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3.1 PHPの動作確認 ■phpinfo() Webサーバで、PHPが正常に動作しているかを確認するために、以下の簡単なスクリプトを作成します。phpinfo()は、PHPの環境設定情報を出力する関数です。ファイル名をphpinfo.phpとします。 リスト3.1 phpinfo.php <?php phpinfo(); ?> このスクリプトをWebサーバのドキュメントルートディレクトリにアップロードし、ブラウザからそのURLにアクセスしてみます。ここでは、URLを下記とします。 http://igux.mc.yc.musashi-tech.ac.jp/phpinfo.php 図3.1のようなWebページが表示されれば、Webサーバで正常にPHPが動作しています。 図3.1 上記Webページが表示されない場合は、以下を確認します。(「1.3 Apacheの基本的な設定」の項参照) ■Ap
4.11 正規表現関数 正規表現パターンを用いた検索や置換はデータベースを利用したWebアプリケーションではよく使います。PHPでは、そのために正規表現パターンを用いて処理する正規表現関数が準備されています。 正規表現検索で使用する関数には、preg_match関数、preg_match_all関数、preg_grep関数があります。 正規表現検索・置換で使用する関数には、preg_replace関数があります。 正規表現パターンを用いた文字列の分割に使用する関数には、preg_split関数があります。 ■preg_match() 対象文字列の中にパターン文字列にマッチするものがあるかないかをチェックするにはpreg_match関数を使用します。preg_match関数の書式は次のとおりです。 preg_match(パターン文字列, 対象文字列) サンプルのリストを4.55に示します。ア
2.1 pgADMINⅢの起動・ログオン ■pgADMINⅢの起動 pgADMINⅢは、GUIで利用できるPostgreSQLの管理・開発ツールです。無償で利用できます。 pgADMINⅢの起動は、スタートメニューから可能です。「スタート」-「プログラム」-「PostgreSQL8.0」-「pgADMINⅢ」を選択します。 以下の画面が表示されます。 ■pgADMINⅢのログオン (1)左の欄の「PostgreSQL database Server」上で右クリックし、「接続」を選択します。 (2)Windowsのユーザアカウントのpostgresでなく、PostgreSQL内のスパユーザであるpostgresのパスワードを入力します。「OK」ボタンをクリックします。 (3)PostgreSQLにログオンできました。ログオン直後は、下記の画面が表示されます。 2.2 グループ・ユーザの作成
前へ | 目次へ |次へ 5.1 HTMLフォームを使ったデータの入力とWebサーバ側での受信 5.2 URLによるデータの送受信 5.3 HTMLフォームを使ったデータの再表示 5.1 HTMLフォームを使ったデータの入力とWebサーバ側での受信 ■HTMLフォーム クライアントのブラウザに表示されているWebページからデータを入力して、Webサーバにデータを送信することができます。このとき、HTMLの<form>タグを使います。<form>タグを使ったデータの入力様式をHTMLフォームといいます。HTMLフォームにはたとえば次のようなコントロールがあります。 ・テキスト 1行の文字列を入力します ・ラジオボタン 複数の項目のうちの一つをオンにします ・チェックボックス 複数の項目のなかの任意の項目をオンにします ・テキストエリア 複数行の文字列を入力します ・選
6.2 PHPによるMySQL操作の基礎 ■PHPファイルの漢字コード 以上 の環境では、PHPファイルに漢字を使う場合は 「EUCコード」 である必要があります。一般にWindows環境では、エディターは漢字コードとしてSHIFT-JIS(SJIS)コードを使用しています。 (1) したがって、たとえばエディターソフトの「秀丸」を使う場合は、作成したPHPファイル等を保存する場合は、以下のように「EUCコード」に設定して保存する必要があります。「名前をつけて保存」ダイアログボックスの下の「文字コード」で「EUC(改行コード=LF)」を選択し、「保存」ボタンをクリックします。 (2)逆に、「EUCコード」で記述されたPHPファイル等をエディターで読み取る場合も、漢字コード指定を「EUCコード」に設定します。「ファイルを開く」ダイアログボックスの下の「文字コード」で「EUC」を選択し、「開く
