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NHKが削ぎ落としたもの ブラジルにて 昨日、ネットで見た日本のテレビ番組について。 NHKで今月、放送されたNHKスペシャル『大アマゾン 最後の秘境』シリーズの「ガリンペイロ 黄金を求める男たち」。 放送直後から、日本のブラジル通の人からこの番組への疑問が伝えられ、意見を求められていた。 まさしく安倍-籾井路線によって、質の悪い政府の質の悪い広報に成り下がってしまったNHKの看板番組らしいといったところか。 登場人物の語るポルトガル語の、かなり大胆な意訳の問題についてはこの際、省略しよう。 アマゾン地域での砂金採集とその精製プロセスが番組中で紹介されるのだが、砂金と混ざった不純物を除去するために、 水銀 を使ってアマルガム(合金)をつくり、加熱して水銀を環境中にばらまく、という、おそらく取材班の身近に行なわれていたはずのことが見事に除去されているのだ。 僕がアマゾンの水銀汚染問題に関わっ
10/5(月)記 五輪と虐殺 (2009/10/06) ブラジルにて 五輪と虐殺 在ブラジルのカトリック司祭からの電話。 2016年のオリンピック開催地がリオデジャネイロに決まったことで興奮している。 「植民地国での開催は初めてじゃないでしょうか?」と司祭。 「…ソウルがありましたよね」 「?」 「大観民国は大日本帝国の植民地だったんじゃないですか?」 「…、でも欧米の植民地では…」 僕はすでに手元のPCを開いている。 「オーストラリアで2度やってますね」 「…、あそこは特別でしょう」 「ラテンアメリカ、メキシコでやってるじゃあないですか」 ブラジルの貧しい人たちの励ましになるのではないかと意気込んでいた先方が気の毒になり、「確かに南アメリカなら初めてですよね」とフォローしておく。 貧しい人たちは、それどこじゃないだろうけど。 作家の星野智幸さんが記しているように、メキシコオリンピックの際
知人に誘われ、貧しい子供たちを助けるための慈善競売会に行った。ハイアットホテルで行われた、いわゆるブラジルの上流階層の集まりで大きなホールに1000人ほどが来ていた。来ている人間はほぼ95%が白人で、中に数人裕福そうな日系人?がいた。見事なほど皆白人で僕の見た限りでは一滴の黒人の血も混ざっていないような人ばかりであった。黒人も白人もインディオも混じりに混じったこのブラジルで、この白人オンリーの集まりは僕にとっては驚きであった。こんな社会がブラジルにあったのだ。 仕事上、ブラジル中の高級ホテルを使ったり取材してきたが、どこに行っても血の混じったような肌色の人々はいた。しかし、こういった真の上流階級の集まりは完全白人社会だったのだ。来ている人々は高そうな服をさりげなく身につけ、皆品のよさそうな雰囲気を醸し出していた。 ブラジルは世界で最も肌色の差別が少ない国と言われ、アメリカの黒人なぞには、ブ
みんなでつくる移民百年祭 2008年6月18日、ブラジル日系移民は、百周年を迎えました。 このホームページは、移民百年祭を記念して、個人、団体、ジャンルを問わず、ブラジル日系移民に関する全てを記録しておこうという趣旨の元に発足したものです。 一見してバラバラな内容のこのホームページの集合体が、結果として、全員参加型の本当の意味での移民百年祭の記念碑となることを切望するものであります。
JUN OKAMURA : DIARIO DE DOCUMENTARISTA このホームページは、自らブラジル移民となってひとりでドキュメンタリー・ビデオの制作を続ける記録映像作家・岡村淳が日々の活動を報告するものです。 岡村 淳(おかむら じゅん)プロフィール(西暦2024年2月版) 西暦1958年生まれ、東京都目黒区出身。 早稲田大学第一文学部にて、現代日本文化に潜む縄文文化の痕跡を研究。 1982、日本映像記録センター(映像記録)入社。 牛山純一代表プロデュ―サーにテレビ・ドキュメンタリーの作法を叩き込まれる。 「すばらしい世界旅行」「知られざる世界」(いずれも日本テレビ系列放送)の番組ディレクターを担当し、主に大アマゾンシリーズなど中南米取材を担当。 1987年、フリーランスとなりブラジルに移住。 1991年、「フリーゾーン2000」(衛星チャンネル)の取材を契機に小型ビデオカメラ
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