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大谷翔平
sakenotes.hatenablog.jp
滋賀県大津市の浪乃音酒造さんの大吟醸斗びん取り「金井泰一流」2004BYの紹介です。 さっそくリーデルの大吟醸グラスに注いでまずは香りを嗅ぎます。 上立ち香は干し草・パイナップル・ドライアップル、そしてほのかな漬物臭。 口に含むと広がる複雑な甘味・旨味は完熟バナナ・ドライマンゴーのようであり、 重厚な苦味と旨味、和三盆的な甘味が喉越しに重なり合って複雑な余韻を残します。 「うーん」と思わず唸らされるような「会心の古酒」と言った印象の素晴らしいお酒です。 品格があって、優しくて、格調高い味わいはお見事という他ありません。 半合(90ml)飲んだだけですが、一杯で非常に満足感を味わうことができました。 お酒情報 蔵元 浪乃音酒造 名称 浪乃音 大吟醸斗びん 金井泰一流 内容量 720ml 精米歩合 40% 原料米 山田錦100% アルコール度数 16度以上17度未満 日本酒度 +5 酸度 1.
今回は栃木県の外池酒造さんの「望 bo: 純米大吟醸 雄町」の紹介です。 「望 bo:」シリーズの紹介記事は、早いもので今回で4回目となります。 個人的に「H29以降の望bo:は一味違うぜ!」と言い続けていますが、 今回の「純米大吟醸 雄町」はいかに…?まあ前置きはさておくとして、 いつものリーデルのグラスに注いで早速頂いてみることにしましょう! グラスに注いだ後に程よく常温に近づけたお酒を軽くスワリングすると、 熟したメロン感のある上立ち香がふんわりと辺りに広がってゆきます。 口に含んだ第一印象は、上顎で感じる微かなガス感のある強い甘味。 喉越しは一見キリッとしたシャープな辛口といった印象なのですが、 後味には存在感のある甘味・旨味の余韻が長く長く残りますね…。 かなり甘味の強いお酒だと思うのですが、しつこい感じは全くなく、 どこか「色気のある甘さ」と言った風情を感じる味わいになっていま
今回は栃木県の外池酒造店さんが醸す「望 bo: 特別純米 越の雫」の紹介です。 「望 bo:」と言えば、以前紹介した「純米吟醸玉栄」と「純米吟醸ひとごこち」が 非常に素晴らしかったのですっかりファンになってしまったところであります😁 また、日本酒ブログ仲間のしーたかさんの評価も高く、否が応にも期待が高まりますな! sakearchive.hatenablog.jp さて、それでは冷蔵庫で冷やしたお酒を常温に戻しつつ早速頂いてみたいと思います。 グラスに鼻を近づけると立ち上るのは、ほのかなメロン香とグレープフルーツ香。 口に含むと、優しくふんわりとした華やかな柑橘香、ジューシーな酸味と濃密な甘味、 飲みごたえはありますが決してしつこくはなく、後味は非常にすっきりしております。 酸味・苦味・甘味が非常に高次元でまとまっていて複雑な味わいなのですが、 同時にすっきりとした爽やかな飲み口と後味の
「尾瀬の雪どけ」の龍神酒造さんが毎年勝手に他県産酒米で醸す限定商品、 その第3弾となる今年のお酒は「北海道産」の酒米をフィーチャー! こちらは北海道産「彗星」を50%まで精米して造られた純米大吟醸です😄 通常の3倍の速さで移動する人を連想させるロゴがボトルに描かれてますが、 私はガノタではないのでその辺に関してはスルーでいきたいと思います(笑) さっそく冷蔵庫で冷やしたお酒をグラスに注いで頂いてみたいと思います。 グラスからほんのりと立ち上るのは洋ナシ・マスカットを思わせる吟醸香。 口に含むと尾瀬の雪どけらしい清々しい爽やかな甘さが口の中を洗っていき、 優しく繊細な酸味と、後味にコクのある旨味と綺麗な切れ味が残ります! うーん、やっぱりオゼユキは美味い…。綺麗な爽やかさにうっとり…☺️ 味見のつもりで半合だけ飲むつもりが、ついつい1合飲んでしまいました…w このお酒のスペック表はこちら
