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平成13年4月に、ユニークな実験に挑戦している方からメールが届きました。 ■問合せ: 13/4/6 日本苔技術協会さま 初めてご連絡さし上げております張雅美(ちょうあみ)と申します。 美術作品として苔を使ったオブジェを制作しているのですが、うまく苔が生育しないので相談したくご連絡いたしました。(制作は神奈川県の自宅の反日向のリビングでしています。) 苔を使ったオブジェを作るにあたり、2通りの方法で実験しました。 ひとつは、海外のウェブサイトなどで見かけるモス・グラフィティ(moss graffiti)と呼ばれる手法を試してみました。 モス・グラフィティの作り方:https://www.youtube.com/watch?v=GBsIljmgm7o これは土を落とした苔に、水、プレーンヨーグルトを混ぜ、ミキサーで粉砕し、これを絵の具のようにして刷毛で壁面に塗り付けると苔が生えてくるものです。
「こけ玉の作り方や育て方を教えてほしい」という問い合わせが来ます。 こけ玉を作るのは簡単です。植物の根の部分を玉状にして、周りをハイゴケで包み、糸で縛れば出来上がりです。 ずいぶん以前のことですが、NHK趣味の園芸でこけ玉の作り方が掲載されました。植物の根の部分を玉状にして、周囲にケト土を貼り、ハイゴケで包み、糸で縛る作り方でした。これがブームを呼んで、こけ玉人気が高まりました。 ところが、このこけ玉は乾燥するとケト土が固く締まって容易に水を受け付けなくなってしまい、枯らしてしまう人が続出しました。 そこで、浅い皿に乗せて水を溜め、乾燥しないように工夫するとともに、乾燥した場合はこけ玉を水の中にドブンと浸けて給水するようにしました。 ところが、お皿に水を溜めておくと、水のやりすぎで植物が根腐れを起こすようになったばかりか、コケが黒ずんで来て腐敗してしまうようになりました。中には、カビが生え
2021年9月28日(火)新潟市中央区清五郎のいくとぴあ食花で、庭園へのウマスギゴケの移植・管理技術講習会が開催されました。いくとぴあ食花には日本庭園が設けられていますが、残念ながら苔はほぼ全滅状態になっています。その日本庭園にウマスギゴケを移植して育てる、造園家向けの専門講習会です。 午前中、ウマスギゴケの生態を学ぶ専門的な座学を行い、午後から日本庭園の現場で実際にウマスギゴケの苗を移植する技術指導を行いました。 日本庭園 移植施工前 移植施工後 ウマスギゴケの苗移植の実習での技術指導 次回は、11月16日に第2回目「苔の管理技術講習会」が予定されています。 今講習会には朽網裕子会員から講習アシストを、また、土田一義会員からウマスギゴケの苗の提供を協力していただきました。 新型コロナウイルスの影響で、様々な講習会や指導会が延期や中止となっていましたが、9月下旬になって
苔の愛好家、苔の園芸栽培農家、苔庭の造園業者、苔の緑化、苔玉の販売業者さんを支援する苔の専門サイト 日本苔技術協会(JMTA) 日本苔技術協会(JMTA)はコケを育てることをテーマとして、コケの栽培技術を研究・普及し、コケの産業化を目指す事業家、愛好家の団体です。 土を選び、種を播き、水を注いで、環境を整えてやれば、コケは芽を出し、ゆっくりと成長し、やがて立派なコロニーを形成してゆきます。 コケ玉を作るためにコケをマット状にはがして採集してしまうと、元に戻るまで3年も4年もかかってしまいます。また、マット状にはがしたコケは、コケ玉に巻いても1年もしないうちに死んでしまいます。さらには、採集した名前の分からないコケの中には、貴重なものや、絶滅危惧種に指定されたものが混じっているかもしれません。 栽培されたコケは天然自生のコケとは比べ物にはなりませんが、どうぞ、自然を愛する気持ちを大切にし、コ
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