サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
yanagiyashujin.hatenablog.com
小三の娘に「何か面白い映画とかドラマない~?」と言われ、『踊る大捜査線』のドラマを観せたら、見事にハマッてしまいました。スペシャルドラマ2本と映画まで完走し、「室井さん大好き♡」と騒いでいる。前からちょっとシブ好みで・・・仲良しの友達の間で何かが流行っていても、あまり影響されることもなく、今はシャーロック・ホームズに夢中で図書館に通っているし。流行っているものって、例えば『鬼滅の刃』ね。すごいの、小学生の鬼滅への熱狂っぷり。 『踊る・・・』は私も久々に観たら、やっぱりすごく面白かったので、『踊る大捜査線 THE MOVIE』の感想でも書いてみよかー、と思いました。 ◇それで、ふと思い出した 『踊る大捜査線』のドラマがやっていた頃、私は大学生で。家庭の事情により私大の二年生の時から、学費は奨学金、交通費始め雑費はバイト代で賄わなければならず、バイトを掛け持ちするハードな毎日を送っていた。 読
先日、親友のリエコを「ランボーの新作が始まったら観にいこ」と誘いました。当たり前だと思って。ランボーの新作が始まったら映画館に行くのは、もう空気を吸うくらい自然なことだと思って。でもリエコは「私、一作も観たことないもん」と言う。優しい私は「大丈夫!私が最初から、手取り足取り導いてあげるわ」と提案しました。 そうしたらホラ、ランボーごっこができるじゃない?仕事や家事が終わるたび、「なにも終わっちゃいません、なにも!」って叫んだり。もしリエコがラーメン屋のパートをクビになったら、「ここには駐車場係の仕事すらないんだ!」って嘆くとかさ。 わたしたち、そんな遊びを繰り返してきたじゃない。 ところが、リエコのやつ何て言ったと思います?「スタローン、今は油が抜けたからまだ観られるけど、若い頃って、病気でさっぱりしたものが食べたいときに目の前に突きつけられる脂ましましのとんこつラーメンって感じだからムリ
ひどい風邪を引きました。幸い会社が、社員たちのしつこい「在宅、在宅制度を導入せい!」の声を受けて試験期間を開始、週二回までテレワークOKだったので助かった。 私は見栄っ張りで、社内で「今、忙しいですか?」と相談事を持ちかけられたとき、よくいるでしょ、「今ムリ!後にして」とか「いつでも忙しいけど・・・なに」と忙しいアピールするヤツ、それが嫌いなんですよ。だから「うわああ。今ムリ」と内心では思っても、「大丈夫だよ」と言うようにしてるんです。 この見栄のせいで後で「さっきまで何やってたっけ」と白目になるわけだけど。 在宅勤務だとそれがない。客からもウチの営業からも電話が掛かって来ない(ウチの営業、電話かけてきすぎ)。何より、通勤がないことの素晴らしさよ!しかも時間差出勤も利用してるから、17時には自宅でフリーですからね。イヤ、モンスターが二匹いて、全然フリーじゃないけど。 さて。唐突ですが、私は
監督:ドリス・ドゥリー キャスト:アルバ・ロルバケル、ビンツェンツ・キーファー/2012年 皆様、掃除はこれからですか。 最近、面白いことが二つありました。 娘は、NHKの『にほんごであそぼ』がお気に入りで、「汚れっちまった悲しみに・・・」などと口ずさんでいるので、「すごいねえ」と言いました。すると、姉が褒められれば同等の扱いを受けずには気が済まない弟が(逆もまた然りだが)、割り込んできて足を組み、私を見ながら気取った様子で歌い始めました。 コガネムシは~、金持ちだ~♪ 金蔵建~てた蔵建てた~♪ うん・・・。なんだろね、キミって面白いよ。 その後、これをバカにした姉との間で戦争が勃発。息子の膝が娘の唇にクリーンヒットして流血事件に発展しました。息子に比べれば遥かに信頼のおける強く優しい系女子な娘ですが、これも結構な調子乗りで、ふざけすぎて乳歯のころ前歯を折ったことがあります。 もう一つは、
