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1.スタンドアローンの価値算定 買収対象企業が考えている中長期計画の妥当性を評価しながら、M&Aをしかける企業が独自に事業予測(シナジーを入れないスタンドアローンのケース)を行い財務諸表を作成していきます。 そして、対象企業がもっているリスクを事業面、財務面、法務面、環境面、人事面などから検証し、定量化できるものはその結果を財務諸表に織り込みます。(このプロセスをデューデリジェンスといいます。) 通常、事業予測は1つのケースだけでなく、複数のケース(例えば、楽観、ベース、悲観など)で考えます。 次に、事業予測ができたら、その予測に基づいて企業価値評価を行います。企業価値評価の方法としては、1つの方法だけで考えずに多面的な方法で考えるケースが多いです。価値評価の方法としては大きく次の3つがあります ■DCF法を使う 最もポピュラーなやり方です。作成した財務諸表をベースにDCF法を使います。こ
3C分析のひとつ競合分析について、手法、フレームワークの一例を紹介します。ここでの紹介例では、次のプロセスに沿って、競合分析の例を紹介します。 1.競合の定義 2.競合プロフィールの整理 3.自社との比較 競合分析のプロセスで、競合を定義するということは最も重要な作業になります。 競合を定義づける際にはマイケル・ポーターの5つの力の考え方が役に立ちます。すなわち、現在目の前にいる競合だけでなく、新規参入や代替品という軸でも競合を定義づけておく必要があるということです。例えば、鉄鋼業界であれば、代替品となりうる他の素材業界(例えば樹脂)を考える必要があるかもしれません。 しかし、この競合の定義付けを緻密にやっていくと、当然無数の相手が競合として考えられる事態にもなりかねません。そこで、競合のマーケットシェア(金額シェア、数量シェア)や製品ラインナップ、流通チャネルなど面から競合度合いが高いか
ビジネスパーソンに必須となる基礎知識・基礎スキル、仕事やキャリアに関する情報を中心に発信するブログ 「Ns spirit投資学・経営学研究室」 キャリアの課題に直面している方は 大企業【20代後半~30代前半 必見】 自分の市場価値を簡単に確認する方法 【30代、40代必見】 大企業が直面する課題 今やるべき5つのこと
先日某所でプレゼンテーションの研修を受けたときに学んだ言葉にWIIFYという言葉あります。 WIIFYは、What's in it for you?の略で、日本語で言うと「相手にとって何の役に立つのか?」になります。つまり、WIIFYは聞き手に対するメリットのことで、プレゼンテーションはこのWIIFYに焦点をあてた構成にしなければならないというわけです。 例えば、企業を説明する際に、投資家に対しては、投資した何倍ものお金を還元できることを訴え、採用試験に来た人には、いかに会社の将来が明るくて、キャリアアップにつながるかを訴えます。これが逆になってしまっては、聞き手のメリットはゼロに等しいわけです。(ちなみに前にも何回か紹介したFABEというフレームワークのBの部分は、まさにWIIFYそのものです。) こうやって書くと、当たり前のことのように聞こえますが、実際はWIIFYを外したプレゼンテー
本書は経営戦略のコンセプトを実務レベルで活用可能なものに厳選し、戦略の基本という位置付けでまとめたものです。(本書の表現を引用すると枝葉を理解するための幹の部分にフォーカスをあてているということになります) 企業の成長目的に始まり、ファイブフォース分析などの外部環境分析やバリューチェーンなどの内部環境分析の手法、事業戦略の基本パターンを紹介。後半ではM&Aの概要や戦略の意思決定や実行の要諦にも触れていて、戦略立案から実行までの基本概念をコンパクトにまとめられています。 それぞれのコンセプトの説明は簡略化されているので、本サイトでも紹介しているような複数の戦略本を読んだ上で、もう一度基本に立ち返る際に適した一冊です。
