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ヤマハ、サウンドバー「YAS-108」を2.6万円で発売。仮想サラウンドDTS Virtual:Xと独自音場モードの掛合わせに対応 2018年6月27日/Stereo Sound ONLINE 編集部・三友卓哉 壁掛け設置もOK ヤマハから、サウンドバーの新製品「YAS-108」が7月上旬に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥25,800前後。 YAS-108は昨年登場した「YAS-107」の後継機で、サブウーファーを内蔵したワンバー構成のモデル。先代機で世界初搭載した仮想サラウンド技術「DTS Virtual:X」を引きつづき採用する。同技術はステレオ音声からドルビーアトモス&DTS:Xまで、あらゆる音源を高さ方向も含めた仮想サラウンドで再生してくれるのが特徴だ。 今回YAS-107では、新たにDTS Virtual:Xとヤマハ独自のサラウンドプログラム5種類(映画/テレビ番組
東京・秋葉原に店舗を構える、キットアンプメーカーのサン・オーディオ。真空管オーディオファンなら、一度は耳にしたことがあるだろう。サン・オーディオは、国内外で名高いトランスメーカーのタムラ製作所の代理店からスタートし、現在はオリジナルの真空管アンプキットや、特注トランスなどのパーツも扱っている。真空管アンプキットの開発、製作は30年近い歴史があり、国内外でもファンが多い。知る人ぞ知る名ブランドなのだ。 そんなサン・オーディオとステレオサウンドの季刊誌『管球王国』がコラボして誕生したのが、今回紹介する管球式プリアンプ「SVC-200 管球王国スペシャルヴァージョン」(以下、SVC-200管球王国)。販売は、ステレオサウンドストアのみでの取扱いとなる。 【関連記事】 ・サン・オーディオの管球式プリアンプ「SVC-200」に、真空管等主要パーツを変更した『管球王国スペシャルヴァージョン』登場 「S
試聴では、デノンのプリメインアンプ「PMA-SX」とバランス接続し、スピーカーはB&Wのブックシェルフ型モデル「705 S2」を用いてネットワーク再生から行なった。まずは、テオドール・クルレンツィス指揮ムジカエテルナによる『チャイコフスキー:交響曲第6番』(96KHz/24bit)から「第3楽章」を聴いた。低音楽器や大太鼓などの打楽器はずっしりとパワフルで、エネルギーにあふれた鳴り方だ。中高域は弦楽器の音色の艶が華やかで、色彩感豊かな演奏が魅力的に描き出された。力強さと華やかさを持った音は少々ハデな感じもあるが、勢いのある音で躍動感に溢れる。 ここで、「NT-505」が内蔵するアップコンバート機能などを試してみた。アップコンバートはPCM系の2/4/8倍アップサンプリングとDSD256(11.2MHz)/DSD512(22.6MHz)変換が可能。PCMのアップサンプリングは高次となるほど音
HOME > レビュー > 35mmフィルムに眠っていた圧倒的な情報が蘇る! UHD Blu-ray版『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』上映会レポート バンダイナムコアーツから、日本アニメ史上屈指の名作が、6月22日に4Kソフトでリリースされる。ラインナップされるのは、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』、『機動戦士ガンダム F91』、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』、『イノセンス』だ。そのリマスター作業やクォリティのインプレッションについては、現在発売中の「月刊HiVi7月号」に詳しく掲載している。ここでは、発売に先駆けて行なわれたマスコミ向けの上映会で語られた、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』&『イノセンス』の押井監督や、4Kリマスター作業を行なったキュー・テック担当者のコメントを紹介したい(Stereo Sound ONLIN
