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*readingに関するklovのブックマーク (303)

  • 『ツイッター 140文字が世界を変える』感想 - 【B面】犬にかぶらせろ!

    『ツイッター 140文字が世界を変える』読みました。ネットの思想書として十二分におもしろいでした。 ツイッター 140文字が世界を変える (マイコミ新書) 作者: コグレマサト,いしたにまさき出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ発売日: 2009/10/09メディア: 新書購入: 29人 クリック: 534回この商品を含むブログ (135件) を見る 著者の片割れであるいしたにさんとは、たまに会って話すとわりとライフログの可能性について話をしたりします。というか、僕が主に受け手として話を聞いてきました。 おそらく、ブログ時代になる以前からライフログ的な事を話していたように記憶しています。 そこで彼が話していたようなネットの漠然とした可能性が、実際のサービスとして半ば具現化されたサービスがtwitterだったんだということが、を読んでよく理解できました。 それが「1コンテンツの単

  • NHK知る楽「仕事学のすすめ」 - 銀色のホットカルピス

    仕事学のすすめ 2009年8-9月 (NHK知る楽/木)作者: 勝間和代, 日放送協会, 日放送出版協会出版社/メーカー: 日放送出版協会発売日: 2009/07メディア: ムックAmazon.co.jpで詳細を見る勝間和代ってヒビキも文字もたくましい。友人にカツマーが一人いるのですが、私は初めて勝間和代さん関連の書籍にふれました。なんというか、誰にでもできることじゃないけれどちょっと気出せば大したことじゃないような感覚を華麗に生み出されていてすごいと思いました*1。びっくりしたのはこれ。会社の指定する英会話学校は終業後週2日、1日45分2コマの設定だったのですが、私には育児があり、終業後は早く帰らねばなりません。ですから、夜のクラスに欠かさず通うことは不可能だったのです。でも、そこであきらめることはしません。決まっていることであっても、その状況を変えることができれば時間やお金を有

    klov
    klov 2009/10/17
    「制度を変えてもらいました」……変える力
  • asahi.com: 人名用漢字の戦後史

    国語国字問題を人名という視点から論じた興味深い一冊である。 日語は漢字と仮名文字で表記する。これは便利である半面、弱点もある。表音文字である仮名は48字(の2倍)だが、漢字は語そのものを表現する表語文字だから、人間の造語能力いっぱいある。寿司屋の湯呑にある魚偏の文字は魚の種類だけありうる。 こんなことでは欧米に伍していけない、漢字を制限すべし、というのが工業化・近代化論者。効率だけを考えず、文化の価値も考えよ、というのが伝統主義者。概略こういう対立構図で、明治以後の国語国字問題は議論されてきた。 ところが、この構図、ワープロの出現で崩れてしまった。皮肉なことに、近代化・工業化された日社会が漢字使用を容易にしたのだ。もう一つ、人名漢字という皮肉も現れた。「自由に名前を付ける権利」である。つまり、漢字という前近代的で反動的な文字を制限せよという潮流に対し、難しい漢字を使う個人の自由を認めよ

  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    雨季のバンコク2泊4日旅行記 夏は苦手と言いながら、春先の憂を吹き飛ばしたくて、今年も海外旅行の予定をいれてしまった。昨年20年以上ぶりに海外に足を伸ばし、旅をすると人生の栞が増えることを実感してから、だんだん旅が好きになってきたように思う。 今年の行先は雨季まっさかりのタイ・バ…

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  • 思想地図/ユリイカ/建築雑誌 (roundabout journal)

    『思想地図 vol.3』と『ユリイカ』がいよいよ発売されます。 NHKブックス別巻 思想地図 vol.3 特集アーキテクチャ 東浩紀 北田暁大・編 296ページ, 1300円 ユリイカ6月号 特集レム・コールハース 230ページ, 1300円 思想地図はアーキテクチャ特集。熱いです。拙稿「グーグル的建築家像をめざして」はこれまでの集大成。16000字です。理論「批判的工学主義」から方法論「超線形プロセス」に至るまで、1995年以後の状況に始まり、表層と深層、巨大建築論争、批判的工学主義、超線形プロセス、グーグル的建築家像による新しい地域主義へ、と展開しています。 RAJ>10+1>JA>建築雑誌とバージョンアップして来て、建築論のフレーム、マニフェストとしてひとつのストーリーが出来上がったのではないかと思います。批判的工学主義や超線形プロセスをじっくり批判したい方(?)はぜひ。 巻頭の

