サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
2024年ランキング
yoshimurayasunori.jp
加齢とともに妊娠できる能力は低下する。この妊娠する生物学的能力を妊孕(にんよう)性とか妊孕力と呼ぶ。妊孕力のある状態はFecund、妊孕性はFecundability(F)と表記される。女性の妊孕力(F)は、20才~30才では平均0.23であり、一般的に45歳前後で妊孕性はなくなり不妊状態(0)に近づく。45歳で不妊となるような女性においては、32歳前後より妊孕力は低下すると考えられている。(図1)。 (図1) 女性の年齢と妊孕力との関係を図2に示す。22歳時の妊孕力を1.0とすると、30歳では0.6を切り、40歳では0.3前後となる。これらの結果は、自然妊娠にもとづくデータであるが、この妊孕力は、体外受精・胚移植などの生殖補助医療を受けることを考慮に入れても、有意な上昇はみられないとされている。つまり、35歳以降の妊孕性低下にともなう出生数の減少は、生殖補助医療を用いてもカバーすることが
平成26年1月20日 子宮頸がん予防HPVワクチン接種の接種勧奨差控えの状況について 公益社団法人 日本産科婦人科学会 理事長 小西郁生 公益社団法人 日本産婦人科医会 会長 木下勝之 公益社団法人 日本婦人科腫瘍学会 理事長 嘉村敏治 子宮頸がん征圧をめざす専門家会議 議長 野田起一郎 厚生労働省からHPVワクチン接種勧奨の一時中止勧告が出されてから6か月以上が経過している。昨年12月25日の副反応検討会では、討議時間の不足から結論が持ち越されていたが、本日、平成26年1月20日の副反応検討会の継続審議においては、HPVワクチンの安全性と効果が確認されたものの、接種勧奨の再開までには至らなかった。一方、この間、世界保健機関(WHO)や国際産科婦人科連合(FIGO)からは、HPVワクチンの効果と安全性を再確認するとともに、日本の状況を非常に危惧する声明が出されている。 HPVワクチ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『吉村やすのり 生命の環境研究所』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く