ボールペンの最初の発明については、多くの文献では、1884年にアメリカ人のジョン・ ラウドが発明しているが、インク漏れがひどく実用にいたらなかったと、 記載されています。 要するに、ペンを立てるとインクが、インク管とボールの隙間から ボタボタ落ちてくる状態でしょうか。 1888年には特許も取りましたが、実用化されないまま特許の有効期限は切れてしまったようです。 実用化されなかった事もあり、この発明については、ボールペンの元祖として記載している文献と記載していない文献に分かれています。 1884年と言えば明治17年。その頃には既にシャープペンシルは、ドイツなどで大量生産がされていました。 実用に耐えるボールペンの開発は、1884年のジョン・ラウドによる発明から50年以上を経た1938年になって、初めて実現します。 ユダヤ系のハンガリー人で新聞校正員をしていたラディスラオ・ピロ(Laszlo