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Jiro Kokuryo "The Revitalization of Regional Communities and Role of IT"Highliging Japan, Cabinet Office, Government Japan., 2008. pp26-27 情報社会のプラットフォーム:デザインと検証 総合政策にとってのネットワークの『意味』を考える デジタル財の市場構造と収益モデル ネット上における消費者の組織化-そごうに対する不買運動の事例から- ネットワーク時代における協働の組織化について デジタルネットワーク上における顧客間インタラクションによる情報価値の形成 ネットワーク上の顧客間インタラクション ネットオークションにおける顧客間インタラクションと価格形成 ネットワーク上における「無償デジタル財」との競争 インターネット時代のビジネス・モデル Y
デジタルネットワーク上における顧客間インタラクションによる情報価値の形成 慶応義塾大学ビジネス・スクール 國領二郎 1.デジタルネットワーク この論文では離散量(デジタル)表現によって情報が伝達されるコンピュータ・ネットワーク上で、特定の財やサービスの顧客同士がコミュニケーションをすることを通じて情報価値を形成し、蓄積し、再生産するプロセスについて論じる。 より具体的には事例検討を通じてデジタルネットワーク上でも有効なプラットフォーム(語彙、文法、文脈、規範の共有)があると、(1)フェーツーフェースで会ったことのない主体間でも活発なインタラクション(本論文で扱うのは「顧客間インタラクション」)が生まれること、(2)プラットフォームの存在により簡潔に表現されたデジタル情報が大量の情報を運ぶようになること、(3)デジタル表現された顧客間インタラクション情報の蓄積により文脈の共有が起こり、コミュ
ネットワーク時代における協働の組織化について 國領二郎(慶應義塾大学ビジネススクール) http://www.kbs.keio.ac.jp/kokuryolab 1.協働の場としてのネットワーク インターネット利用者が2000万人を超え、日本にも本格的なネットワーク時代が到来した。当初用途が学術に限定されていたインターネットが1993年に商用開放されると、爆発的な勢いで経済活動への活用が広まった。携帯端末を経由した利用の拡大もめざましい。 ネットワークが単なる新しいサービスの登場という以上のインパクトを持つのは、それが組織内外を問わずより広い範囲に存在する多様な情報を結集し、結合させることによって価値を生む協働空間を提供しているからだ。インターネットは全ての人間に全世界への情報発信をするチャンスを与えてくれる点でこれまでの情報技術とも比べても異質だ。テレビなどの既存メディアは既により多く
Levi-Strauss, Claude, "La Pensee Sauvage", Librairie Plon, 1962. (邦訳:大橋保夫訳『野生の思考』みすず書房, 1976年) ●呪術と科学:呪術を単純に未開の地のまやかしと思い込むべきではない。徹底的な観察を行い、事物の間にあるもろもろの関係をあますところなく調べ上げようと努めておれば、ときには科学的に正しい結果に到達することもある。呪術的思考とは、「因果律の主題による巨大は変奏曲」なのであって、それが科学と異なる点は、因果性についての無知ないしはその軽視ではなく、むしろ逆に、呪術的思考において因果性追求の欲求がより激しく強硬なことであって、科学の方からは、せいぜいそれを行きすぎとか性急とか呼びうるにすぎない。呪術と科学の相違点は、呪術が包括的かつ全面的な因果性を公準とするのに対し、科学の方は、いろいろなレベルを区別した上で、
『信頼の構造−こころと社会の進化ゲーム』 山岸俊男(1998) 東京大学出版会 (1)信頼に関する3つのパラドックス 信頼が必要とされるのは社会的不確実性の大きな状況(例:レモン市場)であるという命題と、信頼の育成には社会的不確実性が存在しない環境が必要とする常識の矛盾 社会関係や人間関係がより安定して継続的であり、それらの関係が相互信頼によって成り立っている程度がより強いように思われる日本社会での方が、アメリカ社会でよりも、他者一般を信頼する傾向が低いというパラドックス 他者一般を信頼する傾向が強い人間は、騙されやすいお人好しではなく、むしろ逆に、他人が信頼できるかどうかを示唆する情報に敏感で、また他人が信頼に値する行動をとるかどうかを正確に予測する傾向があるというパラドックス <従来の「信頼」に関する研究のレビュー> (1)本書における「信頼」概念の整理> ルーマンの言う「信頼の本質
このコーナーでは、経営情報学、とくに電子商取引関連の書籍・論文・ワーキングペーパー・エッセイなどをリストアップしています。 経営情報学最初の百冊 経営情報学の研究を志す者が最初に読むべき文献を100冊リストアップしようと考えています。まだ、構想中で何のアウトプットもないのですが、少しずつ内容を増やしていきたいと考えています。また、先達のみなさまに推薦文献のアンケートをお願いすることなども計画中です。ご意見お待ちしております ・暫定的に リストアップコーナーをオープンしました。 ・國領二郎の「経営情報特論」での文献リストをオープンしました。 ・2002年度の「経営情報特論」での文献リストです。 ・竹田陽子の「情報と技術革新」のシラバスもオープンしました。 ・2003年度(秋)の「リーディングセミナー」での文献リストです。 ・2004年度『先端研究K」のシラバスアップしました。 ・