皆さん、こんにゃちは。 表題の通りです。お友達のブロガーが、こぞってテンテン言い始めたので、私もやりたい。ただ、沢山の中から限られた件数を選ぶのが苦手です。そこで、製作や公開年に関わらず今年観た映画のベストを考えてみました。 ちなみに、友人のS氏が毎年、頼んでもないのに「オレのベスト10」を送ってくるので、「今年は?」と訊いたら、「今年のベストの発表は31日に決まってるだろ」と言われました。まあ、そうね、暫定ね。 本日はリトル・ヤナギヤと共に、ゆるっとお送りします。長いです。 ◇10位から1位 第10位 『アナと雪の女王2』(2019) 2019年製作/103分/アメリカ 監督:クリス・バック ジェニファー・リー リトル・ヤナギヤ「この映画、子供たちと観に行ってたわね。席についた途端、子供じゃなくてあなたがポップコーンをぶちまけたのよね」 やなぎや「まあ、そうです。」 リトル・ヤナギヤ「『
監督:佐藤信介 キャスト:山崎賢人、吉沢亮、長澤まさみ/2019年 新作で『小さな恋のうた』と『キングダム』を借りました。『小さな恋のうた』は、私には合いませんでしたが、『キングダム』は、面白かった! ※超、最低ラインで褒めてます。 土台、無理だわな、あんな長いドラマを二時間ちょいにまとめるのは。映画版『レディージョーカー』(2004)や『64 ロクヨン』(2016)に深みが全くなかったのと一緒だな。そうなると、キャラクターとアクションとビジュアルを「楽しめるか否か」に視点が集約されてしまうのはやむを得ず、そういう意味では「楽しめました」と軽い感想を吐くしかない。 こんなこと書いたら、「『キングダム』面白いよ!」と言ってくれたikukoさんやコンマさんに悪いわぁ。遠慮なく書くけど。 ◇あらすじ 紀元前245年、春秋戦国時代の秦国。孤児の少年・信と漂は天下の大将軍になることを夢見て、日々剣術
大学を卒業して映画字幕のお勉強をしていた頃、ちょっと変なバイトをしてました。 詳細は省くけど、特殊なお仕事内容ゆえに妙に芸術肌の人が多かった。小説家や脚本家を目指す人、インディーズのバンドマンなど。 その中に、おちあいさんという漫画家を目指している人がいて。他の男は全員、金もないくせに女グセが悪かったり自己評価が山のように高い鼻につくヤツばかりの中、おちあいさんは服装はド派手だったが性格はそう奇天烈でなく、どちらかというと真面目な面白い人だった。今もこのブログ読んでるかもしれない。えっへ、おちあいさんメンゴ。 大阪だか京都だかの美大卒だったおちあいさんは、絵だけでなく小説や映画にも詳しく、よく良い映画を教えてもらいました。いくつか勧められた中には、今でも観返すものがあります。タランティーノの映画、『リトル・ヴォイス』(1998)、『不滅の恋』(1994)など。今回は『不滅の恋』について書こ
監督:下山天 キャスト:仲間由紀恵、オダギリジョー/2005年 少し前のこと、うちの会社の営業担当(※三十歳すぎのチャラ男、サイコパスぎみ)が帰社するなり、「クリステルと小泉が結婚しましたね」と言ってきました。その瞬間は何のことやら分からなかった。仮にも営業なら、いっぱつで伝わるように話して欲しい。 「滝クリってババアだったんすね」というので「私、同い年なんだけど」憮然とすると、「まあ、仕方ないっすよね」と口笛を吹いて歩いていきました。おいコラ。 だいたいね、20歳そこそこならともかく、それなりの年齢の男が40代の女を「ババア」としか言えないなんて、それはもう良い女性経験を積んでこなかったのねって話なわけ、わかるぅ~? 今の滝川クリステル、初めてテレビに出てきた頃よりもずっと年齢相応の美しさで輝いているじゃないですか。そんなこともわからないとは、どうかしてるぜ。 本日は「どうかしてるぜ」を