  • 大学教師が新入生にすすめる100冊

    恒例の100冊リスト。 ただし、これまでの趣向を外した。「ベスト100ランキング」は楽しいが、変わりばえしない。毎年似たような「ベスト100」をヒネり出すのも飽きた。ホントのところ、「大学新入生」と銘打っているものの、わたしのためのブックリストなのだ。読んできたやつ、未読のやつ、読みたいやつを抽出したりふり返るためのきっかけなのだから。 だから、今回はランキングをしない。母体のリストは、「大学教師が新入生にオススメする」なんだけれど、そこからの選出はわたしの手になるもの。今までのリスト作成の過程で知り合えたものや、「読まねばリスト」に追加したもの。積読山に刺さったまま、課題と化しているものを中心に100挙げた。 もちろんこの100冊を参考にしてもいいし、母体リストから自分専用の一覧を作ってもいい。母体のリストは三千弱になるが、元となったのは、以下のリスト。ブックガイドは多々あるが、「大学

    大学教師が新入生にすすめる100冊
  • 『日本の難点』 著・宮台真司 - The Flux of Subhumans

    社会学周知のように、宮台真司は学的制度としての社会学者の枠を超えた、メディアと自身の有名性を意識的に利用する戦略的な社会エンジニアだ。彼は、対象読者別に言説パッケージを変更していくマーケティング的な技法を意識的にとりながら、社会的影響力を行使していく。大衆に向けては実存的で実践的な苦悩への処方箋を付与しながら、教養のある者に対しては社会「改善」の原理的な不可能性と現実的な不可避性をどう操作していくか、社会の全体性の不可視性と全体性を見るべきという規範性をどうバランスしていくか、手の内を暴露するように語っていく。こうした書き分けの傾向は、レッシグからアーキテクチュアルな権力の語彙を得、大衆/エリートの図式を明確に打ち出してきた近年、さらに顕著になっているように見える。先日矢継ぎ早に上梓された『14歳からの社会学』『〈世界〉はそもそもデタラメである』はともに、大衆に対してどう社会を眺めるべきか

  • 不況な社会の救世主!? 漫画雑誌『アフタヌーン』から新感覚の新書

    2003年に『バカの壁』(養老猛著・新潮社刊)が大ヒットして以来、新規参入が一気に増え、すでにバブル崩壊寸前となっている新書市場。そんな中、4月10日に講談社より新たな新書が誕生した。その名も「アフタヌーン新書」、月刊漫画誌『アフタヌーン』発の新レーベルである。 『アフタヌーン』といえば、1986年に漫画誌『モーニング』の兄弟誌として創刊。他誌にはない独自の視点で、さまざまなジャンルの漫画に挑戦してきた。マニアのツボをつくディープな内容にファンも多く、これまでに『ああっ女神さまっ』『寄生獣』などヒット作も続出。現在、毎月の発行部数は12万部に達し、昨年秋にはアフタヌーン増刊号『good!アフタヌーン』も創刊するなど、不況な出版界で好調な成績を残している。 とはいえ、漫画雑誌から新書が生まれるとは異例。一体どんなものか、さっそく10日に発売された第一弾のタイトルを見てみると――『がっかり力』

    不況な社会の救世主!? 漫画雑誌『アフタヌーン』から新感覚の新書
    klov
    klov 2009/04/19
    エア新書と空目した
  • 『新左翼の遺産―ニューレフトからポストモダンへ』を読む | Theoretical Sociology

    新左翼の遺産―ニューレフトからポストモダンへ この商品の他のレビューをみる» 評価: 大嶽 秀夫 東京大学出版会 ¥ 3,360 (2007-03) 左翼思想とポストモダニズムの親和性を調べていて行き当たった。 著者によれば、新左翼がポストモダニズムを準備した、あるいは何らかの連続性が見られるという。ブント(60年安保のとき全学連を指揮していた学生党)の言動の中にすでにポストモダニズムの芽が見られるという。ポストモダニズムは、近代社会が自明視してきた様々な前提を徹底的に相対化する思想運動なので、ブントが文字通り「ポストモダン」思想の担い手であったわけではない。ブントの主張もマルクス主義(すなわち近代)のボキャブラリーの中でなされているし、著者の議論の中では、相対主義的な臭いはほとんどしない。むしろ、ブントの活動家の言動からは、無邪気に自明性の世界に安住している印象すらうける。著者によれば

    『新左翼の遺産―ニューレフトからポストモダンへ』を読む | Theoretical Sociology
  • 『ヤンキー文化論序説』を読んで - ohnosakiko’s blog