前面ディスプレイの消灯モードを追加 ドイツ・RMEの日本代理店をつとめるシンタックスジャパンは、6月13日、新製品発表会を開催。ハードウェア5製品と、ソフトウェア1製品をリリースした。 日本で初登場となった、オーディオインターフェイス「ADI-2 Pro FS」は、2016年にリリースされた「ADI-2 Pro」のマイナーアップデート機。ADI-2 ProからRME製コンポーネントの大きな特徴であるクロックを、最新のFS(フェムトセコンド)仕様に更新したモデルだ。 オーディオインターフェイスとは、録音スタジオや自宅スタジオでの録音用途向けに開発され、A/DコンバーターとD/Aコンバーターを1台に盛り込んだハードウェアのこと。 RMEのオーディオインターフェイスとして、同社初のDSD対応など最先端のスペックを備えつつ、最高グレードの音質を追求したADI-2 Proは、リリース後に高い人気を獲
米MYTEK Digital(マイテック・デジタル、以下MYTEK)が開発するプリ&ヘッドホンアンプ内蔵USB DAC「Brooklyn DAC」がグレードアップし「Brooklyn DAC+」(想定市場価格¥270,000前後)として6月下旬より発売される。いち早く聴く機会を得たのだが、外観や入出力端子といった基本仕様はそのままに、音質面において確実に進化を遂げていた。有機的でアナログライクな音質は、音源がデジタルソースであることを暫時忘れさせてくれたのだ。早速、詳細をお伝えしよう。 ▲MYTEK Digitalの新製品「Brooklyn DAC+」。6月下旬発売予定で層手市場価格は¥270,000前後 MYTEKはプロ用機器からスタートした硬派なブランド MYTEKはニューヨークに本拠を置くプロ用レコーディング機器メーカーだ。代表のミーハウ・ユーレビッチ氏はSACDのプロジェクトにも参
【速攻レビュー付】ヤマハ、新AVアンプ「RX-A3080」を8月下旬に発売。シーンごとに最適音場を構築するSURROUND:AI機能 2018年6月13日/木村雅人/Stereo Sound ONLINE 編集部 新DAC、新ネットワークモジュールでDSDは11.2MHz再生に対応 ヤマハから、AVアンプAVENTAGE(アベンタージュ)シリーズの新製品「RX-A1080」、「RX-A2080」、「RX-A3080」が、8月下旬に発売される。価格はRX-A1080が¥140,000(税別)、RX-A2080は¥200,000(税別)、RX-A3080は¥280,000(税別)となる。 今回の新製品は、1986年発売の「DSP-1」以来、同社が連綿と取り組んできた音場創生技術=CINEMA DSPを進化させた「SURROUND:AI」(サラウンドエーアイ)を搭載したのが特徴となる。 SURR
HOME > 連載 > ヤスのアイドルラブ > 渡邊ちこ(notall)/「レコードがある暮らしvol.4」の表紙を飾る彼女が、ユニオンレコード新宿の一日店長に就任。音楽への愛を熱く語る 4人組アイドル・グループ、notall(ノタル)の渡邊ちこが6月10日に、東京・ユニオンレコード新宿で一日店長を務め、自身の音楽ルーツを振り返った。これは、「店頭での身近な音楽との出会いの提供」をコンセプトにディスクユニオン各店のスタッフが企画/運営を行なうDIYインストアイベント「DIVE INTO MUSIC.」の一環。渡邊にとって初のソロイベントであり、ユニオンレコード新宿としてもオープン後の初インストアイベントだったが(4/20オープン)、盛況のうちに無事終了した。 父に渡辺直樹氏(スペクトラム、AB's)、叔父に渡辺茂樹氏(ザ・ワイルド・ワンズ)、叔母に南翔子氏(テレビアニメ『うる星やつら』オ
今回のステレサウンドオンライン新製品レビューは、RMEから発売されたDAC&ヘッドホンアンプ「ADI-2 DAC」を紹介する。今やオーディオ製品のいちカテゴリーとして確立された感のある(USB)DAC。ファイルオーディオやストリーミング再生が主流となってきた現在、(ポータブル)ヘッドホンアンプと共にユーザーの注目を集める存在となった。 ADI-2 DACは、プロの間では好評となり一時期品薄にもなったオーディオインターフェイス(A/D、D/Aコンバーター)「ADI-2 Pro」(2016年発売、¥200,000前後)が基になっている。詳しくは後ほど紹介するが、ADI-2Pro のアナログ入力(A/D)を省いでコストダウンを図る一方で、新規にRCA出力端子を装備するなど、ホームユースでの使い勝手を向上させた製品に仕上げられている。 RME社は元々、プロオーディオ製品を主とするメーカーで、PCオ