監督:井筒和幸 キャスト:塩谷瞬、高岡蒼佑、沢尻エリカ/2004年 ◇あらすじ 敵対する朝鮮高校に親善サッカー試合を申し込みに行くよう、担任に言われた府立東高校2年生の康介(塩谷瞬)は、そこでフルートを吹く女子高生キョンジャ(沢尻エリカ)に出会い、一目惚れする。ところが、彼女は朝高の番長アンソン(高岡蒼佑)の妹だった。(映画.com) 井筒監督って・・・最近なにしてるんでしょうね?昔、『パッチギ!』公開の少し前辺りに、井筒監督が話題映画を自腹で鑑賞して評論する『こち虎自腹じゃ』っていう深夜のバラエティコーナーがあったんです。毒舌が面白くて、よく観ていたなあ。それから、『モンスター』(2003)で役作りのために激太りしたシャーリーズ・セロンを、日本のマスコミが「これぞ女優魂!」と持ち上げる中、「役者なんだから当たり前」と冷ややかに斬っていたのが印象的でした。 さて、本日は、学生運動にベトナム
監督:ハラルド・ズワルト キャスト:トーマス・グルスタッド 、ジョナサン・リース=マイヤーズ/2017年 皆様は漫画や本を、巻ごとに本棚に並べる?私は気にならないんです。そりゃ引っ越した時に作者や本の大きさで、ざっとはまとめました。けど、漫画を一巻から順に並べていく、そんな必要性を感じなくて。 先日、『マークスの山』のドラマを観た後、夫が高村薫の原作を読もうと本棚を探していて(高村薫は私の大好きな作家なので私のテリトリーにある)「上巻はあるけど下巻がない・・・」と言う。結果、斜め右下の棚にあったのですが、上下巻が並んでいないのが理解できないというのです。ヘンな人ですよねえ?それに、上巻を読んでから考えればよくない、下巻のことは。 またあるとき、「ねえ、『動物のお医者さん』って2巻で終わり?んなことないよね?」というの。よく探しなさいよ、そのずーっと右側に3巻あるじゃないの。それもモヤモヤす
監督:デビッド・O・ラッセル キャスト:ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンス、ロバート・デ・ニーロ/2012年 10年ほど前、フレディというウェールズ人の青年に英語を習っていました。かなり繊細というか偏屈な人でした。ある日、焼き鳥屋に行こうとなったんだけど「日本の鶏はぎゅうぎゅう詰めで飼育されてストレスの塊だろ。そんな気の毒な鳥の肉は食べられない」とか「タコを尊敬しているから、絶対に食べない」とか。またある時「君は歩きながら物を食べる?」と訊かれ、「行儀悪いからしない」と答えると、「僕は時間短縮のためにそうしているのに、日本に来てからマナーが悪いと非難される!」いきなり怒られました。 フレディはサッカー誕生の地で育ちながら、サッカーを嫌い、ラグビーをこよなく愛する男でした。曰く「サッカーのサポーターは全員ヤクザ。ラグビーは敵味方が入り混じって応援しても友好的、紳士のスポーツだよ
監督:フェデ・アルバレス キャスト:ジェーン・レヴィ、ディラン・ミネット、スティーブン・ラング/2016年 ◇あらすじ 街を出るための資金が必要なロッキー(ジェーン・レヴィ)は、恋人のマニー(ダニエル・ゾヴァット)と友人のアレックス(ディラン・ミネット)とともに、大金を隠し持っていると噂される盲目の老人(スティーヴン・ラング)の家に強盗に入る。しかし、その老人は目が見えないかわりに、どんな音も聴き逃さない超人的な聴覚をもち、さらには想像を絶する異常な本性を隠し持つ人物だった。暗闇に包まれた家の中で追い詰められたロッキーたちは、地下室にたどり着くが、そこで恐るべき光景を目の当たりにする。(映画.com) おはようございます。皆さまは、「ベートーベン」派ですか、それとも「ベトベーン」派ですか? 小学二年生の娘が音楽の授業でベートーベンの名を知ったらしく、「あのね、ベトベーンてね」と弟に話してま
監督:ジャン=ステファーヌ・ソベール キャスト:ジョー・コール、ポンチャノック・マブラン、ビタヤ・パンスリンガム/2017年 先日、雨上がりの道を歩いていたら、水溜まりがあったので子供たちに避けるよう注意しました。言わないと弟の方がわざと突っ込むからです。しかし慌てすぎて「水溜まりあるよ」というところ、「みずっ、ぶっ、たりま」と言ってしまいました。そこから二日経った今も、子供たちが「みずぶったりま~♪」「あ、みずぶったりまだっ」とまとわりつきながら囃してきます。 突然ですが私、昔からコウメ太夫が好きで。 あまりに子らが水溜まりの件をからかってくるんで、顔にパックをした状態で「チャカチャンチャ~、チャカチャンチャ♪」と踊り出て、「みずぶったりま かと思ったら~ 水溜まりーでーした~♪ ア チクショーー!!」と追いかけ回してやりました。そうしたら、大ウケしてしまい・・・毎日やらされてます・・・
