです。幼少期に頭をぶつけたか何かで、小学生の時に網膜剥離が発覚しました。白内障を併発していたため、手術をして今は眼内レンズが入っています。 片目の生活は長いので慣れましたよ。でも自分の仕事をふりかえった時に、視覚伝達を扱っているのに目の見えない人たちには通用しないものをつくっている、という現実とのギャップに罪悪感のようなものを感じてきて。「目が見えない人のためには何ができるだろう」と、自分の中で課題になっていきました。 高橋 まず、点訳(※)の講習会に通い始めました。目が見えない人は点字を使うはずだから、何かの足掛かりになるかも
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