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パリ五輪
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1998年3月28日(金) G・W・F・ヘーゲル『精神の現象学序論――学問的認識について』(三浦和男訳、未知谷)を読んだ。予想していたよりはるかに、ほとんど爆発的に面白かった。三浦氏の訳は懇切丁寧で、ただこだわりすぎてかえって古い樫山欽四郎訳(いまは補訂されて、平凡社ライブラリーに入っている) よりわかりにくい箇所もあったりするが、訳者の序文や注釈によって与えられる補助的情報の豊富さも含め、全体としてはたいへん読みやすい。ドイツ語ができない僕には訳の正確さを云々する資格はまったくないが、なによりも日本語としてのリズムがいい。したがって難所が連続しても、文章の魅力で読み続けられるのだ。 僕はヘーゲルには挫折し続けている。大学のときは『小論理学』の講読に出席していたが落ちこぼれていたし、『精神現象学』も何度も挑戦して断片的には読んでいるが、「わかった!」という気がしたためしがない。『哲学史』や
「藤子・F・不二雄」追悼 『藤子・F・不二雄 SF全短編』第一~三巻(中央公論社)によせて ▼加藤 秀一 【はしがき】 本稿は、岩波書店から発行されている雑誌『へるめす』に掲載されたものである。いま手元に掲載誌がないため、何年の何月号だったかを記すことはできないのだが、発行されてからすでに半年は経っているはずである(1997年10月18日現在)。私としては、このまま消えていくにまかせるにはしのびない文章なので、ここにアップすることにした。近い将来、本稿で示唆したような考えを、よりまとまったかたちで展開する準備を進めている。 ジョン・レノンが狂人に殺されたとき、オノ・ヨーコが日本の新聞の一面全部を買い取って発信したステートメントのなかに、ジョンの死について書くことで日銭を稼ぐ人々を責めはしない、という趣旨の一節があった。それを読んだときの穏やかな感動に忠実であろうとすれば、つい最近亡くなった
[戻る] (2004年11月29日更新) ★「ジェンダー論」や「女性学」全般への入門書 『AERAムック ジェンダーがわかる。』朝日新聞社 *私も「本質主義と構築主義」について簡単にまとめています。 江原由美子ほか『ジェンダーの社会学』新曜社 井上輝子『女性学への招待』有斐閣選書 落合恵美子『21世紀家族へ(新版)』有斐閣選書 ★もう少し専門性に踏み込んだアンソロジーとして 竹村和子編『ポスト・フェミニズム』 竹村和子『フェミニズム』岩波書店 『岩波講座現代社会学11 ジェンダーの社会学』岩波書店 『岩波講座現代社会学10 セクシュアリティの社会学』岩波書店 *どちらも、講座ものの割には内容に体系性がないし、論文の質にもバラツキがある。でもとりあえず色々なテーマについてかじってみるにはよい。 ★フェミニズムの歴史と現在 加藤秀一・坂本佳鶴惠・瀬地山角編『フェミニズム・コレクション(全3巻)
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