1 交絡因子を考える Sir Richard Doll 医師、疫学者 (1912-2005) Sir Austin Bradford Hill 疫学・統計学者 (1897-1991) 防衛医科大学校 防衛医学研究センター 感染症疫学対策研究官 教授 加來浩器 平成26年1月24日 09:15-12:15 平成25年度 感染症リスクマネジメント作戦講座 曝露(exposure) 喫煙 結果(Outcome) 肺がん これをどのように証明するか? 当時のロンドンでは、女性でたばこを吸うのは珍しい状況でした。 2 -約4年間の研究 -肺がん患者(男性)と非肺がん患者(男性)の喫煙状態を比較 対照の 喫煙状態 非肺がん患者 比 較 危険因子への曝露 症例の 喫煙状態 研究1( 1948年 4月~ 1952年 2月) 肺がん患者 結果 ロンドン市内の病院 に入院中の男性患者 対照をどのように選定する