5日午前の東京外国為替市場は一時1ドル=110円台と、昨年末以来の円安・ドル高水準をつけた。先週末以降に米経済の好調を示す経済指標が相次ぎ発表され、米連邦準備理事会(FRB)が利下げに転じるとの観測が後退しているためだ。ただ日本企業による実需の円買いが活発で110円を大きく上回るには力不足。来週以降に本格化する米中貿易協議の内容次第では再び円高に振れる可能性もある。「市場はこれまで利下げを織り
【ジャカルタ=鈴木淳、バンコク=岸本まりみ】東南アジアの主要観光地で値上げが相次いでいる。バンコクの有名寺院ワット・ポーは1月から拝観料を2倍にしたほか、インドネシアの世界遺産、コモド国立公園は外国人の入園料を50倍の500ドル(約5万5千円)に上げる案が浮上している。主要産業である国際観光を育成する狙いだが、客離れが経済に悪影響を及ぼす恐れもある。年間300万人超が訪れるワット・ポーは1月、
春節(旧正月、今年は2月5日)を目前に控え、すでに冬休みとなって帰省した大学生らが、帰省前と、帰省後の「ビフォーアフター画像」をSNSに続々とアップしている。着ている服もメイクアップも異なり、全く別人のように見えてしまう。これらの「アフター」画像は、まさに「田舎くささ満点」と言えるだろう。学生たちは地元に帰ると、あっという間に「庶民化」してしまうとしている。中国青年網が伝えた。(編集KN) 貴州工程応用技術学院の学生、袁忠鴻さんの帰省前と帰省後のビフォーアフター画像。「家に帰ったら、華々しい都会の一切を脱ぎ捨てて、リラックスして、自分らしく過ごし、一番自然な家族との時間を楽しもう」と袁さん。 平頂山学院の学生、皮倩倩さんのの帰省前と帰省後のビフォーアフター画像。「家に帰ったら、化粧も服も気にせず、お母さんの服を着て、すっぴんで過ごすわ!さあ春節よ!」と皮さん。 河北大学の学生、芦猛さんの帰
[4日 ロイター] - 米グーグルの持ち株会社アルファベットGOOGL.Oの第4・四半期決算は、売上高と利益がともに市場予想を上回った。 ただ、データセンター増設や年末商戦期に展開した積極的な宣伝によって支出が急増したことは懸念材料と受け止められ、引け後の時間外取引でアルファベットの株価は2.3%下落した。過去6週間では約17%値上がりしていた。 支出増が一因となり、営業利益率は21%と、前年同期の24%から低下した。 アレート・リサーチのアナリスト、リチャード・クラマー氏は「グーグルの営業利益率が大幅に低下した」と指摘し、「同社には投資のための潤沢な資金があり、70億ドルの設備投資はかなりの規模だ」との見方を示した。 ルース・ポラット最高財務責任者(CFO)は、決算発表後に投資家とアナリストに対して、今年の設備投資は「かなり控えめになる」と説明した。 売上高は22%増の392億8000万
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2018年10-12月期の運用評価損は14.8兆円と四半期で過去最大を記録したものの、株式市場関係者の見通しでは運用悪化はややひと息付く可能性がある。 「1月の運用改善は3月末までキープできるのではないか」。三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジストは利上げに慎重になった米金融政策などから経済環境は悪くなっていないと語る。GPIFが1日発表した昨年10-12月期の国内株式の運用収益率はマイナス17.6%とTOPIXの下落率とほぼ同じ。ただ1月末時点のTOPIXは昨年末比4.9%高だ。世界株安の一服で運用環境は改善している。 GPIFは運用方針に従って国内株式の割合を引き上げる可能性もある。岡三証券の阿部健児チーフストラテジストの試算によると、1月末時点の運用資産に占める国内株式の割合は24.1%。基本ポートフォリオの目標25%に引き上げ
元日本銀行国際局長の長井滋人氏は、ドル・円相場が今年前半に1ドル=95円程度まで円高になる可能性があり、その時、日銀は追加緩和に踏み切るとみている。 長井氏は4日のインタビューで、海外経済は年後半には回復局面に戻るとみているが、その間、米中貿易摩擦や中国経済への懸念などから「円が安全通貨として買われる可能性は十分高い」と指摘。年前半に95円程度まで円高が進むリスクは「否定できない」と述べた。 そのくらい極端な円高になり、株価も崩壊するような時に、「安倍政権との関係からも、日銀が何もやらないというのはないだろう」と語る。緩和手段や政策効果は限られているものの、フォワードガイダンス(政策金利の指針)の強化や指数連動型上場投資信託(ETF)の買い増し、マイナス金利での貸し出しといった金融機関への補助金をつなぎ合わせて、「やったふりをするのだろう」とみる。 ブルームバーグが1月10-15日にエコノ