5.3 HTMLフォームを使ったデータの再表示 HTMLフォームの入力データに誤りなどがあった場合は、前に入力した値を確認のため再表示し、再入力を求める場合があります。その場合は、各コントロールに前に入力した値を初期値として設定します。 以下のサンプルでは、「OK」ボタンをクリックすると、再度自分自身のWebページ(PHPファイル)を表示することとします。その場合は、action=""とします。 ■テキスト テキストコントロールの場合の初期値の設定例をリストform_text_r.phpに示します。次の書式でvalue属性に初期値を設定します。POSTメソッドで受信した値をそのまま初期値としています。 <input name="data" size=20 value="<?= $_POST['data'] ?>"> リスト form_text_r.php <html> <head> <ti
6.3 データベースやテーブルのメタデータの表示 ■データベースの一覧表示 接続したデータベースサーバ内にある利用可能なデータベースの一覧表示を行うには、まずmysql_list_dbs()関数を呼びます。 結果ID = mysql_list_dbs(接続ID) 結果IDに対応する結果セットには、1レコードごとにデータベースに関する情報が格納されています。そのレコードからmysql_db_name()関数でデータベース名を取得します。 データベース名 = mysql_db_name(結果ID,レコード番号) なお、レコード番号は0から始まります。 サンプルファイル「show_databases.php」を以下に示します。データベースの一覧表示のためのユーザ定義関数show_databases()を定義し、利用しています。 <html> <head> <meta http-equiv="Co
Windows+Apache+PHP+PostgreSQLによるWebアプリケーション -入門編- 目次 第1章 PostgreSQL8.0のインストール 1.1 概要 1.2 Windowsユーザアカウントpostgresの作成 1.3 PostgreSQL8.0のダウンロード 1.4 PostgreSQL8.0のインストール 1.5 PostgreSQL8.0の起動と停止 第2章 pgADMINⅢによるPostgreSQLの操作 2.1 pgADMINⅢの起動・ログオン 2.2 グループ・ユーザの作成 2.3 データベースの操作 2.4 テーブルの操作 2.5 データの操作 第3章 psqlによるPostgreSQLの操作 3.1 psqlの基本操作 3.2 データベースの操作 3.3 テーブルの操作 3.4 データの操作 3.5 表結合と相関名 3.6 副問い合わせ 第4章 Apac
8.1 セッションの開始 ■セッション Webサーバは、あるWebページから別のWebページへのアクセスは独立の状態として扱います。同じページへ再度アクセスしても独立の状態として扱います。ところがWebアプリケーションでは、一つのサービスを構成するWebページへのアクセスは同一の状態として扱いたい場合があります。このような状態を「セッション」といいます。PHPにはセッション管理機能がありこのような状態を管理することが可能となります。 ■セッションの開始と管理 あるページにアクセスした時点からセッションの管理を始めるには、そのページの冒頭でsession_start()関数を呼び出します。引数は不要です。session_start()関数が呼び出されると、Webサーバ内でセッションIDが生成され、Webサーバ内に保存されます。セッション名はsession_name()関数で確認できます。セッ
データベースを「db_hanbai」に接続し、テーブル一覧を確認しておきます。 テーブル「tbl_商品表」を作成し、テーブル一覧を確認します。なお、SQLコマンドの最後に「;」(セミコロン)を忘れないようにします。 ■テーブルのフィールド一覧表示 テーブルのフィールド一覧を表示するには、内部スラッシュコマンド「\d」を使用します。 =# \d テーブル名 ■テーブルの削除 テーブルの削除には、SQLコマンドの「DROP TABLE」文を使います。 =# DROP TABLE テーブル名; 3.4 データの操作 ■テーブルへのデータの入力 テーブルへデータを入力するには、SQLコマンドの「INSERT INTO」文を使います。テーブルへデータを入力するとレコードが順次追加されます。レコードは行あるいはロウとも呼ばれますが、以下レコードと呼びます。 =# INSERT INTO テーブル名 (
第1章 MySQLのインストール 1.1 概要 1.2 MySQLのインストール 1.3 MySQLの環境設定 1.4 MySQLの動作確認 第2章 コマンドプロンプトでのMySQLの操作 2.1 環境変数PATHの設定 2.2 MySQLクライアントの操作 2.3 データベース・テーブルの操作 第3章 かねやんMySQLAdmin 3.1 かねやんMySQLAdminのインストール 第4章 Apacheのインストール 4.1 Apacheのインストール 4.2 Apacheの環境設定・動作確認 第5章 PHPのインストール 5.1 PHPのインストール 5.2 PHPの環境設定・動作確認 第6章 MySQLによるWebアプリケーションの基礎 6.1 Webアプリケーション用ユーザの作成 6.2 PHPによるMySQL操作の基礎 6.3 データベースやテーブルのメタデータの表示 6.4 デ
