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ノーベル賞
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1. ロボットビジョンとは ロボットとは,「1. 外界のデータを取り込み(感覚),2. その意味を理解し(認識),3. 何をするべきかを判断し(決定),4. 結果として人に役に立つように外界に働きかける(行動)システム」として定義され[1],ロボットビジョンは,1.「外界のデータを取り込み,2.その意味を理解する」処理に当たる.ロボットビジョンは外界に働きかけるシステムのためのビジョンに限定したものであり,コンピュータビジョン(計算機視覚)の一部として包含される位置づけとなる。 ロボットビジョンのタスクは,“環境を知る”・”物を知る”・”人を知る”の三つに大別できる。 “環境を知るタスク”では,ロボットが置かれている周辺環境の三次元構造をセンシングし,環境地図を復元・理解する必要がある。自己の観測を統合して環境地図を作るには自己位置を知る必要があり,環境マッピングと自己位置推定は表裏一体の
真空管からトランジスタの時代へ 現在は青色発光ダイオードやレーザーを研究していますが,スタートは真空管からでした。大学を卒業して神戸工業という会社に入りました。 神戸工業という会社は,富士通に合併されて現在はありませんが,以前は川西機械製作所といいまして,真空管や飛行機などを作っていたそうです。この神戸工業には優れた人材が沢山いたことでも良く知られています。 当時は,半導体が全盛期を迎える前で,真空管が主流の時代でした。真空管といいましても,いろいろな種類がありますが,私は明石工場でやっていた放送用の大型発信管を担当していました。そうこうするうちに,RCAというアメリカの名門メーカーが,現在の方式のカラーテレビを開発したのです。1952~53年頃,日本の電気メーカーもこれの国産化にやっきになっていました。私はそのブラウン管の蛍光面の開発を担当することになりました。 蛍光体は,Zn(Cd)S
作っても売れない下積み時代 大学は徳島大学の電子工学科だったのですが,当時,徳島大学電子工学科には半導体の分かる先生はいませんでした。そこへ,光物性をやっていた福井萬壽夫先生が来られました。私が大学3年生のときに福井先生の光物性の講義を聞いたのですが,これが非常に面白くて,光物性に興味をもちました。その影響で,4年生で講座に入るときに,材料物性を選びました。そこで僕がやったのは結晶成長でした。 その後,修士課程に入って,チタン酸バリウムという強誘電体の結晶成長とか電気伝導メカニズムをやりました。 修士を修了したら大企業に行く予定にしていたのですが,その時すでに結婚していたのです。修士1年で学生結婚したんです。家内が徳島の出身なんですが,講座の先生が,子連れで大都会,大企業に行ったって,永久にサラリーマンだし,サラリーマンだったら田舎にいたほうが生活できる,研究は捨てて家庭を取れ,とこうおっ
「超解像」とは 最近CMなどで「超解像」という言葉をよく耳にすると思いますが,「超解像」と聞いて,皆さま方が感じる印象は,「この技術を使えば画像がはっきりと見えるようになる」といったものではないでしょうか。「超解像によって,確かに少しはっきりと見えるようになっているようだけれども,それが普通のエッジを強調する処理と一体どこが違うのか?」と思われている方もいらっしゃるかと思います。 また,「そもそも超解像というのは,何をもって超解像と言っているのか?」あるいは,「超解像の効果はいつでも期待できるのか?」というような疑問もあるかと思います。今回はこのような疑問について理解の手助けになればと思います。 <次ページへ続く> 東京工業大学 奥富 正敏 1981年,東京大学工学部計数工学科卒業。1983年,東京工業大学大学院理工学研究科制御工学専攻修士課程修了。1983年,キヤノン(株)入社,中央研究