楽しく人生を過ごすための10訓 2005年1月12日 坪田 知己 1)戦うな、囲め! 争いごとになった時は正面から戦うな。お互いに傷つくだけ。周囲に味方を作って相手を包囲するのが上等な戦術だ。 2)ライスワークに陥るな 仕事は「飯を食う」「お金儲け」のためにするんじゃない。社会を良くするのが絶対条件。 3)常にオープン。求められれば与えよ 知識や人脈を囲い込むな。周囲の人にどんどん分け与えて、味方を増やせ。友達作り、弟子作りこそ最高の楽しみだ。 4)仕事は遊び、遊びは仕事 仕事を楽しくやる術を身につけよ。遊び心を仕事に持ち込め。 5)師を見つけよ 自分の目標になる人を見つけ、その人から徹底的に学べ。 6)人の行く道に裏あり花の山 みんなが行く方向に釣られていっても結果は平凡。反対の方角を狙うと創造的な仕事が出来る。 7)困ったら土俵を替える 同じ領域で悩んでいても打開策はない。領域や考え方
The Nature of Inter-Customer Interactions on Computer Networks この論文の主題はコンピュータ・ネットワークにおいて展開される、筆者が「顧客間インタラクション」と呼ぶ現象である。単純に言うとネットワークの上で「お客さん同士」がコミュニケーションを行い、それが商品の売れ行きや顧客満足に影響を与える現象のことだ。理論的には、一つの売り手と複数の買い手が、共通の情報交換手段(コンピュータ・ネットワーク)とインタフェースで連結されることでポリエージェントシステム(高木・木嶋・出口(1995))を形成する中での、エージェント間の相互作用の分析と位置づけることができる。 「インタラクティブ性」の概念 (Norman and Ramirez (1994)、矢作・青井・嶋口・和田(1996))が今日の経営、特に企業と顧客との関わりを考える上で極め
Varian, Hal R. "Markets for Information Goods," Draft, 1998. <要旨> Introduction 新古典派経済学では「情報」を取り扱うことは難しいが、皮肉にも米国経済における最大のセクターは今やICE(Information, Communication, and Entertainment)である。 Definition of information good 「情報財」のここでの定義はデジタル化することができるすべてのものである。デジタル化できる可能性を持っているかどうかが重要であって、現実にデジタル化されているかどうかは必要としない。 Information as an economic good 経済財としての情報が有する三つの属性 経験財(Experience good) 情報財は経験してみて始めてその
Rogers, Everett M. "Diffusion Of Innovations: Third Edition", The Free Press, 1982. (邦訳:青池愼一・宇野善康『イノベーション 普及学』産能大学出版部, 1990). 本書は、普及学の権威である著者が研究の集大成としてまとめあげた重厚な知的生産物であり、イノベーションがどのような普及過程を通して伝播していくのかを理論的、経験的に解明している。 新技術、新製品、新ライフスタイルなどのイノベーションは社会に新たな選択肢や手段を提供することで「不確定性」を増大させる。そして、その新たな不確定性に対処するために、人々は「情報探索」をおこなうように動機づけされるのである。著者の定義に従えば、「イノベーションの普及は、本質的に、新しいアイデアについての主観的に知覚された情報がコミュニケートされる社会過程」なので
暫定リストアップコーナー 2008年8月31日更新 Abegglen, James C., "The Japanese Factory: aspects of its Social organization," Free Press, 1958.(邦訳:占部都美、『日本の経営』、ダイヤモンド社、1958年.) Abegglen, James C. and George Stalk, Jr., "Kaisha, the Japanese Corporation," Basic Books, 1985.(邦訳:植山周一郎、『カイシャ』、講談社、1986年.) Abernathy, William J., "The Productivity Dilemma: roadblock to innovation in the automobile industry," The John Hopki