kube12b(左) / kube10b(中) / kube8b(右) 優れたコストパフォーマンスが特徴のKEF新生QシリーズはHiVi2017年9月号の「徹底分析」で報告した。しかしその時点では、新Qシリーズに組み合わせて使うサブウーファーは揃いきっていなかった。ということで、リストの機材と組み合わせて、EQなどもオフにした、ストレート再生の報告である。 ユニット口径を型番に表わしたと思しき3モデル。末っ子の「kube8b」は8インチ=20cm径、真ん中の「kube10b」は10インチ=25cm径、長兄の「kube12b」は12インチ=30cm径のユニットを積み、まさに選べるラインナップとして多様なニーズに応える。 外観意匠は写真の通り、精悍な黒基調が共通のテイスト。サイズは使いやすさを追求した凝縮の寸法とカタチ。パッと見でも、置き場所に困るというサブウーファーのネガティブ感も薄い、フレ
今回は、巷で評判の、ソニーモバイルコミュニケーションズのオープンイヤーBluetoothイヤホン「Xperia Ear Duo」(XEA20)をレビューしてみたい。外音を聞きながら自分だけのBGMを楽しめる「デュアルリスニング」を実現する、左右完全独立タイプのBluetoothイヤホンだ。価格はオープンとなり、ソニー直販サイトで¥29,980(税別、2018年5月時点)。耳の穴に突っ込むカナル型イヤホンとは一線を画す本機。その音質と使い心地を中心にレポートしたい。 生形三郎(うぶかたさぶろう) 作曲家、音楽家、録音エンジニア、オーディオ評論家、東京電機大学理工学部講師。東京藝術大学大学院修了。音楽家の視点を活かした、独自の録音制作およびオーディオ評論活動を展開している。「オーディオ=録音⇔再生」に関する、多角的な創造・普及活動に取り組む。自宅アトリエでは、自作の4ウェイおよびフルレンジをメ
ビックカメラ、完全ワイヤレスBluetoothイヤホン「左右」を4,980円で発売。φ10mmドライバー搭載。連続再生2.5時間 2018年5月 9日/Stereo Sound ONLINE 編集部・三友卓哉 どちらが左右が分かりやすいデザインを採用 ビックカメラから、左右ハウジングが分離した完全ワイヤレス型のBluetoothイヤホン「左右」(さゆう、型番:FWSY01)が発売された。価格は¥4,980(税別、10%ポイント還元)で、ビックカメラ、コジマ、ソフマップのオーディオ取扱い店および、それぞれのインターネット通販サイトにて販売する。 本機は、昨今人気の完全ワイヤレスBluetoothイヤホンのさらなる普及を目指して開発したというビックカメラグループのオリジナルモデル。「左右」のネーミングは、左右のハウジングに「L/R」ではなく「HIDARI/MIGI」とデザインしたことに由来して
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SSO新製品レビュー:格安オーディオサーバー「Soundgenic」がおすすめ。3.5万円に高級機fidataのエッセンスが詰まっている 2018年4月28日/木村雅人 今回のステレサウンドオンライン新製品レビューは、アイ・オー・データ機器のオーディオサーバー、Soundgenic(サウンドジェニック)シリーズの「HDL-RA2HF」と「RAHF-S1」を紹介する。 ハイレゾを中心とした、ファイルオーディオ再生は今や当たり前となっている。その聴取手段の一つにネットワークストレージ、いわゆるNASやサーバーをオーディオシステムに取り入れた、ネットワークオーディオ再生があり、一般的になってきた。 かつては、NASやサーバーに普通のPC周辺機器しか選択肢がなかった。それが、ここ数年でオーディオ用を謳う“オーディオサーバー”が続々と登場し、注目を集めている。 なにゆえオーディオ用なのか。それは、一