    ヤンキー文化論序説 作者: 五十嵐太郎出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2009/03/03メディア: 単行購入: 13人 クリック: 174回この商品を含むブログ (79件) を見る ヤンキー体質ではないと自認する人々が、よってたかって「ヤンキーなるもの」を分析、考察した。自分の中の僅かなヤンキー成分を嫌々ながらも意識する者としては、これは読まざるを得ない。 まえがきで、編著者の五十嵐太郎氏が「きっかけは、だいぶ前にインテリアデザイナーの森田恭通氏をヤンキーという視点から何か分析できるのではないかという議論でもりあがったことだった」と書いているのを読んで、膝を打った。 実は三年くらい前、デザイン専門学校の家具インテリアコースの生徒のヤンキー君が、「森田恭通みたいになりたい」と言っていたのを思い出したからだ。「職人は厭なんだよ。ああいうふうに目立ちたい。んで金儲けしてぇ」。やは

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  • 『ユリイカ』2006年2月号 特集 ニート 新しい文学はここから始まる | Theoretical Sociology

    ユリイカ 2006年2月号 特集 ニート 新しい文学はここから始まる この商品の他のレビューをみる» 評価: --- 青土社 ¥ 1,300 (2006-02) 文学系の議論をフォローする一環で表題のユリイカの特集を読んでみた。最初に拾い読みした記事がたまたまひどかったので、「『現代思想』のフリーター特集もひどい記事が多かったし、やっぱり青土社の出す大衆インテリ雑誌は役に立たないか?」と一度はかなり損した気分になったが、他の記事を読んでいくと、ふつーにまともな記事もあり、私の青土社に対する偏見は緩和された。雑誌の記事が玉石混淆なのは仕方ないので、ひどい記事をあげつらって雑誌を批判しても仕方がない。 特におもしろかったのは、千野帽子の「生活? そんなものはF1層に任せておけ。 文藝ガーリッシュ・無職の花園」である。異様によく勉強していて学ぶことが多いし、感覚的に共感できる。ニートの先祖を18

    『ユリイカ』2006年2月号 特集 ニート 新しい文学はここから始まる | Theoretical Sociology
  • 動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか - 情報考学 Passion For The Future

    ・動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか 「生物と無生物のあいだ」の分子生物学者 福岡伸一氏の科学読み物。「生命とは動的な平衡状態にあるシステムである」という主題周辺でエッセイが8章。 人は毎日カツ丼ばかりべているとカツ丼になってしまう、わけではない。だがカツ丼を構成している分子は、身体の構成分子と交換されてしばらく一部となり、やがて外へ抜けていく。分子は入れ替わるがシステムは維持される。こうした分子の流れ、動的な平衡状態こそ生命の質なのだということをルドルフ・シェーンハイマーという科学者が1930年代に突き止めていた。 「個体は感覚としては外界と隔てられた実体として存在するように思える。しかし、ミクロのレベルでは、たまたまそこに密度が高まっている分子のゆるい「淀み」でしかないのである。」 流れであり平衡状態であるという見方は、東洋医学的な見方でもあるなと思う。患部を部分的に治療するのでは

  • 社会科学の禁欲と跳躍 - on the ground

    書の実証性に疑問を挟む研究者がいるかもしれない。大胆な分析と解釈を含むからである。きわどいいい方をすれば、厳密な分析が意義深い知見を生むとは限らない。どのような「事実」を発見しようとし、それをどんな「文脈」にのせて議論するか。この社会を生きる者として持っているはずの切迫した課題意識と規範的判断がなければ社会科学者は使命を果たすことができない。私は、その重要性を表現したものとして書を読む。 asahi.com(朝日新聞社):学力と階層―教育の綻(ほころ)びをどう修正するか 著 苅谷剛彦 - 書評 - BOOK(評者 耳塚寛明) 微妙ですね。ここには、いわゆる「厳密派」の罠(cf.水俣)に陥ることを避けながら、いかにしてヴェーバー的「価値自由」の要請に応え続けるかという容易でない課題が横たわっています。価値自由とは価値に中立であれということではありませんが、事実と価値の問題――正確には存在

