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大そうじへの備え
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京都の印刷会社、株式会社からふね屋のブログです。印刷にまつわるさまざまなことを詳しくご紹介しております。 現在の印刷のワークフローは、デザイン・レイアウトをPC上でアプリケーション・ソフトを使って印刷用のデータに仕上げ、そのデータを出力したものを印刷する・・・、という形が主です。 そしてこの工程で、デザイン・レイアウトを行うのが「デザイナー」の仕事で、印刷用データを作るのが「DTPオペーレーター」の仕事となるのですが、実際のところはその境目は非常に曖昧です。 DTPが主流になる以前の「アナログ」の頃は、デザイナーはデザイン・レイアウトを「版下」という製版のベースになる文字や線画、罫線やトンボを配置した台紙にして、画像用原稿といっしょに入稿するところまでが仕事で、その版下をもとに製版作業を行い、印刷用の版を作るのが、製版会社のオペレーターや印刷会社の仕事と明確に分かれていました。 ところが、
少し前に8回に分けてご紹介してきた弊社の「1927年の活字見本帳」ですが、何かの形で皆さんにも手にとって見てもらえないかといろいろ考えた結果、一部の抜粋にはなりますが綴り型のポストカードとして復刻、販売することになりました。 原本からセレクトしたページをスキャンしてデータに取り込み、6枚綴りのポストカードにデザイン・レイアウトしてオフセット印刷、仕上げには切り離したときのミシン目の断面がスムーズになるよう、マイクロミシンという加工を採用しました。 出来るだけ多くのページを見ていただきたいので、6枚綴りのポストカードを二種類用意して、それぞれ表紙の色を少し変えて、青版と赤版と名づけました。 青版 赤版 この商品はGALLERY&SHOP唐船屋の店頭とオンラインショップでお求めになれます。 詳しくはこちらをご覧ください。 関連エントリー 1927年の活字見本帳 その8「欧文書体編」1927年の
通常、再版つまりリピートオーダーがある可能性のある印刷物の場合、印刷会社ではその印刷物の版を一定期間保管しておくことが一般的です。 ちなみに印刷の版とは印刷技法によってその形態は異なります。 活版印刷の場合は、凸版や紙型それに端物の場合は組版のまま保存しておくこともあります。スクリーン印刷の場合は、ポジフィルム、非常に再版頻度が多い場合はスクリーン版で残しておくこともあります。オフセット印刷の場合は、以前はポジフィルムやネガフィルムで保管していましたが、現在はCTPが主流のため、データで保存していることがほとんどです。 また、アナログ製版時代は、製版フィルムや凸版をつくるための版下も保存の対象になっていました。 ところで、時々この印刷の版で問題になるのが所有権、すなわち版は発注者か、印刷会社かどちらのものかという議論です。 この問題が往々にして起こるのは、なんらかに事由で発注者が印刷会社か
GALLERY&SHOP唐船屋オリジナル扇子・うちわ 全品50%OFFキャンペーンを9月30日(金)まで開催中です。 まだまだ暑い日が続いています。 この機会に是非!
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