鉄鉱石最大手のヴァーレは、ブラジルのブルクツ鉱山で一時的に操業を一部停止する。これにより年間約3000万トンの鉄鉱石生産が失われる恐れがある。 ミナスジェライス州にあるヴァーレの鉱山ダムの一つが1月に決壊し、130人余りが死亡した事故を受け、同社は裁判所に安全性改善を命じられた。ブルクツ鉱山での一部操業停止はこれに従う措置。同社は先週、一部鉱山ダムの閉鎖に伴い鉄鉱石の年間生産量が4000万トン減少する見通しだと説明していたが、今回の分はそれに追加されるものとなる。 クリストファー・ラフェミナ氏らジェフリーズのアナリストは4日のリポートで、「鉄鉱石市場にとって漸進的なサプライショックとなる。予想されていたよりも高い水準で価格を支えることになろう」と指摘した。
[ワシントン 4日 ロイター] - 米通商代表部(USTR)は4日、中国の「重商主義的な(mercantilist)」通商慣行の是正に向けて世界貿易機関(WTO)規定の変更を議論することは無駄な行為だとの見解を示した。 2月4日、米通商代表部(USTR)は、中国の「重商主義的な(mercantilist)」通商慣行是正に向けて世界貿易機関(WTO)規定の変更を議論することは無駄な行為だとの見解を示した。写真はWTOのロゴ。昨年10月にジュネーブで撮影(2019年 ロイター/Denis Balibouse) USTRは、中国のWTO規定の順守状況に関する年次報告書を米議会に提出。この中で、経済・通商分野における中国の現在の姿勢を有意義な方法で制限するWTOの新規定の協議について、成功を期待することは「非現実的」との見方を示した。 日本やカナダ、欧州連合(EU)などは、WTO規定変更についての
2月4日、米通信大手TモバイルUSは、米連邦通信委員会(FCC)に対し、同業スプリントを260億ドルで買収する計画が承認された場合、ごくわずかの例外を除き3年間は料金を据え置く方針を示した。写真はTモバイルUSの店看板のロゴ。ニューヨークで昨年4月に撮影(2019年 ロイター/Shannon Stapleton) [ワシントン 4日 ロイター] - 米通信大手TモバイルUSTMUS.Oは4日、米連邦通信委員会(FCC)に対し、同業スプリントS.Nを260億ドルで買収する計画が承認された場合、ごくわずかの例外を除き3年間は料金を据え置く方針を示した。 Tモバイルのジョン・レジャー最高経営責任者(CEO)はFCCへの書簡で、携帯電話3位の同社と4位のスプリントの合併の審査を「迅速に」進めるよう求めるとともに、同合併が値上げにつながるとの懸念の軽減に努めた。
[ワシントン 4日 ロイター] - トランプ米政権は世界銀行の出資国に対し、世界銀行の次期総裁候補としてデービッド・マルパス米財務次官を推薦する方針を伝えた。この決定に詳しい複数の関係者が4日、明らかにした。 2月4日、トランプ米政権は世界銀行の出資国に対し、世界銀行の次期総裁候補としてデービッド・マルパス米財務次官(写真)を推薦する方針を伝えた。写真はG20に出席する同財務次官。昨年3月にブエノスアイレスで撮影(2019年 ロイター/Agustin Marcarian) 最初にこの決定を報じた米政治メディアのポリティコによると、トランプ政権は6日に候補を発表する予定という。 マルパス氏(62)が承認されれば、2月1日付で辞任したジム・ヨン・キム氏の後任となる。 ホワイトハウスや財務省の報道官は現時点でコメントの要請に返答していない。 欧州の外交筋は、トランプ政権が複数の諸国にマルパス氏を
2月4日、カナダ当局に昨年12月に逮捕された華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟CFOの主任弁護士が、米国の身柄引き渡し要請に対し同国の主張は政治的な動機があるとして争う構えであることが明らかになった。 写真はファーウェイのロゴ。昨年12月に上海で撮影(2019年 ロイター/Aly Song) [4日 ロイター] - カナダ当局に昨年12月に逮捕された中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]の孟晩舟・副会長兼最高財務責任者(CFO)の主任弁護士が、米国の身柄引き渡し要請に対し同国の主張は政治的な動機があるとして争う構えであることが4日、カナダ紙の報道で明らかになった。 グローブ・アンド・メール紙によると、孟氏の主任弁護士のリチャード・ペック氏は同紙の電話インタビューに対し「この件に関しては政治的な意味合いがかなり強い」とし、「このことで自分自身がこれまでにみてきた身柄引き渡し
