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*readingに関するklovのブックマーク (304)

  • 「X51.ORG」主宰・佐藤健寿のオカルトとネットを巡る旅

    スナッフ・フィルム、悪魔祓い、水棲獣、仏陀の化身、反重力物体浮遊現象……そんな刺激的な見出しが並ぶオカルトサイト「X51.ORG」をご存知だろうか。12月17日、このサイトをまとめた書籍『X51.ORG THE ODYSSEY』新装刊が発売される。「X51.ORG」の主宰者であり、の著者である佐藤健寿氏に話を聞いた。 ──まずは「X51.ORG」を開設したきっかけを教えてください。 【佐藤】 サイトを開設したのは2003年なんですが、その当時、奇妙なニュースや情報を集めたサイトがなかったんですよ。だったら自分で作ろうと。 ──佐藤さんはネットでの情報収集に加えて、ご自分で現地に足を運んでの調査も行っています。 【佐藤】 サイトを作るということは、基的には暇と根気さえあれば誰でも出来るんです。僕がサイトを始めた頃と違って、今ではすごい数のブログなんかがあるわけで、もう別に僕がやらなくても

    「X51.ORG」主宰・佐藤健寿のオカルトとネットを巡る旅
    klov
    klov 2008/12/17
    案外普通のこといってる。
  • 気になる1995年と『オルタ』2008年11-12月号と五十嵐泰正さん。 - ザ大衆食つまみぐい

    気どるな、力強くめしをくえ!「大衆堂の詩人」といわれた、後期高齢ステージ4癌男、エンテツこと遠藤哲夫のブログ。 もう1か月以上すぎてしまったが、はてなの「東川端参丁目の備忘録」さんが、こんなことを書かれていた。 http://d.hatena.ne.jp/thigasikawabata/20081104#1225813260 そうそう、それで思い出した。読売新聞社から出ていた「月刊KiTAN」創刊号の特集は、「いま!プロデューサー」というものだった。この雑誌は一年ぐらいで休刊してしまったけれど、遠藤哲夫さんが執筆していたり*1、清水ひとみ、花くまゆうさくも書いたりしていた。いい意味で読売らしくない雑誌だった。いや、読売らしくないというのは正確ではないかもしれない。「週刊読売」は、横尾忠則が表紙を描いていたときがあったのだから あのころは、まだ新聞社系の雑誌も元気だった。「サンデー毎日」は

    気になる1995年と『オルタ』2008年11-12月号と五十嵐泰正さん。 - ザ大衆食つまみぐい
  • 今年の仕事納め、かな? - 荻上式BLOG

    12月の18日と19日に、下記の2冊が発売になります。 チャーリー式100Q/100A 「悩み方」を考える超・人生相談 作者: 鈴木謙介出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン発売日: 2008/12/18メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 7人 クリック: 44回この商品を含むブログ (28件) を見る 鈴木謙介さんのインタビューの制作をお手伝いしました(企画、インタビュー、注釈、構成、文字起こしなどなど)。タイトルの通り、100の質問に対して、鈴木謙介さんが次々に回答していく一冊。チャーリーさん、かなりガチモード入ってます。「現代のお悩み一覧」としても、社会学や論理的思考の入門書としても読める一冊に仕上がりました。一家に一冊、必携です(表紙のイラストは、神様のパズル (ハルキ文庫)の表紙も描いているD.Kさんです。すばらしい!)。 ネットコミュニティ白書(2009) 作者

    今年の仕事納め、かな? - 荻上式BLOG
  • これから美学を学ぼうと思う人へ、そして自らのためにも―美学主要文献(第1回) - 死に舞

    人と会話していて「美学に関する入門書はない?」とか「芸術の存在論に関する入門書はない?」とか聞かれる機会が多いので、この際、自分のためにもこのようなエントリーをまとめてみます。 まず断っておくこととして、以下にあげる「美学」とは主に英米系の美学です。一般的に「分析美学」という呼称を用いられていることはありますが、私はこの名称に違和感を持っています。というのは、たしかに現在の英米哲学は分析哲学の伝統の元に成り立っていますが、今では分析哲学という言葉はあまり使わないです。それぞれの分野に特化したこともあり、言語哲学、科学哲学、心の哲学、分析形而上学といった呼称を使うようになってます。美学もそれは同じで、音楽の哲学、芸術の哲学、環境美学、日常の美学などさまざまな領域があり、それらを「分析美学」と呼ぶのはためらってしまいます。もちろん、なんらかの具体的な対象を設定しない、それこそ美学、とでも呼ぶも

    これから美学を学ぼうと思う人へ、そして自らのためにも―美学主要文献(第1回) - 死に舞
    klov
    klov 2008/12/14
    これはすごい
  • 2008-10-24 - 空中キャンプ