本書はパワーポイントを使った実践的なプレゼン資料作成の指南書です。 前半はパワーポイント2007を使った図表デザインの仕方を解説。後半では、本サイトでも取り上げているロジカルシンキングの概念(MECEやピラミッドストラクチャーなど)と、実践的なチャート作りのプロセスを紹介しています。さらに悪いチャート例をどう改善させるかといった例も載せられています。 パワーポイントに慣れた方だと、前半はやや冗長に感じるかもしれませんが、後半の部分はプレゼン資料作りの参考になると思います。以前紹介したマッキンゼー流 図解の技術 ワークブックと並んで、ビジュアル部分のセンスを養うにはうってつけです。(本書自体も様々な論理思考本やプレゼン本からの引用があります) 仕事で多数のプレゼン資料を作る機会がある方におすすめの一冊です。 本書はマッキンゼーで3年間勤務した著者により書かれたもので、効率的・効果的なアウトプ
あなたは、アメリカの本社から来日したCEOに、日本での新商品Nの投入に関する戦略を報告しなければなりません。しかし、CEOは多忙で、唯一のチャンスはエレベーターに一緒に乗るわずか30秒ほどです。報告する内容は下記のとおりです。 ①新商品Nの物流拠点は買収により対応可能である。 ②高い技術力は、対競合との優位性構築のために不可欠な要素である。 ③新商品Nは海外では販売されているが、日本国内では規制により販売できなかった。しかし、国内ニーズは高く、規制緩和が行われれば、大きな市場が形成されるだろう。 ④海外で新商品Nと同じような商品を扱っている会社の収益性は高い。 ⑤自社の技術力は業界でもかなり高い。 ⑥スムーズな配送が他社との優位性構築のために不可欠である。 ⑦新商品Nの規制緩和が次年度から施行されることが決定した。 ⑧優位性を確保できる物流拠点の買収がもうすぐ完了する。
ファーストムーバーアドバンテージ(First Mover Advantage 以下FMA)とは、早く開始・実行したものの方が、後から開始・実行したものよりも優位に立てるということを示します。
投資先の将来性をきっちり分析したいのであれば、これまで扱ってきた過去から将来にかけての定性・定量の企業分析から、将来の業績を予測をする必要があります。そこで必要になるのが、予測財務諸表です。 予測財務諸表を作成するには、定性分析、定量分析に基づいてその企業が将来どうなりそうかを予想することが重要です。ただし、予測財務諸表の作成の目的は、完璧な財務諸表を作ることではなく、企業が今後どうなりそうなのか?を判断することなので、外からでは将来どうなるかよくわからない科目については適当な仮定を作れば問題ありません。 予測財務諸表で見たいポイントは大まかに次の4つです。 ・将来の売上高と利益はどうなりそうか? ・将来資金が枯渇せずに事業活動を続けられるか?枯渇しそうであれば、 どの程度の借入金が必要か? ・資金繰りは問題なく、成長のための設備投資をする余力はありそうか? ・業績に与える影響が大きいのは
■ロジカルシンキングを鍛える ロジカルシンキングの基本思考 論理展開のパターン 演繹法 論理展開のパターン 帰納法 MECE ピラミッドストラクチャー ピラミッドストラクチャー作成方法 ロジックツリー ロジックツリー作成方法 フレームワーク思考 ├―FABE └―その他のフレームワーク 仮説思考 問題解決プロセス 相関係数・回帰分析 ファクター分析 コーザリティ分析 マトリックス分析 パレート分析 感度分析 統計の基礎的手法 現象をモデルで考える ROAツリー 売上高の分解 フレームワークの応用例 ロジカルシンキング例題1 ロジカルシンキング例題2 仕事力アップに活用する ├―説得力を高めるには ├―報告書の作り方 ├―プレゼン資料の作り方1 ├―プレゼン資料の作り方2 ├―プレゼン資料の作り方3 ├―プレゼン資料の作り方4 ├―適切なチャートの選び方 ├―パイチャート ├―コラムチャート
売上高を利益構造で分解すると、付加価値を生み出しているのはどこかということを把握することができます。 売上高 = 売上総利益 + 売上原価 売上高 = 営業利益 + 販管費 + 売上原価 売上高 = 経常利益 + 営業外収益 + 販管費 + 売上原価