監督:アンディ&ラリー・ウォシャウスキー(現リリー&ラナ・ウォシャウスキー) キャスト:ジェニファー・ティリー、ジーナ・ガーション、ジョー・パントリアーノ/1996年 親友のリエコが面白い漫画や本を発掘しては貸してくれます。先日「すごく面白いんだけどBL色があってもいい?」と『10DANCE』という漫画を渡されました。確かに3巻だか4巻だかで、これまで精神的なものだったエロが物理的なことに発展してました。 漫画を返した後にメールが来て、「あの漫画、私のクローゼットの右下に包んで隠してあるから。私が死ぬとき君への形見分けだって言って死ぬから、処分して・・・」と。分かったよ。ダンナにバレてまずいものは全部クローゼット右下に置いておいてね。でも形見分けは、君が独身時代に車買えるくらいの値段をつぎ込んだジュエリー類がいいです。 そんなわけで、本日は女同士の淫靡な企みの映画『バウンド』をご紹介します
監督:呉美保 キャスト:高良健吾、尾野真千子、池脇千鶴/2015年 こんにちは。悪童伝説絶賛更新中の息子に悩んでます。昨日、朝食中にふと目を離したら、ピザトーストからチーズとサラミを引っぺがしてモグモグしていました。ジャムじゃなかったから油断したわ・・・(ジャムだけベロベロ食べるので要注意)。で、昼食中に、ふと目を離したら、冷やし中華の具だけ全部食べていました。普通に注意しても「え、気付かなかった・・・。愛してるよ」みたいに返してくるだけなので、叱るにもひねりがいるというね。 ところで、二年生の娘の担任が、大学を卒業したばかりの二十二歳なんです。 先日保護者会に行きましたが、それはもう想像を絶する若さでした。緊張のあまり汗だくになっちゃって、「本日はお暑い中お越し頂きありがとうございます」から始まり(4月の爽やかな日)、「生徒や周囲の先生方に助けられ」を連発。 一所懸命は一所懸命なんですよ
監督:ダーレン・アロノフスキー キャスト:ミッキー・ローク、マリサ・トメイ/2008年 Twitterでよく見かける「飲み会行くのやめました」「子育てをナメてました(やってみたらとても大変でした)」などのイクメン系ツイートが死ぬほど苦手です。 「ぼくは要領が悪くて融通も利きません」って公言しているようなものなのに・・・。コメント欄でさぞかし「飲みくらい行け、ヘタレが」「おむつ替えを一大事業にすんな」と怒られているのだろうなと思いきや、「素敵です!」って持ち上げられていました。ワオ。 奥さんからは案外と「ちょろちょろすんな」と思われていると思う。思われているにチュッパチャップス一本を賭ける。 本日は、イクメンとは正反対の男の映画『レスラー』です。 ラム・ジャム!ラム・ジャム! ◇あらすじ 人気レスラーだったランディも、今ではスーパーでアルバイトをしながらかろうじてプロレスを続けている。そんな
監督:マイケル・グレイシー キャスト:ヒュー・ジャックマン、ミシェル・ウィリアムズ、ザック・エフロン/2017年 四歳の息子は赤ちゃんの頃から「面白い」のツボを押さえており、様々な場で愛想を振りまき笑いを取ってきました。しかし現在、その面白さが毒気を含んだものに変わりつつあるのです・・・。世間の四歳児のブームは「ウ○コ」だと思いますが、息子のブームは「ブタみたいだね。」です。 普段使いは当然のこと、先日は私の顔を両手で挟み、「お母さんカワイイね・・・お花のお顔だよ」と言うので「ありがとう~」と喜んだら、「でも耳はブタみたいだけどね」(ゲラゲラゲラゲラ)。 ちょっと・・・。保育園ではどういう教育をしているの? またいかにも下の子らしく自由で。例えばグミやらマーブルチョコなどのお菓子を与え、「半分食べていいよ」と言ったとします。娘は守るんですね、褒められたいから。しかし息子は瞬時にガガガーッ!
