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ブックマーク / www.webdice.jp (12)

  • 「性器とはすなわち家族である」鬼才キム・ギドクが挑む解決なき問題 - webDICE

    映画『メビウス』より ©2013 KIM Ki-duk Film. All Rights Reserved. キム・ギドク監督の『メビウス』が12月6日(土)より公開される。これまでもギドク作品に出演してきたチョ・ジェヒョンを主演に迎え、ある上流家庭の壮絶な人間関係を全編セリフなしで描いている。浮気を続ける夫、夫への嫉妬に狂い息子の性器を切断する、性器を失い生きる自信をもなくした息子という3人の狂気と欲望をどのように演出したのか。今回webDICEではキム・ギドク監督のインタビューを掲載する。 欲望には人それぞれの形がある ──『メビウス』の構想はどこから生まれたのでしょうか? 私自身性的欲望が強い人間です。どうしてこのような欲望を持って生まれ持ってしまったのかと葛藤します。性的欲望を満たすには相手が必要です。愛してもいないのに欲望だけが先走ってしまうし、愛してもいない相手と欲望を満たそ

    「性器とはすなわち家族である」鬼才キム・ギドクが挑む解決なき問題 - webDICE
    nebokegao
    nebokegao 2014/11/30
    「浮気を続ける夫、夫への嫉妬に狂い息子の性器を切断する妻、性器を失い生きる自信をもなくした息子という3人の狂気と欲望/人はどうすれば欲から自由になるのか」
  • ジョセフ・G=レヴィットが語るフェミニズムとは? - webDICE

    『(500)日のサマー』『LOOPER/ルーパー』などで知られる俳優のジョセフ・ゴードン=レヴィットが、自身が運営する「hitRECord」のサイトで「あなたにとってフェミニズムとは?」というテーマの動画を募集。この企画のスタートにあたり、フェミニズムについての考えを語った自分撮りの動画を公開した。 「hitRECord」は、レヴィットが2010年に立ち上げた、世界中のアーティストの作品を紹介するオンライン共同制作会社。9月19日よりスタートした今回のプロジェクト「RE: Feminism」では、「あなたにとってフェミニズムとは?」「あなたはフェミニストですか?その理由は?」という質問に答える動画の投稿を呼びかけている。投稿された動画は、「hitRECord」の制作するテレビ・プログラム「hitRECord On TV」でも紹介される。 ゴードン=レヴィットは、今年1月にエレン・デジェネレ

    ジョセフ・G=レヴィットが語るフェミニズムとは? - webDICE
    nebokegao
    nebokegao 2014/09/30
    「多くの人々はフェミニズムを〈家庭にいて子どもを育てるというような伝統的な価値観を女性に押し付けるべきではない〉という考えのことだと誤解している/母性はフェミニズムの敵…僕はそう思わない」
  • 中共が武力鎮圧しない限り香港は必ず勝利する!リム・カーワイ監督による民主化デモ現地レポート - webDICE

    香港で9月22日から、大学生・中高生を中心として政治的自由の拡大を求め抗議のデモ行動が行われている。中国政府が先月、初めて普通選挙制度が導入される予定の2017年の次期香港行政長官選挙に、中国政府寄りの委員会が認めた人物しか立候補させないという方針を示したことに反発。デモ隊を鎮圧するために警察隊が導入されている。 マレーシア出身で映画『アフター・オール・ディーズ・イヤーズ』『マジック&ロス』『新世界の夜明け』『FLY ME TO MINAMI -恋するミナミ-』などを手がけるリム・カーワイ監督が、現地香港から自身のTwitterそしてFacebookで学生たちの授業ボイコットからデモの模様までをアップし続けている。今回はリム・カーワイ監督の許可を得て、デモのレポートを再構成し掲載する。 【9月22日】ボイコット運動1日目 学生たちは授業をさぼっているわけではない 中国圏だけじゃなくて東南ア

