収蔵品を譲渡展示｜NHK 鳥取県のニュース北栄町の博物館では増え続ける収蔵品を保管するスペースが足りなくなっていることから、きょうから収蔵品の一部を希望する人に譲り渡しています。 北栄町の博物館は、地元で盛んだった養蚕の道具や明治時代以降の農機具などおよそ１万点を収蔵していてその一部を展示しています。 しかし、町民から寄贈された収蔵品が年々増え続けていて、博物館の収蔵スペースだけでは足りず、ほかの公共施設で管理する状態が続いています。 このため、同じ種類のものが複数ある収蔵品や劣化が進んだ収蔵品を展示し、希望者に譲り渡すことになりました。 展示スペースとなる北栄町の旧北条庁舎ロビーには明治以降を中心とした農機具や民具などおよそ４７０点が並べられています。 北栄町教育委員会生涯学習課の杉本裕史課長は、「町の歴史をきちんと整理するためには収蔵スペースの確保は欠かせないので、譲り受けた人には文化的な価値をきちんと理解したうえで保存、活用