    秋葉原でおきた無差別殺傷事件について、二十数名の識者の意見をまとめた。とても興味ぶかく読みました。森達也や斎藤環がこの事件をどうとらえているかは読んでみたかったし、この事件について、当初から積極的に発言していた東浩紀も参加しており、納得することも多く、いろいろと考えるきっかけになった。なにより、編者が大澤真幸であり、彼が中心になってこのをまとめるということは、この試みは重要な意味を持つに決まっているのであり、真幸先生を尊敬しているわたしは、期待しつつ読み進めました。 とはいえ、事件の犯行者について多くの人が感じたのは、なんだか拍子抜けしてしまうような情けなさ、凡庸さではなかったか。わたし自身、犯行者にかんする報道に接するたびに、「こいつはなんだ」という情けなさばかり感じてしまった。ネット上にいくらでもあるような、ありきたりの言説をつなぎあわせて、犯行者は凶行へといたってしまう。人を殺す

  • Amazon.co.jp: 私は若者が嫌いだ! (ベスト新書 207): 香山リカ: 本

    Amazon.co.jp: 私は若者が嫌いだ! (ベスト新書 207): 香山リカ: 本
    klov
    klov 2008/12/10
    久々に使ったこの「香山リカ」タグ。そして二度と使うまい。Good bye!
  • 「服従の心理」はスゴ本

    他人を服従させるマジックワードは、「責任はとるから」。 この一言で、善良な市民が信じられない残虐なことをする。良心の呵責に耐えきれなくなると、記憶の改変を行う。「自分はまちがってない、あいつが悪いからだ」と平気で人をおとしめる。信じられるか? わたしは信じられなかった … 最初は。 たとえば簡単なバイトを思いうかべて欲しい。心理実験のバイトだ。 実験室に入ると、いかにも研究者然とした人が指示してくる。あなたは先生の役で、一連のテストを行うんだ。で、生徒役の人がまちがえると、罰として、電気ショックをあたえるのがあなたの仕事だ。 そして、何回もまちがえると、そのたびに電撃は強くなってゆき、最後には耐え難いほどの強いショックを与えることになる。生徒は叫び声をあげてやめてくれやめてくれと懇願する。あなたは心配そうに研究者を見やるが、彼は「あなたの仕事を続けてください、責任はわたしが取りますから」と

    「服従の心理」はスゴ本
  • 『1冊でわかる文学理論』 ジョナサン・カラー (岩波書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 入門書として有名なオックスフォード大学出版局の Very Short Introductionsが岩波書店から「1冊でわかる」シリーズとして邦訳されている。 フランス産の文庫クセジュは良くも悪くも百科全書の伝統に棹さしており、とっつきにくい面があるが、こちらは英国産だけに読み物として気軽に読める。もちろん、気軽といっても、内容は格的である。訳文は読みやすいものもあれば読みにくいものもあるが、わたしが読んだ範囲では文庫クセジュの日版よりは概して読みやすいという印象を受けた。訳者もしくは斯界の第一人者による解説と文献案内がつくが、どれも中味が濃い。 好企画だと思うが、「1冊でわかる」という物欲しげな題名だけはいただけない。原著は Very Short Introduction だから、あくまで基礎づくりであり、その先があるのだ。「1冊でわかる」ではなく、「超短入門」と

    『1冊でわかる文学理論』 ジョナサン・カラー (岩波書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • THE MIDNIGHT SEMINAR ON THE WEB

    THE MIDNIGHT SEMINAR ON THE WEB

    klov
    klov 2008/11/27
    「リアリティを描こうとする人間の言葉がリアリティの一部」まさに。
  • 「生殖」とネーション - Living, Loving, Thinking, Again

    東京から考える 格差・郊外・ナショナリズム (NHKブックス) 作者: 東浩紀,北田暁大出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2007/01/27メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 14人 クリック: 130回この商品を含むブログ (253件) を見る 東浩紀、北田暁大『東京から考える』というについては、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20081031/1225480601やhttp://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20081106/1225988138でも言及した。 さて、その中で、東は「ロックの社会契約論は、ヒュームによって「慣習(コンベンション)」の点から批判されている」という(p.241)。それを踏まえて、 (前略)コンベンションの根拠は何かといったら、最終的に世代、つまり生殖の問題だと思うんです。もし人間が遺伝子のスープ

    「生殖」とネーション - Living, Loving, Thinking, Again
  • アルファブロガー神話の終焉 - 【海難記】 Wrecked on the Sea