ここでは、企業分析方法について解説します。ここでは、定性的、定量的な分析の一例を紹介します。通常、企業分析をする際には、まず定性分析で企業がどういう環境に置かれていてどんな戦略を立てているのか、何が課題なのかを大雑把に掴みます。そして、定性分析で定量分析で財務指標などの細かい数字を追っていきます。 いきなり定量分析でやみくもに数字をいじると、分析に時間がかかる上、大事なところを見落とす可能性があるので、定性分析→定量分析という順に分析をしたほうが効率的です。
PEST分析とは、マクロな外部環境分析をするためのフレームワークです。PESTは、マクロな変動要因である、政治、経済、社会、技術の頭文字を取った造語です。 ・政治(Politics) ・経済(Economics) ・社会(Society)) ・技術(Technology) 通常PEST分析を使う目的は、ある企業の外部環境を分析するためです。したがって、重要なのはマクロな要因を詳細に分析することではなく、マクロな要因が分析する企業にどのように影響してくるのか把握することになります。 PEST分析をする際の代表例は以下のとおりです。 ■政治 法律改正、政権交代、外交など ■経済 景気動向、インフレ・デフレ、GDP成長率、日銀短観、失業率、鉱工業指数など ■社会 文化の変遷、人口動態、教育、犯罪、、世間の関心など ■技術 新技術の完成、新しい技術への投資など
A事業への新規参入について ・当社には既存技術がA事業で応用可能である ・A事業に対する市場の成熟度は低く、成長性がある。 ・同業他社はA事業に参入していないため、 当社が参入すれば大きなアドバンテージに繋がる。 ・既存の営業ルートがA事業に生かせる。 結論 以上の理由からA事業に参入すべきである。 A事業への新規参入について 結論 A事業に参入すべきである。 ・当社には既存技術がA事業で応用可能である ・既存の営業ルートがA事業に生かせる。 ・同業他社はA事業に参入していないため、 当社が参入すれば大きなアドバンテージに繋がる。 ・A事業に対する市場の成熟度は低く、成長性がある。 上の報告書を比較すると、報告書2の方が読みやすいと思います。 報告書1では理由を散々述べたあとに結論が最後に出てきます。そのため、読み手は理由を一つ一つ吟味する必要があるのです。 報告書2では構成がピラミッドス
三現主義とは、現場、現物、現実という「3つの現」を重視する考え方のことです。この「3つの現」を重視しなければ、物事の本質を捉えることが難しいと言われています。 工場などの生産現場で起きた、不具合品が見つかったときに、責任者が状況だけ聞いてデスクの上で判断を下した場合、間違った指示を作業員に与えることがあります。不具合品が作られる工程(現場)を見て、不具合品そのもの(現物)を見て、不具合品に起きている状況(現実)を見るという三現主義を重視すれば、より正しい判断に近づくことできるといえます。 三現主義は、工場の工程での不具合だけでなく、犯罪捜査や売上不振の解決といった問題にも適用することができる考え方です。
フレームワークとは、文字通り枠組みのことです。ここでは考える枠組みとなります。フレームワークは、通常MECEに分類された枠組みになっていて、様々な問題を考えるときの切り口となる役目を果たします。 フレームワークを用いることによって、考えモレを無くし、より大きな視点で物事を捉えることできるようになります。さらに、問題に応じて定型的なフレームワークがあるので、思考の際のスピードアップにつながります(考えるスピードが速い人は、たいてい何らかのフレームワークを持っていると思います)。 したがって、物事を考える前には、まずどのようなフレームワークを使うか、時間をかけて考えることが重要です。 フレームワークを使う際の注意点として、フレームワークを使って情報を整理するだけでなく、解釈を付与するということです。フレームワークというのは、情報を整理するためのものではなく、整理した情報からどんなことが言えるの
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