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ノーベル賞
yoshihiro-asakawa.net
話題の韓国イチゴ 平昌五輪を契機に、韓国のイチゴ品種をめぐる問題が再熱した。 その引き金となったのは、カーリング女子日本代表がハーフタイム中に食したイチゴについて、朝日新聞が報じたコメントだ。 「韓国のイチゴはびっくりするぐらいおいしくてお気に入りでした」 この報道を受けて、インターネット上では「それは日本のイチゴだ!」という声が急速に広がっていった。過去のテレビ番組やネット記事などをもとに、その品種は韓国で栽培されている日本の「レッドパール」(育成者・西田朝美氏)や「章姫」(荻原章弘氏、ともに故人)ではないか。しかも、日本人の育種家との契約を破って韓国で広まった”盗品”だという話だ。 国民的関心の高さから、テレビから新聞、雑誌が次々にこの問題を取り上げていった。 農林水産省もこの話題に追随し、斎藤農水相は「選手には日本のおいしいイチゴをぜひ食べていただきたい」とアピール。そのうえで、(韓
※月刊『Hanada』2017年6月号から転載。 ■日本品種の盗難、違法流出 世界で日本品種の農産物人気が高まっている。日本で開発された種子が輸出されて世界中で栽培され、食されているのだ。輸出額は2015年、150億円を突破。過去10年足らずで、1・5倍に急伸している。 その背景には長年、日本列島の四季折々に適する品種の多様性と日本人の繊細な味覚に対応する品種の開発力がある。それが各国で認められ、世界の農業、食文化に貢献するようになった。 輸出先はアジア諸国を筆頭に、EUや北南米、オセアニア、中東、アフリカまで全世界をカバーする。国別にみれば、アメリカではブロッコリー、インドではニンジン、フランスではカボチャなどの日本品種のシェアが高い。 こうした品種の開発を担っているのは、民間の種苗会社だ。サカタのタネやタキイ種苗など、世界トップ10に入るタネ会社を筆頭に、日本には数十社の専門企業が開発
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