監督:エリック・ラルティゴ キャスト:ルアンヌ・エメラ、エリック・エルモスニーノ/2014年 席で仕事してると、なんやかんやと邪魔が入るので、リフレッシュスペースで仕事してたのに、今度は仲のいい同僚が「ねえ、この紅茶の匂い嗅いで~。大好き、この香り~」などとティーパックを鼻先に突き付けてくる。いい気なものね。 今日は間に超無駄話が入っているので、さっさと映画のご紹介に入ります。 ◇あらすじ フランスの田舎町で酪農を営むベリエ家は、高校生のポーラ(ルアンヌ・エメラ)以外の全員が聴覚に障害を持つ。家族の手伝いに追われ、好きな男子に声も掛けられない高校生活を送っていたポーラだが、音楽教師のファビアン・トマソン(エリック・エルモスニーノ)に歌の才能を見出される。だが、耳の聞こえない家族から理解は得られず・・・。 イケてない高校生活、男子生徒へ憧れと失望。身につまされるわ。 意志の伝達手段が手話のみ
監督:キャサリン・ハードウィック キャスト:クリステン・スチュワート 、ロバート・パティンソン/2008年 『トワイライト』(Twilight): ステファニー・メイヤー著のティーン向け小説シリーズ。雨と霧の町、アメリカワシントン州フォークスへ引っ越してきた少女ベラと、そこで彼女が出会った完璧な容姿を持つヴァンパイア・エドワードとの許されない恋を描く。(Wikipedia) 私たちの世代では小中学校時代、本好きの女の子は「ティーンズ小説」の道を通ったものです。多くは数年で卒業しますが、抜け出せない子はそのまま男子に大いなる幻想を抱くか、オタクの道へ進んだりします。 高校生のとき、同じクラスに松井さんというティーンズ小説大好き&漫画オタクがいて、クラスのヒエラルキーなどどこ吹く風、授業中にせっせと自作の漫画を描いていました。 ある日何気なく見せてもらったノートには、男のキャラ同士のどえりゃあ
監督:アルバート・ヒューズ、アレン・ヒューズ キャスト:ジョニー・デップ、ヘザー・グラハム/2001年 先日娘の小学校の授業参観がありました。毎回その後に保護者会、さらに学童の集まりがありますが、私は参観が終わったら帰る派です(派といっても一人)。娘に「お母さんは何で保護者会出ないの?」と訊かれ、「どうせ無益な話しかしないっしょ?」と言ったら夫にはたかれました。 保護者会をサボるのには崇高なポリシーがありますが、しかしついでに、役員を決める学童の集まりもサボるのは良くありません。バチが当たりました。 学童の父母会長のなんとかヒラさんから電話があり、「不在の方々から役員のくじ引きをさせて頂き、あなたが当たりました、パンパカパーン!おめでとう!」と言われました。 「マジですか、女王蜂のチェキ撮影会には外れたのに?私が当てた役はなんでしょうか」 「『れんきょう』です」 「『れんきょう』?蓮舫じゃ
監督:スティーブン・スピルバーグ キャスト:トム・ハンクス、マーク・ライランス/2015年 先日娘から「お母さん、のぶせりってなあに?」と訊かれました。 野伏り:日本中世において、山野で落ち武者狩りなどを行う武装した民衆の呼び名(ウィキより) 娘は今『どろろ』のアニメに夢中です。戦をしている連中が民衆を虐げる話が多いので、娘は加害者側を憎んでいますが、「それもまた一方からの見方なんだよ」と『どろろ』を教材とした教育が、我が家では行われております。 というわけで、本日は東西冷戦を舞台にした『ブリッジ・オブ・スパイ』です。 S氏から「ユーロスペースで東ドイツ映画特集をやるらしいよ。東ドイツもの、大好き」と、まるで「ハズキルーペ、大好き」みたいなメールが来ました。「東ドイツものって例えばなに」と訊いたら「『ブリッジ・オブ・スパイ』!」。結局、スピルバーグなのね。 実は以前途中まで観たのですが、「