    来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…

    アルファブロガー神話の終焉 - 【海難記】 Wrecked on the Sea
  • 【海難記】 Wrecked on the Sea

    引越し遍歴パートⅡ 2018年に「上京して10年で引越しを6回した」というブログを書いた。 月日は流れ、あれから6年…さらに2回の引越しをした。ホテル暮らしも含めると3回かもしれない。 前回の記事では主に神奈川〜千葉〜東京の引越し事情を書いた。関東の浅瀬でちゃぷちゃぷ遊んでいたに過…

    【海難記】 Wrecked on the Sea
  • [レヴュー]倫理的/存在論的、コミュニケーション的/システム論的 - 2008-11-09 - 感情レヴュー

    濱野智史氏の『アーキテクチャの生態系』を読んだ。啓発されたし、文学とか批評を考えるヒントも得ることができた。 アーキテクチャの生態系 作者: 濱野智史出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2008/10/27メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 99人 クリック: 1,146回この商品を含むブログ (262件) を見るウェブ/ネットでいま起こっている現象を説明するために、濱野氏は先ず、ネット上の各種サービス群(検索エンジン・ブログ・SNS・匿名掲示板・動画共有サイトなど)を、「ソーシャルウェア」(「社会的」な「ソフトウェア」)と規定し、集合知のコミュニケーションによってそれらサービス群のシステムがたゆまず組み換わり、新たなサービスが産出されているのだという。それが、書の「生態学」的なヴィジョンである。 ウェブ/ネットのシステムを「生態系」としてとらえること。それは、各種サービスの性

    [レヴュー]倫理的/存在論的、コミュニケーション的/システム論的 - 2008-11-09 - 感情レヴュー
  • 初の著作、『アーキテクチャの生態系』が出ました。 - 濱野智史の個人ウェブサイト@hatena

    アーキテクチャの生態系 作者: 濱野智史出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2008/10/27メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 99人 クリック: 1,146回この商品を含むブログ (262件) を見る 諸々忙しく、慌しくしているうちに、いつのまにか発売日が来ていました…。 事前にご紹介頂いていた皆さん、ありがとうございます。 東さんにも、とても立派な帯を頂きました。 ウェブから生まれた新世代の社会分析。 書ぬきにニコニコ動画は、そして日社会は語れない。 ――東浩紀 おいおい内容紹介のエントリなども書きたいと思いますが、とりあえず、このは「Wired Vision」の連載(濱野智史の「情報環境研究ノート」 | WIRED VISION)をまとめたもの、ということになっています。しかし、全352Pの内容のうち、Wiredと完全に被っているのは1/3程度ではないかと思います

    初の著作、『アーキテクチャの生態系』が出ました。 - 濱野智史の個人ウェブサイト@hatena
  • ▼ポスト金融恐慌時代の「新しい反資本主義の表現者たち」 | イノレコモンズのふた。

    ▼「いま世界で何が起こっているかを伝える特集」 http://illcomm.exblog.jp/8162254/ で紹介した「VOL」03号が品切れになったらしい。 Amazon.comでも在庫が残りわずかになってる。 この手の思想雑誌がそんなに売れるのは珍しい。 マイケル・ハートが「「コモン」の革命論に向けて」を 書いていたり、第二特集が「G8サミット」だったから、 売れたのかと思っていたが、意外にも、美大生が 買って読んだらしい。特集が「反資主義/アート」 だから、屋でみて、ちょっと手にとってもみるくら いはするだろうが、普段、にあまりお金を使わな い美大生がこんな字ばかりの雑誌を買うのは珍しい。 聞けば、どうやら、イルコモンズが書いた「〈帝国〉のアートと新たな反資主義の 表現者たち」がまわし読みされているらしい。藝大、多摩美、武蔵美の学生から、 それぞれ別々にそういう話を聞

    ▼ポスト金融恐慌時代の「新しい反資本主義の表現者たち」 | イノレコモンズのふた。
  • ローレンス・レッシグ『CODE』 - logical cypher scape2

    『CODE』というと、人の振る舞いを規定する4つ――法、市場、規範、アーキテクチャを示したことで有名だけど、このにとって、そのことはわりと前提みたいなもので、主題はもうちょっと踏み込んだところにある。 それは、この4つの中でも、法とアーキテクチャが特に重要だということ。 東海岸コードと西海岸コードと呼び変えていたりもする。 何故か。 一つには、可変であるということがある。 特にサイバー空間において。物理空間のアーキテクチャは、あんまり変わらないけれど、サイバー空間のアーキテクチャは簡単に書き換えてしまうことができる。 ネットは匿名で自由な空間だ、と言われている(た)けど、それは偶々そういうアーキテクチャだっただけで、コードを書き換えてしまえば、そうではないネットもありうる。 もう一つ。これは、特に法に関すること。 他の3つに対しての影響力がある。法は、直接人の振る舞いを規制することもある