今回は、鎌倉市の鶴岡八幡宮前にある清水屋食料品店さんで購入してきた、 群馬県・島岡酒造さんの「群馬泉 山廃酛純米」を開栓してみたいと思います。 Twitterの日本酒クラスタの中でも特に純米・燗酒好きに評価の高いこの銘柄、 一体どんな味わいなのか以前から気になっていましたがやっとゲットできました😁 まずは冷やを唎猪口に注いでいただきます。上立ち香はほとんど感じられず、 口に含むと、火入れ感のあるカラメル的な甘味が広がるまろやかな口当たり、 その後にじんわり優しく滲んでくるような品の良い酸味と苦味が心地よい後味。 うーむ、これは冷やの時点で「正しい純米火入れのお酒」の風格が漂ってます❗️ 次に燗をつけたものを唎猪口に注いで匂いを嗅ぐと、プリンのようなカラメル香。 口に含むと、甘味・旨味・酸味・苦味が渾然一体に溶け合った、恍惚の味わい…。 燗をつけると大化けする旨い純米酒ってあるけど、このお
「作 雅乃智」のヒットで日本酒ファンにはすっかりお馴染みとなった蔵元、 今回は三重県鈴鹿市・清水清三郎商店の「作 恵乃智 純米吟醸」の紹介です。 リーデルの大吟醸グラスに注いで常温にもどしつつゆっくり頂いてみますと、 まずバナナ・ナシを思わせる、ほんのりと控えめな上立ち香が感じられます。 口に含むとフレッシュで軽快感のある飲みやすい口当たり、爽やかな喉越し。 ワンランク上の「雅乃智」の方が味わいの芸術性的には上だと思うんですが、 それでもこの酒質・味わいにはキラリと光る素晴らしいものが感じられます。 この「作」も個人的にいつか全種類コンプリートしてみたい銘柄の一つです😃 お酒情報 蔵元 清水清三郎商店 名称 作 恵乃智 純米吟醸 内容量 720ml / 1800ml 精米歩合 60% 原料米 国産米 アルコール度数 16度 日本酒度 非公開 酸度 非公開 酵母 自社保存酵母 きたろーのお
今回は磯自慢酒造が誇る「純米大吟醸 ブルーボトル」シリーズより、 毎年7月に限定発売の「磯自慢 純米大吟醸 古家」を紹介したいと思います。 このブルーボトルシリーズには「西戸」「常田」「古家」の3種類があり、 兵庫県東条地区産の一画にある田んぼの名前からそれぞれ命名されたという、 言うなれば「テロワール」にこだわり抜いた、特別な限定商品と言えます。 冷蔵庫でよく冷やしたお酒をリーデルの大吟醸グラスでさっそく頂きます。 グラスから漂う上立ち香は、いつもの磯自慢らしいベリー系の芳醇な香り。 口当たりは透明感があって爽やかですが、同時に華やかな含み香が広がり、 上品で繊細な後味が口の中にゆっくり溶けていくような甘美な味わいです。 うーむ、「華やかな美酒」としか言いようのない綺麗なお酒ですよコレ…。 磯自慢は時間の経過とともに味わいがまろやかに美味しくなってくるので、 冷蔵保存で味わいがどのように