    中共が武力鎮圧しない限り香港は必ず勝利する!リム・カーワイ監督による民主化デモ現地レポート - webDICE
  • この大虐殺には日本も関与していた─映画『アクト・オブ・キリング』デヴィ夫人によるトーク全文 - webDICE

    映画『アクト・オブ・キリング』より © Final Cut for Real Aps, Piraya Film AS and Novaya Zemlya LTD, 2012 60年代にインドネシアで行われた100万人規模の大虐殺。その実行者たちにカメラを向け、虐殺の模様を映画化するために彼らに殺人を演じさせたドキュメンタリー『アクト・オブ・キリング』が4月12日(土)よりロードショー。公開にあたり、3月25日にシネマート六木で行われた特別試写会で、元インドネシア・スカルノ大統領夫人のデヴィ夫人、そしてジョシュア・オッペンハイマー監督が登壇した。 デヴィ夫人は1962年、当時のインドネシア大統領スカルノと結婚し、第三夫人となった。1965年9月30日に、後に「9.30 事件」と呼ばれる軍事クーデターが勃発。夫スカルノは失脚し大統領職を追われ、デヴィ夫人自身も命からがら亡命した。今作は、その

    この大虐殺には日本も関与していた─映画『アクト・オブ・キリング』デヴィ夫人によるトーク全文 - webDICE
  • 伝説のポルノ女優を描く映画『ラヴレース』監督が語る、彼女から学ぶべきこと - webDICE

    映画『ラヴレース』より ©2012 LOVELACE PRODUCTIONS,INC.ALL RIGHTS RESERVED アマンダ・セイフライドを主演に迎え、1972年公開の『ディープ・スロート』でアメリカの社会現象となった伝説のポルノ女優リンダ・ラヴレースの数奇な半生を描く映画『ラヴレース』が公開される。ドキュメンタリー『ハーヴェイ・ミルク』や『セルロイド・クローゼット』などで知られるロバート・エプスタインとジェフリー・フリードマン監督 にラヴレースについて、そして舞台となる70年代の美的感覚ついて聞いた。 『ディープ・スロート』はたった17日間の撮影だった ──なぜ今回リンダ・ラヴレースをフィーチャーした映画を制作しようと思ったのですか?このテーマに興味を持った経緯を教えてください。 ロブ・エプスタイン:実際のところは、企画が既にあったうえで監督として声がかかりました。プロデューサ

    伝説のポルノ女優を描く映画『ラヴレース』監督が語る、彼女から学ぶべきこと - webDICE
    nebokegao
    nebokegao 2014/03/02
    「誰でも自分たちの物語を語るとき、時代が変われば物語も変わってくるものです。その当時とは全く違った見方をするでしょう。過去は常に当時思っていたよりも複雑なんです」
  • 離婚した両親のトラブルを子どもの視点から描いたら?映画『メイジーの瞳』の試み - webDICE

    映画『メイジーの瞳』より ©2013 MAISIE KNEW, LLC. ALL Rights Reserved. ニューヨークを舞台に、離婚した両親と、ふたりの間を行き来することになった子どもを巡る人間関係を、親に翻弄される6歳の少女の視点から描いた映画『メイジーの瞳』が1月31日(金)より公開される。「ねじの回転」「デイジー・ミラー」などで知られる作家・ヘンリー・ジェイムズの小説を脚色、父役にスティーブ・クーガン、母役にジュリアン・ムーア、そして母の新しいパートナーをアレキサンダー・スカルスガルドと演技派が参加。さらにタイトルロールの少女メイジー役のオナタ・アプリールの、まさに瞳で語るような抑えた演技とその存在感、そして最後に下した「決断」が忘れられない余韻を残す作品だ。今作のスコット・マクギーとデヴィッド・シーゲル両監督に制作の経緯について聞いた。 希望の見えるストーリーに描きたかっ

    離婚した両親のトラブルを子どもの視点から描いたら?映画『メイジーの瞳』の試み - webDICE
  • マイク・ミルズが捉えた、抗うつ剤を服用しながら自分らしく生きる東京の若者たちのありのままの生活 - webDICE

