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無料記事 “Jリーグ30年 中堅クラブの挑戦@日本記者クラブ”「野球場建設は反対が少ないがサッカースタジアム建設は反対が多い」【主夫の部屋】 Jリーグ30年目の年である2023年の6月23日(金曜日)に日本記者クラブ(東京都千代田区)で行われたJクラブの社長経験者による鼎談。3人のゲストはヴァンフォーレ甲府元社長で昨季限りで全ての役職を退き、今季からはボランティアとしてクラブを支える立場に回った海野一幸さん(ヴァンフォーレ甲府元社長)、湘南ベルマーレ代表取締役会長の眞壁潔さん、ファジアーノ岡山オーナーの木村正明さんの3人。地方クラブ躍進の先駆けといえば2005年に約6億7千万円の予算規模でJ1初昇格(大木武監督/現・熊本監督)を決めた甲府の社長だった海野さんの名前を挙げる人が多いだろう。剛腕でもあり、アイデアマンでもあり、勘所のいい経営者でもあり、”地方の小クラブでもやれる”という道を切り
今季はボランチ・2セット4枚の主軸として考えられていたが、脳震盪の影響で離脱する期間が長くなってしまった野澤英之(中央)。吉田達磨監督(左)は「脳震盪の離脱から復活したらすぐに使ったのはヒデ(英之)に対する評価が高かったから。頭がいいし、クール。ブラジル人が無茶苦茶好きなタイプの選手」と話す。 ーー今日、野澤英之選手の引退がクラブから発表されました。今季、脳震盪の後遺症で苦しんでいることは知っていましたが引退を決断したのはいつですか? 夏頃から気持ちは固まっていました。脳震盪を何回もやって”次やったらダメ”と思っていました。そのタイミング(5月12日の練習中に予期しないタイミングで側頭部にボールが強く当たり脳震盪を起こす)で、親と妻には話しました。ただ、この状態のまま引退をしたくなくて、一旦はちゃんと復帰をしたかった。引退をいろいろな人に報告したのは2週間前です。 ーー最初に脳震盪になった
19日に行われたG大阪戦の試合中の行動により、谷口彰悟が批判されるということがあった。 65分の倉田秋の得点のシーン。頭を強打して意識をなくした倉田を、谷口が無理やり引き起こしたのではないかとSNSなどを中心に騒ぎになっていた。この件について谷口本人に話が聞けた。 「オレなんか色々と叩かれているみたいで、なんでそこまで言われるのか映像をちょっと見直したんですが、そしたら確かにあのアングルだとオレが無理やり起こしてるように見えるなと」 ただ、谷口は引き起こすつもりはなく、体を横向にしたかったのだという。 「倒れてる状態で突っ伏してて、舌が気道を塞ぐことは多分ないだろうなと。うつ伏せだったから。でも、首が危なそうだから、横向きにしてあげたかったんです。首の方向に肩を上げてあげたかった(右手で倉田選手の右肩を引き起こしたかった)んです」 ところがそこで倉田が意識を戻したという。 「そしたらシュウ
守田英正が道路交通法違反(携帯電話使用等)と運転免許証失効状態で運転を行っていたとのクラブからのリリースが6月19日にあったが、この件について守田に話を聞けた。 また強化部の庄子春男GM、竹内弘明強化部長のお二人も取材に応じてくれた。 ■状況 守田は今回の件について、まず次のように反省。 「サッカー選手の前に一社会人としてあるまじきことでした。この件について、クラブもそうですし、自分に関わる全てのみなさんに、サッカー界もそうですし、本当に迷惑をかけてしまったことについては申し訳なく思っています。 うっかりということでしたが、やってはならないことなので、そこは反省しています」 検挙の状況は以下のとおり。 まず、道路交通法違反(携帯電話使用等)については、停車中に操作していたスマホを、車が動き出したあとも操作し続けていたとのこと。 「携帯も法律でダメですし、それをやってしまったので。それを含め
※公開後、24時間ほど無料公開します(6月21日20時ごろまで)。 ワールドカップロシア大会が開幕しているが、今回の大会について中村憲剛に18日に話を聞かせてもらった。興味深い内容だったので、その一部を紹介したい。 ■大会の傾向 「ここまで見てくる中で傾向が出てきましたね」と中村憲剛。 大島僚太が招集された2018年ワールドカップロシア大会についてだ。 「圧倒的なスーパースターがいるチームの戦い方を見るに…、中堅国のここまでの戦い方というのは、例えばイタリアやオランダが欧州予選で敗退してしまった理由が少しわかった気がします。 初戦に向けてのコンディションの持って行き方、考え方の違いは各国それぞれあると思います。やはり強豪国はもう少し先を見据えてここ(初戦)にピークを持ってきてコンディションは作っていないでしょう。強豪国と当たるチームは先のことも考えないといけないけれど、まずここにピークに近