ブログにお越しの皆さま、新年あけましておめでとうございます(*^o^*) 今年第一弾は村祐酒造さんの「紺瑠璃ラベル 無濾過本生」の紹介です! この「紺瑠璃ラベル」は純米吟醸スペックに相当するお酒ということで、 前回紹介した常盤ラベルと比較して軽めの味わいなのかな?と思います。 ではさっそくよく冷えたお酒をリーデルの大吟醸グラスに注いで頂きます。 グラスからほんのりと立ち上る香りはバナナのような、桃のような…。 口に含むと感じるのは、きめ細やかで滑らかな心地よいテクスチャー。 マンゴーを思わせる、色気のある甘味・喉越しに感じるドライな酸…。 上品だけど色っぽい甘味を下支えする酸味に、全体を引き締める苦味。 甘いお酒だけどしつこさはなく、いたって爽やかな後味が楽しめます。 常盤ラベルは単体で楽しむつまみのいらないお酒かなと思いましたが、 この紺瑠璃ラベルは爽やかなので食事と合わせて楽しめそうで
前回に引き続いて大信州酒造さんの「大信州 純米吟醸 手の内」の紹介です。 (↓前回の記事) sakenotes.hatenablog.jp こちらの「大信州 純米吟醸 手の内」は一回火入れ後に出荷される限定商品。 リーデルの大吟醸グラスに注いで香りを嗅ぐと、華やかで瑞々しいリンゴ香。 爽やかで透明感のある口当たり、味わいはリンゴそのものの上品な甘酸っぱさ。 甘く清々しい含み香と後味…。今までリンゴ風味のお酒を色々と飲みましたが、 このお酒はそんな中お酒のでもトップクラスに美味しい極上のリンゴ風味…! 甘酸っぱいリンゴ系フルーティなお酒が好きな向きには絶対オススメです👍 今まで飲む機会がありませんでしたが、大信州、マヂで美味しいですね!😂 お酒情報 蔵元 大信州酒造 名称 大信州 純米吟醸 手の内 内容量 720ml / 1800ml 精米歩合 55% 原料米 長野県産契約栽培酒造好適米
佐賀県鹿島市・富久千代酒造さんの「鍋島純米吟醸山田錦 purple label」の紹介です。 リーデルの大吟醸グラスに注いで匂いを嗅ぐと、上立ち香は穏やかで甘いミカン。 口に含むと、「ピチジュワ」的な炭酸感のあるジューシーな酸味が立ち上がり、 ほんのりとした上品な甘味、後味に広がる雑味のない綺麗な味わいの余韻…。 爽快感あるすっきりさっぱりした飲み口はもう一杯もう一杯とつい後をひきます。 お酒単体でもイケますが、個人的にはドライフルーツと合わせて楽しみたい感じです😃 お酒情報 蔵元 富久千代酒造 名称 鍋島 純米吟醸 山田錦 purple label 内容量 720ml / 1800ml 精米歩合 50% 原料米 兵庫県産山田錦100% アルコール度数 16度 日本酒度 +5 酸度 1.3 酵母 不明 きたろーのお気に入り度 5.0/10.0
今回は磯自慢の純米大吟醸 愛山 中取りを開栓してみたいと思います。 冷蔵庫でよく冷やしたものをリーデルのグラスに注いで匂いを嗅ぐと、 上立ち香はベリーやバナナを思わせる、ほんのりと甘く華やかな香り、 口に含むと、爽やかで透明感のあるフルーティーな含み香が鼻に抜け、 すっきりとしたキレの良い後味が口の中に静かに消えていきます。 鼻腔をくすぐるフルーティーな素晴らしい香り、穏やかで優しい甘さ、 儚くジューシーな酸味、爽やかですっきりとした上品な余韻…。 「さすがは磯自慢!」といった印象の、洗練された味わいです。 同じ静岡県の「國香」も爽やかで洗練された印象のお酒ですが、 磯自慢は爽やかさのベクトルが違うというか、同じ「爽酒」でも 國香が骨太な「男酒」で、磯自慢が繊細な「女酒」なんですよね。 この「純米大吟醸 愛山 中取り」は愛山のコクのある甘さを活かしつつ 磯自慢らしい爽やかでクリアな飲み口と
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