    グラフィック・アーティストとしてソニック・ユースやビースティ・ボーイズといったミュージシャンのアートワークを担当し、90年代のファッション・シーンを牽引したブランドX-girlのグラフィックも手がけたマイク・ミルズ。『人生はビギナーズ』(2011年)『サムサッカー』(2005年)といった映画を発表する映像作家としても知られる彼が、日を舞台にドキュメンタリー制作を敢行したのが今作『マイク・ミルズのうつの話』だ。うつと診断された東京在住の5人の若者の生活を淡々と描くなかで、うつが急速に常識化した日の現状と、「心の風邪をひいていませんか?」という広告キャンペーンを通した、アメリカ的製薬産業による、アメリカ的考え方の輸出について迫っている。 映画『マイク・ミルズのうつの話』より 5人の若者は、抗うつ剤を飲んでいること、そして都内に住んでいるという共通点を除けば、うつについての考え方も、薬の服用

    マイク・ミルズが捉えた、抗うつ剤を服用しながら自分らしく生きる東京の若者たちのありのままの生活 - webDICE
  • うつ病当事者の知られなかった日常を淡々と描いた貴重な記録『マイク・ミルズのうつの話』 - webDICE

    『マイク・ミルズのうつの話』のマイク・ミルズ監督 ©Sebastian Mayer 『サムサッカー』『人生はビギナーズ』のマイク・ミルズ監督が「うつ」をテーマに日で撮影したドキュメンタリー『マイク・ミルズのうつの話』が10月19日(土)より渋谷アップリンクで公開。うつとともに生きる普通の人々の日常とともに“心の風邪”といううつ病啓発のキャッチコピーに着目したミルズ監督の視点について、そして、うつのために使われる薬の危険性について、杏林大学保健学部教授で精神科医の田島治氏が解説する。 なお今作公開にあたり、マイク・ミルズ監督がスカイプ出演する先行上映イベントが10月5日(土)原宿VACANTで開催される。作品プロデューサーである保田卓夫氏も登壇し、制作の経緯やエピソードなどを聞くことのできる貴重な機会となる。 現代日うつ病患者の縮図を映し出すドキュメンタリー 田島治 杏林大学保健学部教

    うつ病当事者の知られなかった日常を淡々と描いた貴重な記録『マイク・ミルズのうつの話』 - webDICE
  • Shing02が語る内部被曝「ファイナル・アンサーは個人の免疫力」 - webDICE

    被爆医師として広島の原爆投下直後から現在まで低線量放射線、内部被曝の問題を訴え続けている肥田舜太郎医師のドキュメンタリー映画『核の傷:肥田舜太郎医師と内部被曝』が4月7日(土)から渋谷アップリンクで上映される。今回は、「僕と核」と題して2006年よりウェブ上で原子力について自らの研究結果を発表し、先ごろその最新レポート「僕と核2012」をリリースしたMC/活動家のShing02によるテキストを掲載する。 政府がなかったことにしようとしているのは、今も昔も変わらない 僕は2006年に坂龍一さんから六ヶ所村の核燃料再処理工場に反対するプロジェクトに誘われたのをきっかけに、原子力について調べたレポートを「僕と核」というかたちでウェブで発表してきました。そして鎌仲ひとみ監督の映画『ミツバチの羽音と地球の回転』(2010年)と、新作『内部被ばくを生き抜く』の音楽を担当しています。その鎌仲さんの新作

    Shing02が語る内部被曝「ファイナル・アンサーは個人の免疫力」 - webDICE
  • 今後の医療の問題提起として、議論の場を持つことが必要 - webDICE

