昔の資料を何気なく漁っていたら、大学~大学院時代に書いた「HSPICEの使い方」なる文書が出てきました。 このテキストは今から10年ほど前に大学の研究室での卒論生指導および授業で使うために書いたものです。 当時、所属していた研究室では回路シミュレータ「HSPICE」を使うときにはテキストエディタで 直接ネットリストを組み、HSPICEにかけていました。 現在では(というか当時でも)SPICEで回路解析するにしても電算機上で描いた回路図そのものを 電算機がネットリストに変換、そのまま回路解析を行うのが普通で、テキストエディタでネットリストを組む という手法をとる人はごく少数だと思います。 しかし、回路がうまく動かず、エラーが出てしまうときはネットリストを直接調べる必要が出てくることがあります。 そんなこんなで大学院を修了し、就職した後でもネットリストの書き方、読み方は時々役に立っていました。