澄みきった海の碧さと、樹木の緑、そして黒潮おどる太陽の町。吉野熊野国立公園の中央部に位置し、くじらと温泉の町として知られる南紀太地に、新しい名所が加わりました。「落合博満野球記念館」。日本初、そして唯一のプロ野球個人記念館の誕生です。 落合博満と南紀太地の出会いは、トレーニングで初めてこの地を訪れたときに始まりました。以来、北国生まれの落合によって さんさんと陽光が降り注ぐここ南国の地は第2の故郷。野球人としての落合がグラウンドに在るなら、ここにはユニホームを脱いだ人間・落合、自然人・落合の姿が在ります。南紀太地の大いなる自然は、落合のパワー充電の場であり、心なごむプライベートソーンでもあるのです。 ユニークな六角形の記念館は落合の背番号「6」にちなんで設計されたもの。前庭には野球教室も開けるミニグラウンドが広がっています。エントランスを入ると、1階がギャラリースペースとビデオシアター。三