期末です。どいつもこいつも期末期末って、急に期末が目前に来るわけじゃなくて、3月がやってくること事前にわかってるわけでしょ?2月半ばに呼び出してさ、今期予算でやりたいから3月末までに何とかなりませんかって、あーたが何とかしいや。 今日は私、すごく鮮やかな黄色のスカートを着ているんです。で、同僚がキレイな水色のスカートを穿いていたんです。それで「私たち爽やかだねー、うふふ」って話してたら、後ろを通ったN氏が「中身、ババアやけどな」って。・・・。 そんなこんなで、プリプリしている私が週後半、残された力を振り絞ってお送りする、本日は『闇金ドッグス』です。帰らないでください。Netflixでみられるからね! 私の身近な人々においては「来たな」と思われたかと思いますが、満を持してご紹介。弟の奥様いくちゃんは、ほわっとしていながら関西人らしさもあり「お姉さん、最近なにか面白い映画ありましたか?あ、闇金
監督:キム・ギドク キャスト:マ・ドンソク、キム・ヨンミン/2014年 毎日寒いですね。朝、電車に乗るまで手袋をしていますが、黒っぽい皮の手袋なんです。『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』でマイケル・バーン演じるナチのヴォーゲル大佐が嵌めていた手袋を思い出します。 ヴォーゲルがパパジョーンズことショーン・コネリーのほっぺたを、外した手袋で叩きながら「手帳には(パシッ)、なにが(パシッ)、書いてあるんだ(パシッ)」とヤな感じに尋問するシーンがあって、パパジョーンズが何度目かで手首をつかみ、「お前らみたいな低能は、本を焼かずに読めと書いてあるんだよ」っていうんだけど、ここが好きで。 こういう手袋持ってたら再現したくなります。それでたまに夫の顔を手袋で叩いて「さあ、ほら、パパジョーンズのセリフ!」というんですが、「ちょ、いてッ、知らねえし。あほか!」と言われるだけでつまらない。 しかし本日は、イ
監督:ニコラス・マッカーシー キャスト:ケイティ・ロッツ、ヘイリー・ハドソン/2012年 こんにちは。先日華麗にゲレンデデビューを飾ったやなぎやです。当日初心者向けのスキースクールに友達と入って、「コーチ、イケメンかな?」「ゲレンデが溶けるほど恋しちゃったらどーする、うふ」なんつってたら、コーチが全員オヤジで涙が出るほど悔しかった。 そのとき友達に勧められた『どろろ』の新アニメから、「女王蜂」というバンドに嵌りました。一通り聴くうち、ちょっと涙が出てしまいました。私は訳もわからず涙が流れるタイプではなくて、音楽を聴いて泣いたのは中島みゆき以来です。 強烈なビジュアルインパクト、ルールも方向もないメッチャクチャな音楽性、パフォーマンスもMVなどのアートディレクションも秀逸。どちらかの性に属するなどナンセンスと言わんばかりに使い分けられるものすごい高音と低音のコントラストが衝撃。 夫も一緒にハ
監督:スコット・フランク キャスト:リーアム・ニーソン、ダン・スティーブンス、ボイド・ホルブルック/2014年 わたし明日、軽井沢にスキーに行きます。オサレな響きですが、ほぼほぼ初スキーで、リエコ家族の車で私だけ連れていってもらうんです。どんな服装したらいいのか、ゲレンデに出るとき財布はどうするのん?とかイチから分からないから、手取り足取りしてもらいます。靴下までリエコに借ります。 今日になって、会社の素敵な主婦パートさんらに訊いたら、「早く言えば色々貸したのに」「なんで前日になっていうの」と昔親に散々言われたようなことを言われました。 そんなわけで、全然関係のない映画の話に移ります。 リーアム・ニーソンといえば、ド名作『シンドラーのリスト』や『マイケル・コリンズ』などのイメージが強く、ザ・社会派の位置付けと認識していました。しかし目を離した隙に、すっかりアクション映画御用達俳優となってい
