平成23年3月11日の東日本大震災により、緊急避難的に教育の場を相模原キャンパスに移した海洋生命科学部及び大学院研究科は、平成24年8月に学部新校舎(MB号館)が完成したことで、ほぼ旧態の授業運営ができる教育研究環境が整いました。 この間、地元関係各位から、北里大学海洋生命科学部三陸キャンパスの早期再開についての要望書をいただき、また平成25年4月15日には、三陸キャンパス早期再開促進期成同盟会を通して26,194名もの三陸キャンパス早期再開のご署名をいただき重く受け止めたところです。 大震災から3年目を迎える海洋生命科学部のキャンパスの在り方については、学部の存続にかかわる大きな問題として捉え、またこれまで学部創設時から約40年にわたって暖かいご支援をいただいてきた岩手県及び大船渡市のご要望にも出来る限り副うべく、学生の教育面や入学志願者の確保、長期的な学部運営・財政面など多方面から理事