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CES 2025
www.kokesin.com
「こけ玉の作り方や育て方を教えてほしい」という問い合わせが来ます。 こけ玉を作るのは簡単です。植物の根の部分を玉状にして、周りをハイゴケで包み、糸で縛れば出来上がりです。 ずいぶん以前のことですが、NHK趣味の園芸でこけ玉の作り方が掲載されました。植物の根の部分を玉状にして、周囲にケト土を貼り、ハイゴケで包み、糸で縛る作り方でした。これがブームを呼んで、こけ玉人気が高まりました。 ところが、このこけ玉は乾燥するとケト土が固く締まって容易に水を受け付けなくなってしまい、枯らしてしまう人が続出しました。 そこで、浅い皿に乗せて水を溜め、乾燥しないように工夫するとともに、乾燥した場合はこけ玉を水の中にドブンと浸けて給水するようにしました。 ところが、お皿に水を溜めておくと、水のやりすぎで植物が根腐れを起こすようになったばかりか、コケが黒ずんで来て腐敗してしまうようになりました。中には、カビが生え
一緒にコケを栽培しましょう。苔神が案内致します。 栽培するのは、コケの中で一番難しいといわれるスギゴケです。 最初に、コケを栽培する場所について考えましょう。 1、広い庭や畑をお持ちの方は、雨が当たる場所、明るい場所、平らな場所を用意します。雑草を刈り取り、防草シートを敷きます。もし可能なら、耕運機やトラクターで均すことをお奨めします。 2、庭をお持ちでない方や、マンション住まいの方でも、プランターやポットで栽培できます。まずは雨の当たる場所を用意してください。雨の当たる場所がない方は、ジョウロなどでみずやりができる場所を用意します。また、明るい場所を選んで下さい。 床面がコンクリートの場合は、夏場に高温となりますので、少し大きめの板やカーペットなどを敷いて下さい。 3、コケの栽培には、風が大きく影響します。建物と建物の間など、風が通り抜ける場所は乾燥が速くなります。なるべく風の当たらない
苔の愛好家、苔の園芸栽培農家、苔庭の造園業者、苔の緑化、苔玉の販売業者さんを支援する苔の専門サイト 日本苔技術協会(JMTA) 日本苔技術協会(JMTA)はコケを育てることをテーマとして、コケの栽培技術を研究・普及し、コケの産業化を目指す事業家、愛好家の団体です。 土を選び、種を播き、水を注いで、環境を整えてやれば、コケは芽を出し、ゆっくりと成長し、やがて立派なコロニーを形成してゆきます。 コケ玉を作るためにコケをマット状にはがして採集してしまうと、元に戻るまで3年も4年もかかってしまいます。また、マット状にはがしたコケは、コケ玉に巻いても1年もしないうちに死んでしまいます。さらには、採集した名前の分からないコケの中には、貴重なものや、絶滅危惧種に指定されたものが混じっているかもしれません。 栽培されたコケは天然自生のコケとは比べ物にはなりませんが、どうぞ、自然を愛する気持ちを大切にし、コ
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