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平成24年度までの保育士試験では、最初の試験科目は「社会福祉」でしたが 平成25年度以降は、「保育原理」が最初の試験科目になりました。 保育原理は科目名や試験内容の変更はなく、平成24年度試験以前と同じ対策 で問題ありません。 それでは、保育原理の科目では、どのような点に気をつけて試験対策を行う と効果的なのでしょうか? まずは、なんといっても、「保育所保育指針」でしょう。 保育所保育指針というと保育実習理論の科目を連想する人が多いのですが、 保育原理の科目でも、さまざまな角度で保育所保育指針から出題されます。 保育原理の試験問題において半分程度が保育所保育指針から出題されること からも、その重要性がわかるのではないでしょうか。 保育実習理論での試験対策と共通して保育所保育指針に取り組むことにより 効率よく学習を進めていくことが出来るでしょう。 保育所保育指針以外では、比較的簡
保育士試験の中で、覚えなければいけない内容は数多く存在します。 正解を覚えていなければ解答できないという問題も数多くありますので、 頭を痛めながら、日々暗記に取り組んでいるのではないでしょうか。 その中でも、数多くの試験科目で出題されるだけでなく、必ず覚えておく 必要がある、重要性の高い法令なども存在します。 保育所保育指針は、そういった法令の筆頭にあげられるでしょう。 「保育原理」と「保育実習理論」の2科目については保育所保育指針から の出題だけで、全体の半分近くを占めます。 つまり、この2科目に関していえば、保育所保育指針を完全に覚えていな ければ、科目合格は不可能だと言っても過言ではありません。 その他の試験科目においても、保育所保育指針から出題されることが多く ありますので、保育所保育指針を覚えてしまえば、かなりの点数をかせぐ ことができるようになるというわけです。 し
保育士試験の中で、平成25年度から新たに生まれた試験科目のひとつが 保育の心理学です。 旧試験科目の「発達心理学及び精神保健」のうち、発達心理学が名称を 変更して「保育の心理学」となりました。 発達心理学は10問しか出題されない半分科目でしたが、保育の心理学は 20問出題されるわけですから、当然、出題範囲が広がります。 発達心理学は、簡単な部類に含まれる試験科目でしたが、保育の心理学 に変わることで難易度に変化が見られるのか不安に感じている受験生も 多いのではないでしょうか。 保育士試験実施要領の出題範囲を確認してみるとわかると思いますが、 確かに一見すると試験範囲が広まっているように見えますが、実際には 発達心理学の頃から大きな違いはないと言えます。 なお、注意事項として、具体性の高い出題が増えるという点が挙げられ ます。 要するに、単純に知識を問うというのではなく、具体
平成25年からの保育士試験で、新たに始まる試験科目の一つが「子どもの 保健」です。 平成24年度以前の保育士試験における「小児保健」と、「発達心理学及び 精神保健」のうち、精神保健の分野が一つにまとまったのが子どもの保健 というわけです。 精神保健の分野で出題されていた精神疾患等の名称とその症状を問う問題 に苦しめられていた受験生も多いのではないでしょうか。 それでも、キャリアステーションが発表している保育士試験科目別合格率 から判断すると、比較的簡単な科目という位置づけがされています。 その一方、小児保健は保育士試験の中で最も易しいと感じる受験生が多い 科目であり、合格率もトップレベルを維持していますので、それほど負担 に感じた経験はないかもしれません。 単純に考えると、従来よりも試験範囲が広まることもあり、従来の2科目 と比べて、難関科目になるかもしれませんが、実際のと
保育士試験の中で社会福祉の科目は、ここ数年、問題がやさしくなっている という印象を受けている人も多いのではないでしょうか。 キャリアステーションでの保育士試験科目別合格率を見ると、5年前以前は 合格率が比較的低かったことがわかります。 保育士試験の社会福祉の科目は、かつては、それなりの難関科目だったとも 言えるわけですが、ここ数年で一気に問題が簡単になったこともあり、科目 別合格率が急上昇しています。 ここ最近では、科目別合格率のトップ3に社会福祉が顔を出しています。 すべての保育士試験受験生を対象とした統計ではないため、実際の合格率と 比べて数値が異なる可能性がありますが、おおまかな傾向をつかむためには 役立つデータといえるでしょう。 しかし、合格率が高いからといって、勉強しなくても合格できるということ ではありません。 保育士試験の受験生の中には、基礎能力が高いこともあっ