    社会科学の禁欲と跳躍 - on the ground
  • 世代間不公平 - 社会学者の研究メモ

    阪大の大竹先生のブロク経由で購入。改めてやっぱり陰な気分になるなあ。 だまされないための年金・医療・介護入門―社会保障改革の正しい見方・考え方 作者: 鈴木亘出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2009/01メディア: 単行購入: 6人 クリック: 72回この商品を含むブログ (38件) を見る 第1章 社会保障制度の「危機」はなぜ起きるのか 社会保障制度の危機の質的な原因は、不況でも無駄遣いでもなく少子高齢化 これから迎える団塊世代の退職は危機的状況の入り口でしかない。むしろそのあと、2070年ころにはおよそ労働者1人で高齢者一人を支えることになる。 少子化対策では社会保障制度の危機を克服できない。少子化対策が一番うまくいった推計でも、現役負担の比率が少しだけ緩和されるに過ぎない。 世代別社会保障の損得計算(給付-支払い、税を介した所得移転を含まず)の結果は以下の通り。40

    世代間不公平 - 社会学者の研究メモ
    klov
    klov 2009/02/27
    「愚民思想」か。しかし現に愚民ばかりの現状でその推測はかなり正しいようにも見えるけど。
  • 『1995年以後』ブログ・レビュー vol.1 (roundabout journal)

    20日に発売を迎えた『1995年以後』、おかげさまでなかなかの売れ行きのようです。 先ほど渋谷のBook 1stに行ったら建築デザインコーナーのみならず、新刊書コーナー、レジ横のディスプレイまで、きちんと展開して下さっていました。どうもありがとうございます。 さて、現在、レビュアを募集していますが、一足先に10名の方々がアップして下さいましたのでご紹介します。どれも渾身のレポートです。 1.[architecturephoto.net] ブックレビュー"1995年以後~次世代建築家の語る現代の都市と建築~" 2.[pocket of sobuemon] 1995年以後を読んで 3.[following the track] 「1995年以後-次世代建築家の語る都市と建築-」 レビュー 4.[No Hedge!] 『1995年以後—次世代建築家の語る現代の都市と建築』レビュー 5.[

    klov
    klov 2009/02/23
    なんとか間に合いました。
  • 宮本常一、1984、「忘れられた日本人」: muse-A-muse 2nd

    歴史は苦手でも 自動車がなかったころの日田舎の暮らし 忘れられつつある『忘れられた日人』 恵那の河原で夜が明けた… 聞き書きしなければ、知られることもなかった人々の物語 まだ日の識字率が低い時代の老人たちの語り、それをフィールドワークで採集したものってことだけど地味に面白かった。その辺の語りは歴史に刻まれなかった人々の生活史であり生の歴史って感じなんだけどそれ以外にも社会構造的に「西日の社会構造と東日の社会構造は違う」って話が面白かった。社会構造っていうか組織論か。 以下、網野善彦によるあとがきから (327-328) 「対馬にて」をはじめ「村の寄りあい」「名倉談義」などで、宮氏は西日の村の特質をさまざまな面から語っている。帳箱を大切に伝え、「講堂」や「辻」のような寄り合いの場を持ち、年齢階梯制によって組織される西日の村の特質が、これらの文章を通じて、きわめて具体的に浮き

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    klov
    klov 2009/02/18
    amazonリンクがない?
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    祖母の白寿のお祝い 先日、満99歳(数えで100歳)になった祖母の白寿のお祝いをやった。 さすがに身体のあちこちに不具合が出てきており、そろそろ格的に外出も難しくなってきたので祖母と一緒に家族で集まれるのはたぶんこれが最後だろう。 下は0歳から上は99歳までいるので、移動と諸々…

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    klov
    klov 2009/02/14
    amazonにはまだないみたい。ちくま新書かな?
  • God & Golem, Inc.

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    klov
    klov 2009/02/14
    買って見るかな
  • ユリイカに批評書きました - フランス乞食の奇妙なエクリチュール

    今月号(2月号)のユリイカに寄稿しました。もう屋に並んでいるようですね。 「<現地語>文学の華やぎを見つめて――水村美苗への応答」というタイトルになっています。 水村に関しては原稿の依頼を受けた時点でかなりネット上に評価が出揃っていたので、そこと重ならないように書いたつもりです。僕は水村の内容に対してはかなり懐疑的で、批評の内容もそこそこ批判的なものになっています。 お時間ありましたら読んで頂けると幸いです。感想とか貰えればより嬉しい。 二月は小説を書き上げたいところです。11月後半から書いてるんですがまだ100枚くらい。体調は相変わらず悪いですけど頑張ります。 そんな感じで。

    ユリイカに批評書きました - フランス乞食の奇妙なエクリチュール
    klov
    klov 2009/01/26
    1ゲット。ゼロアカ勝利前に坂上秋成タグを作るとは。