主要回路のデジタル化でS/Nを向上 アキュフェーズから、FMステレオチューナー「T-1200」が5月上旬に発売される。価格は¥360,000(税別)。 本機は、2010年に登場した「T-1100」の後継機で、主要回路のデジタル化を進め高S/Nの受信を可能にしたモデル。受信できる周波数帯域は76.0~95.0MHzとワイドFMにも対応しているので、AM局の放送も楽しめるようになった。 新開発のフロントエンド部は、過大入力や妨害信号を防ぐために高周波増幅器の前後に複同調回路を搭載する2段構成を採用。さらに局部発振器には「DDS」(Direct Digital Synthesis)を搭載することで、不要成分を極力排した純度の高い出力を実現したという。 さらに、IF(中間周波数)段以降の各回路は、高速・高精度のDSPを用いることでフルデジタル化を実現。処理性能や特性を飛躍的に向上させている。なお、
HOME > レビュー > オンキヨーのネットワーク対応プリメインアンプ「TX-8250」がコスパ高すぎ。ハイレゾからBluetooth、アナログ盤まで熱量あるサウンドを味わえる オンキヨーのネットワーク対応プリメインアンプ「TX-8250」がコスパ高すぎ。ハイレゾからBluetooth、アナログ盤まで熱量あるサウンドを味わえる 2018年4月 6日/伊藤隆剛・Digi Fi編集部 「TX-8250」は、いつもながらに先進機能が満載のオンキヨーのネットワークレシーバー内蔵プリメインアンプだ。有線/Wi-Fi経由のネットワーク再生、USBストレージからのハイレゾ再生はもちろん、Bluetooth(AAC/SBC)、AirPlay、Spotify Connect、TuneIn、radikoなどのカジュアルユースに欠かせない機能もまんべんなくフォロー。 フォノ入力(MMのみ)や2.1chプリア
先日Stereo Sound Onlineに載った記事にホイホイとつられて、真空管式プリアンプ「TUBE-03J」をオーダーしてみた。安価でユニークな製品を多くラインナップしている大阪発、FX-AUDIO-製である。 【関連記事】 ・FX-AUDIO-、ハイブリット式のプリアンプ「TUBE-03J」発売。トーンコントール機能も装備して、5,980円 とは言っても、さっぱり馴染みのないブランド。しかもめちゃめちゃ安い。この手の製品は各媒体でも紹介はされるものの、試聴記事はさっぱり上がってこない。テスト試聴には値しない......ということなのだろうか。 安かろう悪かろうと考えるのがマニアの性。とはいえ、安くていい音がするのなら手に入れたいと思うのもマニアの性。事実、WEBで紹介されると、記事への反響も少なからずある。みんな気になるのだ。 いまのシステムに不満があるわけではないのだが、マニア心
「X50D」は、韓国NOVATRON社のオーディオ・ブランドであるカクテルオーディオから登場したミュージックサーバーで、同社の最上位モデルとなる。本機はDACを搭載しないトランスポートで、豊富なデジタル出力を搭載し、中でもUSB端子ではPCM384kHz/32bitやDSD 11.2MHzの出力に対応する。組み合わせるDACに合わせた最適な接続と設定が行なえる仕様だ。ストレージとして別売りのHDDまたはSSDを搭載できるほか、USBストレージも接続して利用できる。UPnP/DLNA機能、音楽ストリーミングサービスのTIDAL、Qobuz(ともに日本未上陸)への対応など、ネットワーク関連機能も充実している。 USBストレージやネットワークを介して取り込んだ音源は、本機の中でデータベース化され、アルバム単位だけでなく、ジャンルやアーティストといった情報からもアクセス可能になる。また、本機はディ
ハイファイオーディオの世界で、デノンが地道に培ってきた高音質化に向けた技術やノウハウをコンパクトな筐体に凝縮したデザインシリーズ。フルサイズの高級機に勝るとも劣らないクォリティと、小型で洗練されたデザインは、各方面から高い評価を受け、新世代のオーディオスタイルとして広がりつつある。 ここで紹介する「PMA-60」は同シリーズの初代USB DAC内蔵プリメインアンプとして人気を博した「PMA-50」の後継機である。"フルサイズコンポに引けをとらない高音質再生"という強い思いをそのまま受け継ぎながら、クォリティへのこだわりはより徹底され、クラスを超えた表現力を目指している。 仕様としてはUSB入力でDSD 11.2MHzのネイティヴ再生、PCM 384kHz/32bit再生対応のDACシステムの搭載がトピックだが、本質的な音質改善に向けた技術、工夫が少なくない。 最大の注目点はアンプ部の進化に
