老舗ジャズレーベルのブルーノート・レコードが今年で創立から80周年をむかえた。その歴史を描いたドキュメンタリー映画『ブルーノート・レコード ジャズを超えて』が9月6日より公開される。 劇中ではハービー・ハンコックやウェイン・ショーターをはじめとしたレジェンド、若手のロバート・グラスパーやノラ・ジョーンズ、そしてケンドリック・ラマーらの証言を交えながら、レーベルの過去と現在がリンク。レーベルの功績を再認識できるこの映像は必見だ。 そこで今回はブロードキャスターのピーター・バラカン氏にインタビュー。ブルーノートとは90年代に1万枚を超える大ヒットとなったコンピレイション制作から縁がある。その彼に映画から感じたことや、レーベルと日本の強い関係性、今昔のジャズとヒップホップについてなど、幅広い角度から話を訊いた。(小池直也) 伝説のレーベル「ブルーノート・レコード」 ――まずは映画をご覧になって、