監督:田口トモロヲ キャスト:多部未華子、綾野剛/2015 インフルエンザでひどい目に遭いました。ひどい目に遭っているのに、私のブログに対して、弟から、そしてブログタイトルをネーミングしてくれたN氏から「もっとメジャーな映画を書いたら?」と同じことを言われました。メジャーな映画って、何かね? ラインナップがおっさんくさいとも言われるし、松坂桃尻の流れから友人リエコに観るように言われたこともあり、『ピース オブ ケイク』というキュートでオシャレそうな映画を鑑賞。リエコさんは綾野剛も好きで、あの『ルパン三世』すら観ているファンの鑑なんやで・・・。松坂桃李にも綾野剛にも、取り急ぎキュンキュンしないが、まあいいや、とにかく私をキュンキュンさせて! ◇あらすじ 仕事も恋愛も周囲に流されるまま生きてきた女性・梅宮志乃。バイト仲間との浮気がばれたことで、DV体質の恋人・正樹からは振られバイトも辞めること
監督:ドゥニ・ビルヌーブ キャスト:ヒュー・ジャックマン、ジェイク・ギレンホール、ポール・ダノ/2013年 年内最後の更新となります。あとは私は『シネ刀』のアカデミー賞をコーヒーを飲みながら楽しむのみです。そのために31日は外出しない。マジだ。 前回の『孤狼の血』は、やっぱり松坂桃李が好きなリエコに怒られました。「罰として、桃李が出演している映画を取り上げて。『ストロベリー・オン・ザ・ショートケーキ』がいい」と。え、魚喃キリコのあの名作、映画化されてるの??と思って探していたら、多分言いたかったのは『ピース オブ ケイク』だと思われる。あと魚喃の名作は『Strawberry shortcakes』だったわ。 というわけで本日は『ピース オブ ケイク』じゃなくって『プリズナーズ』です。ネタバレだよ。 私のように映画の知識がない人間が、人が作った作品を評価するなどとんでもない話で。一方で、映画
監督:白石和彌 キャスト:役所広司、松坂桃李、真木よう子/2018年 本日は、お日柄もよくー、年も押し迫ったこの時期にふさわしい映画を取り上げたいと思います。ヤクザは社会悪、しかしヤクザをモチーフにした本や映画は滅法面白い、これは事実だよね。 ◇まず東映さんのヤクザ映画史を確認 1960年代、一大ブームを巻き起こした時代劇の衰退により、東映は任侠映画の製作へ舵を切り成功を収めた。これらは主に高倉健さん(←母が大好きなので呼び捨てに抵抗がある)や鶴田浩二を主演にした、時代劇の流れを汲む単純な勧善懲悪モノだった。1973年に公開された『仁義なき戦い』を皮切りに、実際の事件や人物を基にした所謂「実録もの」へと主戦場を移す。この実録ヤクザ映画の黄金期も70年代終わり頃に終焉を迎えた。 その後、北野武監督が(別の配給会社にて)『その男、凶暴につき』(1989年)を作り、『アウトレイジ』(2010年)
監督:アリ・アスター キャスト:トニ・コレット、アレックス・ウルフ、ミリー・シャピロ/2018年 職場で数人だけ、このブログを読んでくれているのですが、そのうちの久保さんが、「長い~、文章長い~、追いつけない」と言うのです。頑張って読みなさいよ。あと「『ヘレディタリー』お勧めだよ」って言ったら「絶対観ないから話を教えて」と即答されました。勧めてるんだから観なさいよ。 亀のような歩みの久保さんが、いつここまで追いつけるでしょうか、楽しみ。 さて、話題の『ヘレディタリー 継承』を朝の歌舞伎町で観てきました。感想の前半は考察アレコレ、後半は如何にこのホラーがユーモラスであったかの話となります。ネタバレ不可避だぜ? ◇あらすじ 祖母エレン・リーが亡くなったグラハム家。娘アニーとその夫スティーブン、二人の子供ピーターとチャーリーの兄妹は、エレンの死をそれほど悲しむことなく、淡々と葬儀を執り行う。それ
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『yanagiyashujin.hatenablog.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く