    『医す者として』医療福祉系学生限定試写会に登壇した作家の大野更紗さん(中央)、臨床医の藤井博之さん(左)、一橋大学大学院准教授の猪飼周平さん(右) 戦後の農村医療の歴史をテーマにした映画『医(いや)す者として』が4月21日(土)より渋谷アップリンクで公開。上映に先駆け、医療福祉系学生限定の試写会がUPLINK ROOMで開催され、作家の大野更紗さん、臨床医の藤井博之さん、一橋大学大学院社会学研究科准教授の猪飼周平さんによるトークも行われた。 この『医す者として』は、長野県佐久市の佐久総合病院を舞台に、農村医療を確立した医師として知られる若月俊一の活動を追ったドキュメンタリー。周辺の農山村への「出張診療」や、健康診断を軸にした健康予防管理活動「全村健康管理」を全国に先駆けて行い、昭和の高度経済成長以降の農村地域の過疎・高齢化にいちはやく対応、医療と福祉の垣根を越えた活動を展開した佐久総合病院

    今後の医療の問題提起として、議論の場を持つことが必要 - webDICE
  • 中沢新一氏「緑の党のようなもの」グリーンアクティブ立ち上げ|「グリーンシールを貼らない候補者は落としましょう」政治、文化、経済を繋ぐネットワーク - 骰子の眼 - webDICE

    グリーンアクティブの発起人・代表として記者会見を行った中沢新一氏 人類学者の中沢新一氏がかねてから「緑の党のようなもの」として構想を伝えてきたグリーンアクティブの立ち上げ記者会見が日2月13日、東京・千代田区永田町の衆議院第一議員会館で行われた。代表の中沢氏のほか、発起人に名を連ねている社会学者の宮台真司氏、クリエイターのいとうせいこう氏、サステナのマエキタミヤコ氏、そして賛同人として歌手の加藤登紀子氏、一水会代表の鈴木邦男氏、「マガジン9」編集者の鈴木耕氏、アースガーデン代表の鈴木幸一@南兵衛氏が出席した。 ネットのなかに潜在する声を現実の世界に引き出す この会見のなかで中沢氏はグリーンアクティブという団体名の由来について、「3.11の後日人のなかに力強く沸き上がった緑の意識を持った人々が行動に立ち上がるという意味を持っています。それを目に見えるかたちで、現実の政治や社会や文化を変え

    中沢新一氏「緑の党のようなもの」グリーンアクティブ立ち上げ|「グリーンシールを貼らない候補者は落としましょう」政治、文化、経済を繋ぐネットワーク - 骰子の眼 - webDICE
    nebokegao
    nebokegao 2012/02/14
    「代表の中沢氏のほか、発起人に宮台真司氏・いとうせいこう氏・マエキタミヤコ氏、賛同人として加藤登紀子氏 他」
  • 自分らしく生きるためには?性同一性障害に悩んできた飯塚花笑監督が自身の実体験をもとに制作した『僕らの未来』 - webDICE

    ライター鈴木沓子が劇場未公開作品を紹介する連載、第1回は開催中のPFFアワード2011上映作品からピックアップ。 飯塚花笑監督『僕らの未来』より 《連載にむけて》 「世界を変えようとする気のないクリエイターは、辞めるべきだ」。アニメーション作家で映画監督ヤン・シュヴァンクマイエルの、挑戦的なこの一言。でも、ものを作ろうとする人は、誰しもそうした気概をどこかに持ち合わせていると思う。来、オリジナルの作品を作る、生み出すという行為は、そういうことだ。ただ、その純度を保ったまま、ひとつの作品を世に出すことは、決してたやすいことではない。シュヴァンクマイエルの言葉は、そうした矛盾ある状況に、いらだちを隠さない。 しかし、“自主映画”または“インディーズ映画”と呼ばれる映画からは、時々、そうしたパラドックスを飛び越えた、ズレのないエネルギーをもらえる作品と出会える。考えてみれば、当然なのかもしれな

    自分らしく生きるためには?性同一性障害に悩んできた飯塚花笑監督が自身の実体験をもとに制作した『僕らの未来』 - webDICE
    nebokegao
    nebokegao 2011/09/25
    "セクシャルマイノリティの問題の根本は、決して、マイノリティに属さない"
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