米国ION Audio、最上位レコードプレーヤー「PRO500BT」を49,800円で4/4発売。テクニカ製カートリッジが付属 2018年3月27日/Stereo Sound ONLINE 編集部・三友卓哉 フォノイコライザーアンプ搭載。オペアンプは新日本無線製 inMusic Japanから、米国ION Audio(アイオン オーディオ)のアナログレコードプレーヤー「PRO500BT」が4月4日に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥49,800前後。 PRO500BTは、ION Audioのフラッグシップとなるレコードプレーヤー。ベルトドライブ方式を採用し、重量感のあるアルミダイキャスト製プラッターを駆動する。回転数は33 1/3と45回転に対応。オーディオテクニカ製VMカートリッジ「AT95E」が付属する。 新日本無線製オペアンプを採用したフォノイコライザーアンプを内蔵してい
テクニクスは本日3月27日に、ダイレクトドライブ方式のアナログターンテーブルの「SP-10R」とアナログターンテーブルシステム「SL-1000R」を発表した。発売日は5月25日を予定し、価格はSP-10Rが¥800,000(税別)、SL-1000Rが¥1,600,000(税別)。いずれも受注生産となる。 今回の2機種は、CESなどですでに公開されており、正式に発表された格好だ。ともにテクニクス最上級ライン「Reference Class(リファレンス・クラス)」のモデルとなり、2016年に発表されたSL-1200Gシリーズで培われた最新のノウハウを流用しつつ、最上級クラスに値すべく新たな技術が数多く投入されている。 SP-10Rは1970年代~80年代に名機と称された「SP-10」シリーズを現代に復活させたモデルだ。当時のSP-10シリーズ同様にターンテーブル部と電源を内蔵したコントロール
音楽ストリーミングサービスの「Deezer HiFi」が日本でスタートした。ここで注目したいのが、Deezer HiFiは配信でCDクォリティの音楽が楽しめ、しかもその再生機能を内蔵したAV機器が既に多く登場していることだ。中でもヤマハではアンプやAVセンター等の多くの製品でDeezer HiFiを聴取でき、しかも4月30日までなら3ヵ月間の体験キャンペーンも実施している。今回は和田博巳さんに、ヤマハの注目2モデルを使ったDeezer HiFiのサウンドを体験してもらった。(編集部) 昨年12月8日に日本では初となるCDクォリティの定額制音楽ストリーミングサービス「Deezer HiFi(ディーザー・ハイファイ)」がついにスタートした。 ついにと書いたのは、日本にも音楽ストリーミングサービス自体は、Apple MusicやAmazon Music Unlimited、Google Play
昨年末、角松敏生さんから編集部に一本の電話が入った。なんでも最近ある事情からアナログレコード再生に関心を持ち、レコードプレーヤーの導入を検討しているのだという。その候補としてレーザー・ターンテーブルを考えており、近々自宅スタジオでミキシングエンジニアの内沼映二さんと豊島総合研究所・四日市大学名誉教授の豊島政実さんを招いて試聴会を開催するとのことなのだ。レコードからCDまで熟知した皆さんがどんな鼎談を繰り広げるのか、編集部も同席させてもらうことにした。(編集部・哲) −−今日は角松さんのプライベートスタジオで、エルプのレーザー・ターンテーブルLT-masterⅡを使ってアナログレコードを試聴する会があるとうかがって、お邪魔しました。さっそくですが、角松さんはアナログレコードを楽しまれていたんですか? 角松 いえ、現在ここにはアナログの再生環境は持っていません。そもそもは、サンタナのパーカッシ
マイク入力、ヘッドホン出力も装備 ティアックから、ダブルカセットデッキ「W-1200」が3月下旬に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥49,800前後。 W-1200は、カセットメカを2基搭載したダブルデッキで、再生はワンウェイ(つまりオートリバースではない)の仕様だ。対応テープはノーマルテープ(タイプI)&ハイポジ(タイプII)については録再が、メタルテープ(タイプIV)は再生のみ行なえる。 再生時にヒスノイズを低減するノイズリダクション機能も搭載。また、過去にドルビーBタイプノイズリダクション(Dolby B NR)方式で録音したテープについては、オリジナルの音に近い状態で再生することもできるという。 カセットメカの機能としては、テープtoテープのダビングができる「ワンタッチダビング」、2本のテープに同時録音できる「パラレル録音」、市販のタイマーなどと連動して電源ON→録音/
