酒場ライター・スズキナオとパリッコによる、この世の中でまだ知られていない酒スポットや酒の楽しみ方を探求するユニット「酒の穴」の酩酊対談集。 発売から1ヶ月でまさかの増刷。少し売れてます。 酒の穴とは、 日常的な生活の中にぽっかりと現れる「今ここで乾杯できたらどんなに幸せだろう」と思うような場のことで、それは必ずしも居酒屋やレストランでなくてもいい。むしろなんでもない空き地とか、川沿いの原っぱとか、公園の売店だとか、そういったところに極上の酒の場があるのではないかと思う。そしてそれを探求するユニットが「酒の穴」なのである。 拝読して、おふたりが呑み屋で滔々と喋っているのを隣のテーブルで盗み聞きしているような感覚を覚えました。もしかしたらこのふたりは山から降りてきた狸かなんかで、しばらく人間社会で人に化けてなんとかやってるけど、呑み屋に行っては人間観察や人への愚痴を言ったり、酒文化の面白さなど