佐渡島なればこそこのブログを続けて読んでいる方なら分かると思いますが、私はけっこう例のサイモン・シンの「代替医療のトリック」の鍼治療評価の(結果よりも)背景にこだわっています。 これを「現場を何も分かっていない連中が低認識で勝手に決めつけていることであって、現実の影響は何もない」とスルーしている業界人も少なくないことと思います。 しかし私はそれではダメだと思います。 21世紀の初頭に、ようやくいい機会を与えてもらったと捉え、この際徹底的にこの問題をあらゆる方向から考えるべきです。 だいいち訳知り顔の自称科学派市民から、 鍼なんて所詮「皇潤」や「ホメオパシー」と同じだよ。 なんて言われて楽しいですか~ぁ(笑)。 ここは一つ、まさに良い機会なので、 鍼灸関係者が毎日多数集まっている鍼灸学校で、仮の否定派と肯定派に分かれて、仮想討論会をやっていただきたいと思います。 まだ鍼灸理論にあまり「毒され