保育士試験の中で好き嫌いの別れる科目といえるのが、保育実習理論です。 保育所保育指針という膨大な暗記が求められる項目がある一方で、音楽、 造形、言語といった各専門分野からの出題もあるというのが難点といえる かもしれません。 キャリアステーションの科目別合格率を見ると、年によって合格率に30% 以上の違いはありますが、全科目の中で合格率は下から数えたほうが早い というくらい、科目合格が難しいのが保育実習理論です。 保育所保育指針をマスターするのは必須事項としても、実技系の各分野を どのようにして攻略していくのかが保育実習理論の合否を分けるポイント だといえるでしょう。 保育士試験科目別リベンジセット保育実習理論では、実技系の中で音楽に 着目しました。 音楽の分野に関しては、出題がパターン化していることもあって、手順を 踏んで勉強することで、どのような問題が出題されても確実に対
平成25年度の保育士試験から科目変更が行われましたが、「教育原理」に 関しては名称変更はありませんでした。 しかし、試験科目としては、養護原理が社会的養護に変わったこともあり 「教育原理及び社会的養護」という試験名称に変更されています。 教育原理及び社会的養護の科目では、とかく社会的養護の難しさばかりが クローズアップされがちですが、「教育原理」も油断しては合格すること はできません。 保育士試験の科目別合格率を独自に集計しているキャリアステーションに よると、教育原理に関しては、比較的高い合格率である年が多い一方で、 数年に1回は非常に低い合格率になっています。 つまり、頻出問題を中心に構成されている年の教育原理の試験は、比較的 易しいといえるのですが、難問奇問が出題される年については、合格率が 急激に低下するという厄介な一面がある試験科目です。 その上、教育原理に関して
平成25年度の保育士試験から科目変更が行われましたが、「子どもの食と 栄養」もそのうちの一つです。 しかし、子どもの食と栄養の科目については、科目内容が統合されたり、 分離したといったものではなく、「小児栄養」からの名称変更にとどまり ました。 改めて説明するまでもないとは思いますが、子どもの食と栄養の科目は、 小児栄養の頃から、保育士試験の中で最も難しい科目の一つだと言われて います。 その原因とも言えるのが、日本人の食事摂取基準です。 小児栄養の科目の頃から、子どもの食と栄養の中で非常に細かい箇所まで 出題されることが珍しくありません。 日本人の食事摂取基準の問題だけで、「子どもの食と栄養」全20問のうち 毎年6~7問程度は出題されますので、全く点数がとれなければ、それだけ で不合格になってしまうのです。 それ以外にも、 栄養素の種類・機能 日本食品標準成分表 食に関す
平成25年度の保育士試験から科目変更が行われましたが、「社会的養護」も そのうちの一つです。 しかし、社会的養護の科目については、科目内容が統合されたり分離したと いったものではなく、「養護原理」からの名称変更にとどまりました。 保育士試験の科目別合格率には、公式な発表がありません(公式発表は保育 士試験の全科目合格者のみを合格率として発表)ので、民間団体等が独自に 集計しているデータを参考にするしかありません。 キャリア・ステーションが毎年発表している、保育士試験の科目別合格率に よると、社会的養護(養護原理)の合格率は40%前後の年と60%前後の年 とに大きく分かれます。 あくまでも、保育士試験の受験者のうちの一部であるとはいっても、大きく 変わって来ることはないでしょう。 いずれにしても、教育原理及び社会的養護の一部科目ということもあって、 保育士試験の中で、社会的養
平成25年度の保育士試験から科目変更が行われましたが、「児童家庭福祉」 も、そのうちの一つです。 しかし、児童家庭福祉の科目については、科目内容が統合されたり分離した といったものではなく、単に名称変更にとどまりました。 児童家庭福祉の試験内容は、旧試験科目の「児童福祉」とほとんど同じです から、今までの勉強をそのまま続けていけばいいというわけです。 しかし、キャリア・ステーション受講生の保育士試験科目別合格率を見ても わかるように、科目別合格率は80%前後と比較的簡単な科目という印象でし たが、2011年では合格率が65%と急激に悪化しています。 このため、出題内容にとっては、一気に難化するおそれも残されているわけ ですから油断は禁物といえるでしょう。 とはいっても、児童家庭福祉の試験範囲も他の科目と比べて広いことから、 どこまで覚えていけばいいのか悩んでしまうかもしれませ
平成25年度の保育士試験から科目変更が行われましたが、「児童家庭福祉」 も、そのうちの一つです。 しかし、児童家庭福祉の科目については、科目内容が統合されたり分離した といったものではなく、単に名称変更にとどまりました。・・・ 「短期間で合格ライン!保育士試験科目別リベンジセット 児童家庭福祉」の続きを読む
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