『ブックオフ』をフランチャイズ展開するブックオフコーポレーション(本社・神奈川県相模原市)で突然の社長交代劇があった。 代表取締役社長の佐藤弘志氏が2011年9月1日付けで一身上の都合により辞任するというもので、取締役をも退任する。 後任には今年6月に代表権も持った専務取締役の松下展千(のぶゆき)氏が昇格した。 佐藤氏は今年6月の株主総会で会長の橋本真由美氏や松下氏らと共に重任されており、リユース業界では佐藤氏の突然の社長辞任に「ブックオフで何があったのか」と取り沙汰されている。 ブックオフの2012年3月期の連結業績予想では、売上高770億円(前期比5.8%増)、営業利益32億円(同16.4%増)、経常利益35億円(10.8%増)、当期利益16億円(81.6%増)の増収増益を見込んでおり、業績不振が辞任の理由とは思えない。 ただ、今年6月の株主総会でブックオフではおそらく初めてと思われる