1月24日夜、東京駅八重洲口。新幹線を降り、人混みのなかを足早に車寄せへと向かう副総理・財務相、麻生太郎の姿があった。目深にかぶられたハット、体にフィットしたコート、シャープな折り目のパンツ――。遠目にみても一分の隙もない英国風ファッションだ。和製チャーチルへの憧憬麻生の着こなしは、国際会議の場でも海外メディアに「マフィアファッション」と評判となってきた。実は麻生にとってファッションは単なるおしゃれではない。祖父であり、元首相である吉田茂への憧憬のあらわれだ。第2次世界大戦後の混乱期に首相を務めた吉田は、日本の復興への道筋を切り開いた。1951年にはサンフランシスコ講和条約に調印し、米国とは日米安保条約も結んだ。首相引退後は神奈川県の大磯に暮らしたが、政財界の要人の来訪は引きも切らず、日本の長老として影響力を持ち続けた。自他ともに認める「英国かぶれ」で、愛飲した葉巻姿や迫力ある容貌から「和
欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。 ◎NY外為:ドル指数3日続伸-ポンドは安い、離脱協議継続 4日のニューヨーク外国為替市場では、ドル指数が3営業日連続で上昇。薄商いの中をドルの買い戻しが入った。一方、ポンドは下落。英国の欧州連合(EU)離脱を巡る展開に引き続き注目が集まった。 ポンドは約1週間ぶりの安値に下げた。クラーク英民間企業・エネルギー・産業戦略相は英工場でスポーツタイプ多目的車(SUV)「エクストレイル」を生産する計画を断念した日産自動車について、英政府の助成金を望んでいるなら再申請する必要があると述べた。 メイ英首相が5日に北アイルランド訪問を予定する中、英政府の報道官はアイルランド国境を巡るバックストップに関して保守党が建設的な協議を行ったことを明らかにした。 ニューヨーク時間午後4時23分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポッ
S&P500種株価指数は4営業日続伸。終値ベースで12月3日以来の高値となった。エヌビディアやアドビ、マイクロソフト、アップルがナスダックの指数を押し上げた。このほか中国との通商合意に向け米政権は「非常にうまくやっている」と、トランプ米大統領が週末放映されたインタビューで述べ、合意への楽観が強まった。 S&P500種は前週末比0.7%高の2724.87。ダウ工業株30種平均は175.48ドル(0.7%)上昇し25239.37ドル。ナスダック総合指数は1.2%高。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.72%。 ニューヨーク原油先物相場は反落。米石油受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングで在庫が急増したと、データ提供会社ジェンスケープが報告したと伝えられた。昨年11月の製造業受注が予想に反し減少したことで、需要懸念も広が
かつて「債券王」と呼ばれたビル・グロース氏が現役引退を表明しました。パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)を突然退社して移籍した先のジャナス・ヘンダーソンでの成績は1%未満とさえず、やや哀愁を帯びた幕引きとなりました。日産自動車が工場での次期モデルの生産断念を発表した英国では、閣僚が企業助成金の適用を見送る考えを示すなど、欧州連合(EU)離脱に絡んだ混乱は続いているようです。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。 「債券王」引退PIMCOでかつて数十年にわたり「債券王」として君臨したビル・グロース氏(74)が現役を引退する。2014年9月、PIMCO経営陣と衝突する中で突然、同社を退社。直ちにジャナスに移籍したが、年率のリターンは1%未満にとどまり、PIMCO時代の輝かしい成績には大きく見劣りがした。 バッテリー技術会社買収へ米テスラはバッテリー技
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く