アップコンバートでカセットもラジオもハイレゾ品質に 東芝エルイートレーディングから、Aurex(オーレックス)シリーズの第2弾として、ハイレゾ対応のラジカセ「TY-AK1」とCDラジオ「TY-AH1」が発表された。いずれも価格はオープン。発売日と市場背負う低価格は、TY-AK1が3月下旬発売の¥27,000前後、TY-AH1は4月下旬発売で同¥22,000前後となる。 Aurexシリーズは「手軽に高音質を」をコンセプトに掲げ、2016に初号機となるハイレゾCDラジオ「TY-AH1000」を発売し、好評を得たそうだ。 TY-AK1は、TY-AH1000の発売後に行なったアンケートで要望の多かった「昔のカセットテープを高音質で楽しみたい」という声に応えたモデル。カセットテープのみならず、CD、ラジオ(AM/ワイドFM)、SDメモリーカード、USBメモリー、アナログ入力と幅広いソースの再生に対応
ホームシアターの理想は、"映画館"を自宅に作ることにあるのは自明の理だが、そもそもその目標となる映画館は、どのような音響設計がなされているのか? 自らも自宅に本格的なホームシアターを揃え、日々、高音質・高画質な映画再生を実践している鳥居さんが最近ふと思い立った疑問。その秘密を解明するべく、映画館の上映システムの構築を手掛けるヒビノイマジニアリングの門を叩いた。そこから見えてくるのは、ホームシアターとはまた違うアプローチで作られている映画館の"音"であった。(Stereo Sound ONLINE 編集部) 家の新築時にホームシアター構築を実現した筆者だが、専用設計が必ずしもいい音になるとは限らない。思えば最初の頃は解決しなければならない問題が山のようだった。ようやくそこそこの音になってきたとは思うけど、そこまでに5年近くかかっている。しかも最近は音のいい映画館が増えてきていて、そんな映画館
かつて国産スピーカーの雄として一世を風靡したダイヤトーンが鮮明な音調と、高解像度な音楽性を携えて、まさに鮮烈に復活を果たした。筆者はこの秋、何度も接する機会があったが、聴く度に、「なんて透明度が高く、キレ味が鋭く、音楽のすみずみのディテールまで生命感を照射するスピーカーなのだろう」と感心し聴き入っていた。近年、国産スピーカーは輸入勢に押され、元気がない状態が続いているが、その閉塞状況を打ち破るスターだ。 ダイヤトーンは90年代後半にスピーカー開発を停止したが、その後、蓄積したノウハウを活かす形で2006年、「DS-MA1」で一度、復活した。本作はそれ以来となるスピーカーだ。製品名「DS-4NB70」はそれぞれの文字に深い意味がある。「D」は「ダイヤトーン」、Sは「スピーカー」、4は「第4世代」、Nは「NCV-R振動板」、Bは「ブックシェルフ」、70は「ダイヤトーン70周年」を表す。この型番
レンタルシアタールーム「アバック座」が横浜と博多に3月下旬オープン! 2名&2.5時間で3,000円から好きな映画を楽しめる 2018年3月 4日/Stereo Sound ONLINE 編集部・三友卓哉 オープン記念でポイント2倍キャンペーンを実施 オーディオ・ビジュアル、ホームシアター専門店のアバックは、レンタルシアタールーム「アバック座」の新店舗、「横浜アバック座」を神奈川県横浜市中区に3月23日(金)、「博多アバック座」を福岡県福岡市博多区に3月31日(土)にオープンする。 アバック座は、ホームシアターの設計・施工を数多く手がける同社が培ったノウハウを駆使した映画鑑賞用の施設。昨年12月に大阪・梅田にオープンした「梅田アバック座」につづいて全3店舗展開となる。今回の2店舗はアバック横浜店/福岡店に併設されており、ユーザーはシアタールームを1回あたり最大2時間30分レンタルで利用する
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