沖縄県系移民渡航記録データベース 沖縄県は22日までに、沖縄県民の海外移民が始まった1900~37年の間に、世界各地に渡った県出身者約5万人分の渡航記録をまとめたインターネットサイト「沖縄県系移民渡航記録データベース」を公開した。 県出身者の渡航先と氏名、年齢(出生年)、本籍地、戸主名、旅券発行日などの検索が可能で、日本語、英語、スペイン語、ポルトガル語に対応する。都道府県単位で移民者の渡航記録データベースを構築、公開するのは全国でも初めて。 外務省外交史料館が所蔵する「海外旅券下付表」などから沖縄県系の渡航記録を収集し、データベース化した。 22日の記者会見でデータベースの公開を発表した玉城デニー知事は「沖縄移民が初めて海を渡って120年がたち、今、世界のウチナーンチュは約42万人を超えると言われている。自身のツールを調べることや海外へ渡航した親戚の足跡をたどることができる」と活用を呼び