大杉漣さんの訃報に際して、岸田一宏社長、岩尾憲キャプテンのコメント 2018年02月22日 17時00分 カテゴリ: news • 無料記事 今回の突然の悲しいお知らせに、大杉漣さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。 本日、取材に応じた徳島ヴォルティス岸田一宏社長と岩尾憲キャプテンのコメントをご紹介させていただきます。 ○岸田一宏社長 Q:大杉さんが亡くなられたことについてどのように受け止めているか? 突然の悲しいお知らせに、とても悲しい気持ちと、残念な気持ちでいっぱいです。徳島ヴォルティスを熱心に応援いただき本当に感謝しております。 Q:大杉さんとヴォルティスは生前どのような交流があったのか? 地元徳島のクラブとしていつも応援をいただいておりました。 Q大杉さんはヴォルティスにとってどのような存在だったか? 徳島ヴォルティスを応援していただいて、サッカーを愛していただいて。そして、徳島
【赤鯱短信】守護神が力不足を感じた日々。楢崎正剛にとってのJ2リーグ。 2017年11月19日 8時00分 カテゴリ: コラム • 赤鯱短信 タグ : 楢崎正剛 名古屋グランパスにとって初めてのJ2リーグが42節の全日程を終了する。3位か4位での昇格プレーオフを戦うチームにはどこか“最終節”という感覚が薄い部分もあるが、とにもかくにもレギュラーシーズンは終わる。8ヵ月は長いようであっという間でもあり、しかし開幕の頃が遠い昔のように思えるほどの期間でもあった。チームを一から作りつつ、J1昇格を勝ち取らんとする日々の中で起用された選手は実に31人。その歩みが一筋縄ではいかなかったことは、こうした数字からでもすぐに読み取れるものだ。不動の存在、欠かせぬ主力といえば40試合出場の宮原和也やそれに次ぐ出場数を稼ぐ和泉竜司や田口泰士ぐらいで、本当に今季は試合ごとに様々な選手たちの顔を見た。 では、楢崎
4月25日のACL水原戦において旭日旗が掲出された件について、5月4日にAFCから処分が発表された。水原側の主張を受け入れたと思われるAFCは、フロンターレに対し1試合の無観客試合とそれに対する1年間の執行猶予に加え、15000USドルの罰金を課すと発表した。 THREE CLUBS FOUND GUILTY OF DISCRIMINATION AND SPECTATOR MISCONDUCT http://www.the-afc.com/media-releases/three-clubs-found-guilty-of-discrimination-and-spectator-misconduct この件について4日に藁科義弘社長が記者対応を行った。今回の件については5月1日に自らAFCに赴き、意見表明してきた藁科社長のスタンスは変わらず。旭日旗に「政治的、差別的」な意味はないとしてお
昨年のオープン時は各方面から絶賛を受けた市立吹田スタジアムは、確かにサッカースタジアムとしてのボテンシャルは高い。4方向すべてのスタンドに屋根がつき、2つの電光掲示板の存在。何よりもスタンドとピッチの近さは、塩谷司をして「サポーターの顔が見える」と言わしめる。コンコースの広さ、ゲームの見やすさ、LED照明を使った明るさも含め、スタジアムの未来像を構築すると言ってもいい。 ただ、アクセスの件では、なかなかに厳しいスタジアムでもある。 この日はSIGMACLUBの発送日。いつもなら夕方までかかる発送作業だが、それではとてもじゃないがキックオフに問に合わない。どうしようか。もう、人海戦術しかない。知り合いの人、2人にお手伝いをお願いし、印刷会社にも、いつもより早く納品して頂いた。 「ああ、僕らはたくさんの人々に支えられている」 そんな実感を胸に、かなり早く発送を終え、大阪へと出発することができた
東京Vとの練習試合後、中村憲剛がJ2マニアであることを告白した。 話は、練習試合での東京Vの戦い方が特徴的だったところに遡る。先制したフロンターレに対し、東京Vの選手があまり奪いに来なかったのだ。 「1点取ったあと、出てこない。思わず一回止まってしまったからね(笑)。『来ないの?』って。そしたら慌ててきた。そういうのは面白かったですね。監督で変わるものだなと思いました」 その東京Vは、守備に重点を置いたチーム作りを進め、結果が出つつあるところ。25日に行われた岐阜戦を見ていた憲剛は東京Vの守備的な戦いについて「昨日の試合(岐阜戦)もそうだしね」と話す。話は、この東京V戦に敗れた岐阜の戦いに言及しつつJ2論に展開していく。 「(東京V戦の)岐阜はね、おもしろい。やっぱり大木(武=監督)さんだなと。ああやって仕上げられるのはすごい」と絶賛。実際にこの東京V戦の岐阜は局面で細かいパスを繋ぎ、次々
飯尾「カメラマンの近藤篤さんが魅力的な写真をたくさん撮ってくださって。目次も、今まで見たことがないようなかっこいいデザインで、憲剛の色んな面が引き出されてるんじゃないかと思います」 江藤「川崎フロンターレは今年20周年ですし、背番号14の中村憲剛も、今年プロ14年目。いいタイミングでの発売になりましたね」 飯尾「結果的に、タイミングはよくなりましたけど、紆余曲折はありました」 江藤「そのあたり、じっくり伺っていきましょう」 飯尾「もともとは、2010年の南アフリカ・ワールドカップで彼が大きな悔いを残している、その悔いを2014年のブラジル大会で晴らしたいから、その4年間の軌跡を書いてくれないか、って」 江藤「大きな悔いというのは?」 飯尾「彼が南アフリカで唯一、交代出場したパラグアイ戦で、ビッグチャンスをモノにできなかったこと。具体的には、本田圭佑のFKに触れなかったことと、玉田圭司のクロ
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