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夏の料理
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お知らせ 2023年11月5日、12日学内の教職員・学生を対象にプレオープンイベントを実施しました。 2023年12月04日開所式を開催しました。 2023年12月09日オープンしました。 2024年02月01日第2クール(3月~5月分)の提供プログラムを掲載しました。 2024年03月19日アカデミックプログラム親子参加特別回「数のいらない算数」を開催しました KuSuKuとは 京都大学は、教職員・学生のウェルビーイングの一環として、学童保育所 京都大学キッズコミュニティ(KuSuKu:読み「クスク」)を開設しました。 今までにない新しい発想でデザインされたインクルーシブな環境で、京都大学の研究リソースを活用した魅力ある教育プログラムを展開します。KuSuKuでお子様の心に残るようなアカデミックな体験をさせてみませんか。 また、お子様がお家に帰ってきたら、ぜひKuSuKuでのことを聞いて
生活費を稼ぐということ いま教師の立場で、これから研究者になろうとする院生たちと向かい合っていると、彼らは私たちの頃よりずっと大きな不安を抱えているように見える。その不安にはいろいろな要素があるが、いちばん大きな要素はやはり就職についての不安であろう。文系では理系以上に研究者としての職を得ることは困難であり、院生たちは研究実績を積むことを急かされ、先の見えない就職戦線に追い立てられている。 しかし、大学での女性の就職に関していえば、私たちが院生であった頃より、現在の方がはるかに恵まれていると言ってよいであろう。三〇年前には、特に哲学・思想の分野で女性が就職するというのは特別な僥倖によらなければ不可能であると一般に思われていた。私も就職活動には連戦連敗で、担当者から「女性は採らない」とはっきりと断られたこともある。だから、最初から私には研究をすることと生活費を稼ぐこととは別に考えなければなら
出産・育児はマイナス要素か 修士論文提出を半年後に控えた夏、妊娠したことを知った。困った、と思わなかったわけではないが、これは乗り切れる、と考えた。人生の中でいつも「産める」とは限らない。自分が用意できていないときもあるだろうし、周囲の状況が許さないときもあるだろう。困難ではあってもなんとか「産める」ときに授かるとは、なんと幸福なことか。わたしはすぐに産むと決めた。 大胆にもそう考えたのには訳がある。それまでの数年間は、わたしのこれまでの人生で最も惨めな数年間だった。大学院に入ったものの、もやもやとした問題関心にどこから道をつけたらよいか分からず、無為に2年間が過ぎてしまった。そこへ父と祖母の病気。介護する母を手伝いながら、気持ちは落ち着かなかった。そこで、あろうことか、結婚。彼の関西での就職を機に、結婚か別離かを選択せざるをえなくなったのだ。大学院を続けるのかどうかも決断を迫られた。男ご
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転んでもタダでは起きるな 私の専門は刑事法学である。もともと、男女が平等に働ける職場への希望から、国家公務員I種の受験を目指して東京大学文科I類に入学した。当時はまだ女性のキャリア官僚が少なく、官庁はこれからの女性の採用・登用に意気込みを見せていた。しかし専門科目を学習するうち、刑法の理論研究への関心が強まった。ところが、刑事法大講座では女性の助手・院生が続けて研究をやめ、法律実務家に転身する事態が発生していた(私の後輩の女性もやめることとなる)。指導教官となる助教授は私を保護する立場にあったが、教授陣に私は全く歓迎されなかった。期待がかけられている国家公務員を目指すか、邪魔者扱いされる研究室に残るか。4年生の初夏まで迷った。だが、「自分を信じろ」という天の啓示があり、他の専門科目の教授らからの励ましもあって、研究者を目指すことにした。当時、毎年数名の成績優秀者が学部卒業と同時に助手に採用
研究者であること:その便益と費用 女性研究者支援センターから、ニュースレターである『たちばな』に掲載する若い研究者のための指針の執筆を求められたことは、私にとっても非常に喜ばしいことでしたので、この寄稿を快諾しました。本題に入る前に、同センターと京都大学に対して、2010年3月に、京都大学の優秀女性研究者に与えられる「たちばな賞」を授与してくださったことについて、厚くお礼を述べておきたいと思います。京都大学が外国人である私の研究を評価してくださったことは、この大学がジェンダーを超える平等だけではなく、国境を越える平等を重んじる明確な信念を体現していると思います。 これまでこのニュースレターに寄稿された何人かの研究者の方々と比べても、私の研究者への途は容易なものではありませんでした。まず、企業経営の研究をするに至るまでに紆余曲折がありました。私は、母国であるトルコで研究者への途を歩み始めまし
2023年度「女子学生チャレンジプロジェクト」に採択されたチームの中から文学研究科修士課程1年・西村...
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