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本作品は、1968年を迎えた最初の放映でした。 お正月ということで、セブン初の前後編、しかも長期関西ロケの敢行です。 また、メインタイトルのスタイルも更新されました。砂が散っていって「ウルトラセブン」いう文字が浮かび上がるものから、ウルQ以来伝統の回転文字への変更です。。 「スポンサーの武田薬品が大阪ということで、関西を舞台とした話をつくってくれというのが発端。それでシナリオハンティングをして、イチから作り上げた」(満田かずほ:談、※1)。 「ウルトラQ」、「ウルトラマン」、「ウルトラセブン」のウルトラシリーズを放送したTBS系列の日曜夜7時からの30分枠は、武田薬品工業の1社提供枠でした。これはウルトラ以前の月光仮面の 頃から、宣弘社という広告代理店の持ち枠で、子供に夢を与えるヒーロー物を提供し続けてきていたのです。毎週日曜日の夜7時、テレビから「タケダ・タケダ・タケダ、タケダ、タァ~ケ
「ウルトラセブン」の世界では、地球は全宇宙的な惑星間抗争に巻き込まれていて、地球には侵略を目的とした宇宙人が頻々とやって来る、という状況設定がされています。 このため1stクールでは、地球人の誘拐、隊員への変装、基地侵入、水面下の智謀といった代表的な侵略パターンが登場します。また、宇宙人に侵略目的がなかったにもかかわらず、地球を防衛するため、地球人の命を守るために、破壊と殺戮を行う、「地球ナショナリズム」問題も投げかけられています。 円谷プロダクションが、ウルトラシリーズの集大成として世に送り出した「ウルトラセブン」。その魅力は時を経ても少しも衰えることはありません。むしろ、映像世界においては、いまだに影響を与え続けているといっても過言ではないでしょう。 それでは、素晴らしきセブンワールド第1章。 ご一緒に楽しみましょう。 各話のイメージとノリで、サブタイトルロゴを作りました。正式な話数は
「セブン怪獣の出ない3部作」の3本目。 帰ってきた、実相寺昭雄監督。 セブンでもっとも記憶に残っている作品…。 そして、シリーズ全体のイメージを代表する作品……。 STORY 「地球防衛軍は、長距離用宇宙ロケットスコーピオン号を完成させた。テスト飛行に成功すれば、太陽系をはるか、銀河系のどの星へも自由に行けるようになるだろう」(浦野光) アンダーライティングの作戦室…。 「蠍座と冥王星が並び、さらにそこに火星が通過する…」(ソガ) 「何いってんだ、そんな星占いに振り回されて!」(フルハシ) 「いや、蠍座、冥王星、火星と重なったときには、死神の座といって、何か災難が起こるものだ…」(ソガ) いつになく神妙な面持ちのソガ。 「今度の宇宙ロケットは、スコーピオン…、つまり、サソリだというのも気にかかる…」(ソガ) 「バカァ!スコーピオン号は、科学の粋をこらしてつくられた、宇宙ロケットなんだ!お前
「怪奇な京都を巡る」 「怪奇な京都を巡る PartⅥ」 ロケ地特定への足がかり 撮影手順を考える 「もうひとつは『怪奇大作戦』の「呪いの壺」で、主人公が実家に 帰る件である。山陰本線で、C57が牽引する列車を撮った。山陰 本線八木駅で撮ったものだが、ナンバーはC57127である。」 (実相寺昭雄著「ウルトラマンの東京」ちくま文庫刊より) 山陰本線京都口の無煙化が達成されたのは1971年4月。怪奇大作戦京都篇のロケが行われ た68年末~69年初頃は、細々とではあるが、C57が旅客列車や貨物列車を牽引していた。 当時の梅小路機関区の所属は、C575、C5715、C5739、C5789、C57127、C57190の6両。 C57は、旧鉄道省が1937年(昭和12年)から製造を始めた幹線用大型機で、1947年(昭和22 年)までに201両が製造された。機関車全体の大きさの割には、細目のボイラーが採
「ウルトラセブンでいちばん好きな作品を聞かれると、私は『ノンマルトの使者』と答えることにしています。アンヌが出ずっぱりで活躍するし、リゾートファッションなど、自由な服が着られたからです。私服で出演するときはほとんど自前と記憶しています。このときも自前で、帽子をかぶったり、いろいろと工夫しました。」(ひし美ゆり子、※2) アンヌ自身の好きな、アンヌの代表作ですので、シナリオを再録します。 このシナリオは決定稿ですが、完成作品とは異なる部分もあります。 SCENARIO (F・I) 1:海上 海底開発基地センターの船上基地になっている"シーホース号"が停泊している。 2:その船内・一室 インターホンで海底基地に連絡をとっている係員A。 係員A 「こちら船上基地、コンプレッサー快調に回転中。気圧・エアは順調か?」 3:海底基地 ドーム型の開発センター。 シーホース号とサマザマなパイプで繋がれて
セブンシリーズ屈指の名セリフが登場します。 「地球を守るためなら、何をしてもいいのですか?」 「それは、血を吐きながら続ける、悲しいマラソンですよ…」 セブンワールドの根幹を成す大命題を提示する作品です。 地球人の「地球ナショナリズム」ともいうべき問題、すなわち「地球を守るため、地球人が生き残るためならば、他の惑星を破壊しても、異星人を滅ぼしても仕方がない」という考え方への疑問をベトナム戦争が泥沼化しつつある当時の世相に反映させた名作です。 同様の観点から描かれた作品は、他にいくつかありますが、「血を吐きながら…」の名セリフを有する本作品が、出色であるといえるでしょう。 STORY オープニング・ナレーション。 「地球防衛国際委員会のセガワ博士、宇宙生物学の第一人者マエノ博士らをメインスタッフとして、この防衛軍基地内の秘密工場で、今、恐怖の破壊兵器が完成しようとしていた。それは惑星攻撃用の
鬼才、実相寺昭雄監督のセブン第1作。 「これはね、実相寺監督の名作です!」(森次晃嗣:談、※7) アンヌの喪服姿が見れるぞぉ! アンヌの私服姿が見れるぞぉぉ! アンヌの月面クレーターニキビがアップで見れるぞぉぉぉ! 科学特捜隊のフジアキコ隊員に続き、ウルトラ警備隊の友里アンヌ隊員もまた、鬼才、実相寺昭雄監督の毒牙にかかってしまったのであった…。 フジアキコ隊員の場合は、喪服(#35:怪獣墓場)、私服(#14:真珠防衛指令)、魚眼レンズで顔アップ(#34:空の贈り物)と、3回に分けてやられたが、アンヌは1回で全部。 ←う~ん、1回で3度、オイシイぞぉ…。 ちなみに、フジ隊員は、のちに実相寺監督にATGで脱がされたが、我らがアンヌは、東映で勝手に脱ぎまくってしまったぞぉ…。←…ってオイ! STORY タクシー暴走事件(川崎市川崎区千鳥町)。 TOON!TOON!工場の騒音。 工場地帯に程近い埋
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