未来をつくるセンシング技術 今年で38回目の開催を迎える画像センシング展は、「未来をつくるセンシング技術」をテーマに国内外の画像処理機器・センシング技術をもつ出展社が一堂に会して発展してまいりました。 本展示会は今後利用シーンを拡大していくAI・ディープラーニング/クラウド・5G・ 6G・通信/IoT・エッジコンピューティング/VR・AR・MR/自動化システム・RPAの最新技術をご紹介する【デジタルソリューションズゾーン】を特設いたします。 【特設】デジタルソリューションズゾーンバリューチェーンのデジタル化をサポートする製造業向けデジタルソリューション。その中でも画像処理やセンシング技術と親和性が高く、今後飛躍的に利用シーンを拡大していく技術と期待される、AI・ディープラーニング/クラウド・5G・6G・通信/VR・AR・MR/IoT・エッジコンピューティング/自動化システム・RPAなどの製
われわれは現在,車載カメラから撮影した映像を使って,「建物がどこで」「人がどこにいて」「車がどこにいて」「道路がどの範囲にあって」「空がどこにあって」…ということを認識したいと考えています(図1)。 歩行者や車両を検出したり,建物や道路の領域を認識したりする技術は「一般物体認識」と呼ばれています。すべての物体を一挙に認識できればよいのですが,なかなかそれは難しい問題です。そこで,問題設定をなるべく細かく分割して,個別のアプローチを考えようとしています。具体的には,(1)「これは建物ですか?」という照合の問題や,(2)「何の画像ですか?」という画像分類,(3)「人がどこにいるか」という物体検出,(4)「これは屋外のシーンですか,屋内のシーンですか?」というシーンの分類,(5)「止まれ」という標識がどこにあるか認識する特定物体認識などに分けられます。これらを合わせて一般物体認識と捉え,それぞれ
ますますつながるビジュアルメディア VR/AR、4K/8K、3D、プロジェクションマッピングをはじめとした映像技術や表現技術は、多種多様な産業の中で導入が進んでいます。 視覚だけでなく五感すべてに働きかけることで人間の感性や情動の変化を反映するなど、革新を続けるビジュアルメディアは最先端技術を取り入れながら、エンターテインメント、アミューズメント、広告にとどまらず、医療、建設、不動産、教育などに拡がり続けています。 本年も同時開催の「国内最大・最先端のマシンビジョンが集う展示会」である国際画像機器展と連携することにより、ものづくりの現場に欠かせない画像処理技術やデバイスをも網羅し、新たなコラボレーションへも結びつく展示会として、さらに活用の場が拡がる製造業などの分野へも展開してまいります。
国内最大・最先端のマシンビジョンが集う展示会 今年で46回目の開催を迎える国際画像機器展は『国内最大・最先端のマシンビジョンが集う展示会』をテーマに、国内外よりマシンビジョン・ロボットビジョン業界を中心に画像処理の最先端技術が集う展示会として発展してまいりました。 そこで、本展示会では【ロボティクステクノロジーゾーン】を特設し、生産性・品質の向上、自動化・省人化に寄与するロボット部品・材料、ロボット制御、自動化システム・RPA、その他ロボティクス関連の製品・サービスを企画展示いたします。 【特設】ロボティクステクノロジーゾーン現在、さまざまな業界で生産性向上・品質向上・省人化などが課題となっており、その実現を図る手がかりとして自動機やロボットに一層の期待が集まっています。 本展示会では「ロボティクステクノロジーゾーン」を特設し、ロボット部品/材料、ロボット制御、自動化システム/RPA、その
画像処理、マシンビジョン関連機器の総合展示会。外観検査・計測をはじめリモートセンシング、ロボットビジョン、生体認証など応用分野で広がる画像処理関連機器が集結。 画像処理関連サイト
ヒト、モノ、コトが出会う つながる場所をつくる アドコム・メディア(株)は、展示会やメディア、 業務サポートサービスを通じ、 人とヒト、人とモノ、人とコトが出会い、 つながる場所を提供いたします。 そこから新たなつながりが生まれ、 また新たなモノ、コトを生み出す、 お手伝いをいたします。
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