2003年2月20日 ガーラ・コミュニティ・ビジネススクール 黙って読んでいる人達(ROM)の 情報伝播、購買への影響 KBS 國領研究室 M24 #80128160 小川美香子 アジェンダ Ⅰ.問題意識&研究の概要 Ⅱ.先行研究の文献調査 Ⅲ.リサーチクエスチョン Ⅳ.アンケート調査 Ⅴ.結論 Ⅰ.問題意識&研究の概要 問題意識 消費者から提供されるインターネット上の 評価情報は、一体どれくらいの商業的価値 (購買)を生んでいるのだろうか? Ⅰ.問題意識&研究の概要 研究の目的(1) インターネット上の評価情報が消費者の購買 を誘発していること とくに、RAMが書いた評価情報を、インター ネット外に伝播し、第三者の購買行動を誘発 するうえで、評価情報を黙って読んでいるだ けのROMの貢献が非常に大きいこと を明らかにするものである。 ROM:Read Only Membe
Brooks Jr., Frederick P., "The Mythical Man-Month: Essays on Software Engineering, Anniversary Edition, Addison-Wesley, 1975; 1995.(邦訳:滝沢徹・牧野祐子・富澤昇、『人月の神話−−狼人間を撃つ銀の弾はない』、アジソン・ウェスレイ・パブリッシャーズ・ジャパン、1996年) 【要旨】本書は、往年の名機IBM360システムおよびOS/360の開発リーダーであったブルックスが、大規模ソフトウェア開発過程で遭遇したさまざまな困難を腑分けし、それとの格闘で掴み出した開発管理者のための実践的組織管理方法を説き明かしたものである。本書におけるブルックスの主張は、その後のコンピュータおよびソフトウェア技術の急速な発展によっても、大方、成り立つものといわれる。 本書の要点は2つあ
Noelle-Neumann, E., “The Spiral of Silence: Public Opinion - Our social skin”, Chicago: University of Chicago, 1984, (池田謙一訳、『沈黙の螺旋理論−世論形成過程の社会心理学』、ブレーン出版、1988年) ノエル=ノイマンは、西ドイツ総選挙における選挙戦終盤における支持の「なだれ現象」にかんする洞察を契機とし、世論が形成されるダイナミクスを「沈黙の螺旋理論」仮説によって説明することを試みた。ノエル=ノイマンは、「沈黙の螺旋理論」仮設を、社会調査(2章、3章)の分析とともに、思想家による世論の概念理解(ロック、ヒューム、ルソーなど:5〜8章)、文化人類学(11章、マーガレット・ミード)、そして心理学(13章、フロイト)などの知見や議論を通じ、明らかにしている。 「沈黙の螺旋理
SFCの学生にお勧めする私の10冊 人生は長い。仕事でも生活でもいろんな困難に出会う。それを乗り越えて、自分らしい人生を歩みたいものだ。私も55歳になり、社会人として30年以上、いろんな山と谷を越えてきた。 困難の越えるとき、頼りになるのは友人や家族の励ましだが、一方で、優れた書物の中にある叡智に、あらためて脱帽することになる。 私が、「この本から多くを学んだ」という本を列記して、諸君にも勧めたいと思う。 1)「孫子の兵法」 「男は、一歩外へ出れば百人の敵がいる」という言葉が『三国志』に出てくるが、人生はまさに戦いの連続だ。「孫子の兵法」は中国の春秋時代の呉の将軍、孫武が著したもので古今東西最高の兵法書と呼ばれる。 この本は、単に戦術を書いているだけではなく、処世の書、政治の書、経営の書としても最高級の価値がある。 この本の特徴は、「戦うことは最善ではない」ということを言っていることだ。「
慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程 学位論文(2002年度) 論文表題 黙って読んでいる人達(ROM)の情報伝播、購買への影響 (主査) 國領二郎教授 (副査) 池尾恭一教授 (副査) 高木晴夫教授 (副査) 2003年 3 月 提出 学籍番号 80128160 氏名 小川 美香子 1 論文要旨 所属ゼミ (論文題名) 黙って読んでいる人達(ROM)の情報伝播、購買への影響 國領研究室 学籍番号 80128160 氏名 小川 美香子 (内容の要旨) Web サイトに消費者から提供される評価情報は、どれくらいの商業的価値(消費者の購買)を生 んでいるのだろうか。 本論文はこのような問題意識を踏まえ化粧品の評価情報を扱うサイトである 「みんなのクチコミサ イト@cosme」 (アットコスメ http://www.cosme.net)を調査したところ、評
ネットワーク上における「無償デジタル財」との競争 Competing with Free Digital Goods in Cyberspace ver.2 (読みやすく改良したつもりです)旧バージョンはこちら 國領二郎 Jiro Kokuryo 慶應義塾大学大学院経営管理研究科 Keio University Graduate School of Business Administration 要旨:コンピュータネットワーク上には無償でのデジタル財の提供が多く見られる。無償供与についての伝統的な社会学や経済学の理論は動機に注目した分析を行う場合が多かったが、それでは説明できない商業的なベンダーによる大規模な無償提供が行われている。この論文ではその原因を主としてコスト構造に求める分析を行っている。 Summary: There is a large amount of free digi
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