    ローレンス・レッシグ『CODE』 - logical cypher scape2
  • 「2つの記述は1つより良い」-『精神と自然』G•ベイトソン - ニート☆ポップ教NEO

    精神と自然―生きた世界の認識論 作者: グレゴリーベイトソン,Gregory Bateson,佐藤良明出版社/メーカー: 新思索社発売日: 2006/11/01メディア: 単行購入: 8人 クリック: 44回この商品を含むブログ (55件) を見る 前から読みたくて読んでなかった。 なぜか丸善のオカルト系特集コーナーにポツンと置いてあった。まぁかつてはニューエイジの若者にカルト的に祭り上げられてたようだから無理もない。 原著が1979年に出版されたものだが内容は全く古びていない、どころかまだ十二分に使える。 ベイトソンと言うと「ダブルバインド」理論が有名だが、それだけじゃない。そこに辿り着くまでに数多くの副産物を彼は残している。というより「ダブルバインド」理論自体が彼による壮大な「学習」理論の副産物のひとつでしかない。彼の理論の可能性はまだ十分に掘り起こされてないように感じる。 2章の「

    「2つの記述は1つより良い」-『精神と自然』G•ベイトソン - ニート☆ポップ教NEO
  • 鈴木謙介『サブカル・ニッポンの新自由主義――既得権批判が若者を追い込む』 - The Midnight Seminar

    【追記】このエントリの内容の一部を、とあるメルマガに書きました。【/追記】 サブカル・ニッポンの新自由主義―既得権批判が若者を追い込む (ちくま新書) 作者: 鈴木謙介出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/10メディア: 新書購入: 11人 クリック: 185回この商品を含むブログ (99件) を見る 新自由主義=既得権批判 鈴木は書で「新自由主義」の由来と問題点について論じている。ただし書には、ハイエクやフリードマン、サッチャーやレーガン、あるいは中曽根や小泉といった名前はほとんど登場しない。それは鈴木が、「新自由主義」をイデオロギーや具体的な政策パッケージというよりも、むしろ潜在的なレベルで現代人の思考に刷り込まれている「価値判断のモード」として取り上げているからだ。個人の能力が自由に発露されることこそが素晴らしいのだという気分のようなものが、暗黙の前提として我々の思考を

    鈴木謙介『サブカル・ニッポンの新自由主義――既得権批判が若者を追い込む』 - The Midnight Seminar
    klov
    klov 2008/10/21
    中島の「方法としてのナショナリズム」的な感じを受けた。
  • 注目新刊:『集中講義!アメリカ現代思想』『追跡・アメリカの思想家たち』 | URGT-B(ウラゲツブログ)

    哲学、言語学、社会学、地理学、政治学、経済学、法学、等々に売場が分散するため、書店ではなかなか全体像を掴みづらい「アメリカ現代思想」ですが、たとえば紀伊國屋書店新宿店人文書売場では昨年来、分散していたを哲学思想書棚に集約して展開しています。網羅的とまではいきませんが、注目すべき試みです。 戦後の日における海外思想の輸入トレンドは、非常におおざっぱに言えば、60年代までがドイツ実存哲学、70年代がフランス現代思想、80年代が英米批評、90年代以降がカルチュラル・スタディーズというふうに変遷してきました(これは『現代思想』や『大航海』の編集長を務めた三浦雅士さんが90年代半ばに紀伊國屋書店の人文書研修会で行ったレクチャーをもとにしており、あくまでも便宜上のもので、実際の歴史的ディテールにはズレや重複があります)。 00年代において日で注目されてきたのは、イタリア現代思想とアメリカ現代思

    注目新刊:『集中講義!アメリカ現代思想』『追跡・アメリカの思想家たち』 | URGT-B(ウラゲツブログ)
  • 「『萌え』の正体」(「國文学11月号」) - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    國文學 2008年 11月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 学燈社発売日: 2008/10/10メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (15件) を見る 「國文学」が、トチ狂って「萌え」についての特集を組んだので、一応買った。「萌え」というのは単なる流行語*1にすぎないだろうし、数年後にはたぶん「そんなのもあったねえ」とか言われるのだろう。もう「萌え」の話は飽和状態だし、今回の特集もあまり期待していなかった。 ところが、意外と数は面白い文章が載っていた。中でも、田透「『萌え』の行く先――文学は敗北したのか」は印象に残った。田さんは、以下のように文学史をまとめる。 吉隆明ふうに言えば、「大きな物語」=「共同幻想」に自己の居場所を見いだせなくなった70年代後半以降の大衆は、徐々に「小さな物語」=「対幻想」の内部へと入りこんでいった。この「対幻想」の中に「

    「『萌え』の正体」(「國文学11月号」) - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)