「開業計画書」の開業後の見通し欄のところに該当するのですが、事業をスタートさせた後、どのような業績になっていくかの予測です。ここで大事なのは、“希望数字”を出すのではなく。堅実な線で計算すること、明確な根拠で計算することです。この2つの点にたっていない計画書は、実際に事業をはじめるとすぐに「計画と実績」が大きくズレてくるでしょう。融資用に見た目のよい数字を出しても相手はプロです。すぐに見破られますので、きちんと計算する必要があります。 売上予測の立て方 小売店や飲食店の場合は、通常客単価(1人当り平均的な購入金額)×1日の平均客数×営業日数で計算します。製造業等であれば、月平均の受注量×1個当りの単価(売り値)などで計算すればいいでしょう。 いずれにしても重要なのは、それがどの程度具体的な根拠にもとづいているかです。もちろん、実際のところは“やってみないとわからない”ということもありますが