サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
体力トレーニング
www.thesalon.jp
The London Underground~輝き続けるデザイン~ イギリスはロンドンの地下鉄(Underground)のシンボルマークであるチューブ・マーク、チューブマップ、これらは地下鉄のシンボルだけでなく、ロンドンのシンボルといっても言い過ぎではないでしょう。 企業が持つ特徴や理念を識別する、コーポレート・アイデンティティー(Corporrate Identity 略:CI)の元祖と言われるほど、後世に多大なる影響を与えた偉大なるデザインです。 ロンドンの地下鉄は『Tube(チューブ)』という愛称で呼ばれており、『世界初の地下鉄』として世界中にある地下鉄の中で最も歴史が古い、1863年から開通されています。日本では薩長同盟が結ばれる少し前ぐらいの事です。 そんな時代から地下鉄が通っていることにまず驚きなのですが、地下に鉄道が必要なほど、すでにロンドンは大都会だったのです。 世界初の地
捨てられた都市とカーゴカルト かつて、南太平洋のある島に急遽、巨大な都市が現れました。都市は数年で 捨てられ、大量の物資と奇妙な予言が残されました。 ■ 都市の出現 南太平洋に浮かぶサント島はバヌバツ共和国を構成する諸島のうちの一つで す。元々、周辺の島々には独自の社会を持つ人々が暮らしていましたが、18 世紀末以降、西欧各国によって植民地化され、第二次世界大戦中には米軍の重 要な戦略拠点となりました。 1942年、ソロモン諸島に展開していた日本軍に対抗する為、米軍はサン ト島南部のルガンビルと呼ばれる地域に、急ピッチで基地を建設し始めました。 その結果、たった2年間ほどで、小さな集落しかなかったルガンビルに10 万人以上を擁する基地都市が出現しました。街には4つの病院、5つの飛行場、 多数の宿舎、軍事工場、テニスコートや運動場が作られ、実に50軒以上の映 画館があったと言われています。終
Anish Kapoor アニッシュ・カプーアの作品の魅力は、非常にシンプルな形や素材から宇宙的な広がりを形成し、展示空間そのものを異空間に変換してしまうところにあります。作品の中のちょっとしたくぼみや湾曲が果てしなく深く続く穴のように見えたり、鏡のような素材が思いもかけない角度で風景を映し出したりなど、既成の空間概念をくつがえすような新たな体験や驚きに満ちています。 また、神話世界や哲学的な考察から派生したコンセプトに基づき作られた作品は、視覚的、体験的な楽しみと共に、神秘や官能といった極めて原初的な感覚を呼び起こしてきます。このように作品が親しみやすさと奥深さを併せ持っているゆえに、実に多くの人々の心をとらえているのだといえるでしょう。 アニッシュ・カプーアは1954年インド、ムンバイ生まれ、現在ロンドン在住。 幼少期をインドで過ごした後、17才で渡英し、1970年代より作品制作を始
肋骨レコードの思い出 『 営業時間が終わり、店を閉める。それからが本当の仕事の始まりだった。 真夜中、時には朝まで、スイングミュージック、タンゴ、フォックストロット・・・ そういった音楽のコピーレコードをとにかく作りまくった。 殆どのレコードには、どこかの誰かさんの骨が写っていたもんだよ・・・』 ( ボリス・タイギン・イワノヴァヴィッチ / 「лЕгЕНдА РУССКОГО ШАНСОНА」 HPより) 第二次世界大戦後のソビエト連邦。 音楽の自由が厳しく規制される中、都市部を中心に、ある奇妙なレコードが広まります。 当局の目を盗み、禁じられた音楽を人々に届け続けたそれらのレコードを、人々は『肋骨レコード』と呼びました。 ■ 音楽への規制 アメリカではスウィングジャズが確立しつつあった1930年代から、 ソ連は文化的鎖国とも言える外交政策をとっていました。 多くのソ連の若者たちにと
ボリビア水戦争 ~水と公共事業は誰の物か~ 「007/慰めの報酬」で元ネタになったお話。この映画が公開される迄あまり知られずに起きていた出来事で水を巡る新しい戦争が起きています。 水はいわずと知れた生命の源であり我々が生命を維持していくのには無くてはならないモノである。例えば浄水されていない水、汚染、腐敗された水を人々が飲むとどうなるかというとコレラや腸チフス、サルモネラ中毒等で死に至る場合が有るのです。 このような浄水していないお水を飲まない為に人々は浄水施設を作り上水道というもので家庭に安全な水を運んでいます。いまや当たり前の様にひねると蛇口から出てくる水、当たり前の様に壁にくっついている水道。 この「水や水道」は誰の物なのでしょうか? IMF(国際通貨基金)と世界銀行は世界の途上国に、財政健全化という名のもと削減策と民営化という強制を迫りこの民営化の中には生活基盤のなかにとりわけ必要
新世紀のヘアサロン『THE SALON』プロデュースのWEB MAGAZINE
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『http://www.thesalon.jp/』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く