Windows2000環境でのCygwin+AN HTTPD+PHP+PostgreSQL -インストール編- 第1章 インストール 1.2 Cygwin環境の設定■ユーザとグループの設定 (1)Cygwinのインストールを行うと、/etc/passwdと/etc/groupの2つのファイルが自動生成される。これによりWindowsで登録済みのユーザとグループをCygwinの認証で自動的に使用できるようになる。ただし、WindowsとCygwinではユーザやグループの呼称が異なるので、次のように一部変更する。 /etc/groupファイル内で以下の変更を行う 「Administrator」を「root」に変更する。IDは544である。 「Power Users」を「wheel」に変更する。IDは547である。 「なし」を「nobody」に変更する。IDは513である。 /etc/passw
2.2 PHPの環境設定・動作確認 ■PATH設定 以下の手順で、Windows XP の環境変数PATHに「c:\php」を追加します。 (1)「スタート」-「設定」-「コントロールパネル」で、「コントロールパネル」を開きます。「システム」を開きます。 (2)「詳細設定」のタグをクリックします。 (3)「環境変数」ボタンをクリックします。 (4)下段にある「システム環境変数」の中の「Path」をクリックし、その下の「編集」ボタンをクリックします。 (5)「変数値」の既存の文字列の最後に、半角英字で「;c:\php」の6文字を追加してください。最初に「;」(セミコロン)を記入するのを忘れないでください。(2007/03/06訂正。「;c:\php」で「:」が抜けていました。) 既存の文字列は絶対に変更・削除しないように注意してください。もし、間違ったら、「キャンセル」ボタンを押して、やりな
6.11 あいまい検索 ■LIKE演算子とワイルドカード文字「%」 WHERE句で、文字列の部分一致条件を使う場合は、LIKE演算子とワイルドカード文字「%」(半角)を使います。ワイルドカード文字「%」は0文字以上の任意の文字列を意味します。 末尾が「定食」となる商品名を含むいわゆる後方一致検索の場合は、「LIKE '%定食」のようにします'。 WHERE フィールド名 LIKE '%文字列' 前方一致検索の場合は、「LIKE '山%'」のようにします。 WHERE フィールド名 LIKE '文字列%' 部分一致検索の場合は、「LIKE '%幸%'」のようにします。 WHERE フィールド名 LIKE '%文字列%' 文字列に変数「$str」を使う場合は、変数を示す特殊文字「$」を再評価する必要があるので、「'」(シングルクォーテーション)の代わりに「"」(ダブルクォーテーション)で囲みま
1.1 概要 ■PostgreSQL 8.0 PostgreSQLはバァージョン8.0からWindows2000、WindowsXP、Windows Server2003をサポートするようになりました。従来は、Cygwinを介してWindowsOSで擬似的にUNIXコマンドを操作できるようにした上で、PostgreSQLを稼動できましたが、バージョン8.0ではCygwinを使わず、直接WindowsOS環境でPostgreSQLを稼動できるようになりました。 ■pginstaller-ja Windows版PostgreSQLのインストーラとしてpginstaller-jaというインストーラパッケージが提供されています。ここでは、インストーラとしてpginstaller-ja8.0を使用します。 pginstaller-jaは http://pgfoundry.org/projects/p
8.2 セッションの継続 セッションはセッションIDで管理されます。したがって、複数のPHPファイル間を同一セッションとみなして処理するためには、セッションIDをPHPファイル間で引き渡す必要があります。 ■セッションIDの引渡し方法 PHPファイル間でセッションIDを引き渡す方法はいくつかあります。 (1)Cookieが使用できない場合 a)URLのパラメータとしてGETメソッドでセッションIDを渡す。 1)PHPの設定パラメータ「session.use_trans_sid」が1に指定されている場合 ハイパーリンクの相対URLに、URL Rewriting機能により自動的にセッションIDが追加され、次のファイルに引き渡されます。 PHPの設定パラメータ「session.use_trans_sid」を1に指定する方法には次の二つがあります。 ・PHPのコンパイル時にオプションとして「--e
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