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  • 【1089ブログ】埴輪と古墳が熱い!みんな群馬に行ってみよう!

    特別展「はにわ」(2024年10月16日(水)~12月8日(日)、平成館 特別展示室)を担当しております、主任研究員の河野正訓です。 古墳時代が専門で、普段は埴輪など古墳時代の作品(遺物)のお世話係をしています。 今回の特別展「はにわ」では、チーフを務めるとともに、主に群馬県方面を担当しています。 そのため、ご出品いただくための調整や、東京国立博物館や巡回する九州国立博物館へ作品を安全に輸送する事前調査のため、何度も群馬県に通いました。 前々から思っていたのですが、その事前調査で改めて感じたのは、群馬県の埴輪熱がすごいことです! ほとんどの博物館で埴輪が展示され、かつ埴輪の展示スペースはかなりのウェイトを占めています。 例えば、群馬県立歴史博物館では、常設展示の入口を入ってすぐに、群馬県高崎市の綿貫観音山(わたぬきかんのんやま)古墳出土品が一括して展示されている部屋があります。 群馬県立歴

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    shig-i 2024/08/21
    行きたい
  • 【1089ブログ】特別展「東福寺」その1 忘れられたスーパー絵仏師・明兆の逆襲

    こんにちは、現在開催中の特別展「東福寺」を担当しました研究員の高橋真作です。 この展覧会では南北朝時代から室町時代に活躍した伝説の絵仏師・吉山明兆(きっさんみんちょう・1352~1431)に焦点を当てています。 東福寺内で仏堂の荘厳などを行う殿司(でんす)を務めたことから「兆殿司(ちょうでんす)」とも通称され、巨大な伽藍に相応しい巨幅や連幅を数多く手がけました。 明兆自画像模 住吉広行筆 江戸時代・天明5年(1785) 京都・東福寺蔵 明兆は、同時代のみならず江戸時代に至るまで、かの雪舟(せっしゅう・1420~1506?)に勝るとも劣らぬ人気と知名度がありました。 延宝6年(1679)に狩野永納が著した『朝画史(ほんちょうがし)』という書物には、400人近くの画人伝が収録されていますが、そのなかで突出して記述量が多いのが、雪舟と狩野元信、そして明兆の3人です。 これがそのまま近世におけ

    【1089ブログ】特別展「東福寺」その1 忘れられたスーパー絵仏師・明兆の逆襲
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    shig-i 2023/04/29
    明兆推し
  • 東京国立博物館創立150年記念特設サイト|東博150周年

    新しい一歩を、 あなたと。 東京国立博物館は、2022年3月、創立150周年を迎えます。 1872年に開催された博覧会が、私たちのはじまりです。 いつの時代も、私たちの使命は、文化財を大切に守り、次の世代へ伝えること。 先人から受け継いだ文化財は、人類一人ひとりの宝物です。 2022年、私たちは、過去と未来の懸け橋として、 また広く社会をつなぐプラットフォームとして、新しい一歩を踏み出します。 150年の歴史を振り返りながら、 文化財の魅力や、博物館の楽しさを、より多くの方と分かち合いたい。 そんな思いから生まれた、数々の企画をお届けしていきます。 すべては、かけがえのない宝物を、ともに守り伝えてゆくために。 私たちの、そして文化財の未来は、ここからまた、あなたと一緒にはじまります。

    東京国立博物館創立150年記念特設サイト|東博150周年
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    shig-i 2021/11/15
    キービジュアルは1955年に撮影された写真を使用
  • 【1089ブログ】聖徳太子のさまざまな姿

    聖徳太子1400年遠忌記念 特別展「聖徳太子と法隆寺」は9月5日(日)まで開催しています。今回は展覧会のみどころの一つ、聖徳太子のさまざまな姿を紹介します。 聖徳太子は、赤ん坊から少年の姿、青年・壮年期の姿と、実にさまざまな年齢で表わされ、それぞれの姿が独立して信仰の対象となってきました。数ある日の仏教祖師のなかでも、肖像のバリエーションは群を抜いて豊富といえるでしょう。 現存していませんが、奈良時代の宝亀2年(771)には大阪・四天王寺の絵堂に太子伝が描かれたといいますから、そこには既にさまざまな年齢の太子が表わされていたことでしょう。平安時代以降になると、太子伝の決定版である「聖徳太子伝暦(しょうとくたいしでんりゃく)」が普及したことで、生涯の各エピソードが知られるようになり、豊かな造形化へと結び付いていきました。 聖徳太子伝暦 南北朝時代・観応2年(1351) 奈良・法隆寺蔵 8月

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    shig-i 2021/08/14
    江戸時代以前の聖徳太子イメージ
  • 【1089ブログ】聖徳太子の実像に迫る二つの宝物

    こんにちは、工芸室の三田です。今年は聖徳太子の1400年遠忌ということで、特別展「聖徳太子と法隆寺」を開催しております。そもそも遠忌というのは、没後に引き続き行われる追善(ついぜん)の仏事で、一般にはごく丁寧な場合でも50回忌が限度であるのに対し、高僧や聖徳太子のような人物に対しては、100年、500年、1000年といったように、節目節目で大きな法要が開かれます。 よく今年は聖徳太子が亡くなって1400年目のように勘違いされていますが、没年が622年ですので、実際は1399年目です。これは亡くなった年の法要(1回目)を起点として、翌年を一周忌(2回目)、二年目を三回忌(3回目)と数えるためで、聖徳太子の場合、没後1399年目の2021年が1400年遠忌という計算です。 さて、そんなメモリアルイアーだからこそ、まさに100年に一度と言ってよい最大規模の法隆寺展を開催することができました。この

    【1089ブログ】聖徳太子の実像に迫る二つの宝物
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    shig-i 2021/08/01
    聖徳太子の棺の断片?と天寿国繍帳
  • 【1089ブログ】「鳥獣戯画展」ができるまで~アメリカからの作品借用リポート

    特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」は、現在わかっている鳥獣戯画巻の全ての場面をご覧いただけるよう、高山寺蔵の国宝4点に加え、かつてその一部だった断簡と、今は失われている場面を過去に写した模、さらに、鎌倉時代に高山寺を再興した明恵上人にかかわる文化財も加えて鳥獣戯画の世界をあますところなくご堪能いただく企画です。 展示作品のうち3点は、海外からお借りした掛軸です。コロナ禍で昨年夏開催の予定が延期となり、いったんは白紙となったものの、新しい会期での貸与を改めてご検討いただき、幸いにもお借りすることができました。 釈教三十六歌仙絵巻断簡 貞慶上人・明恵上人 南北朝時代・貞和3年(1347) The Cleveland Museum of Art, Mr. and Mrs. William H. Marlatt Fund 1985.88 通常、作品貸与にあたっては、作品を所蔵する美術館から職員(コ

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  • 東京国立博物館

    闇の黒、人の肌の白、鮮血と炎の朱。簡潔な色の対比が印象深いこの絵巻は、かつて岡山の安住院(あんじゅういん)に伝来しました。 仏教の説く地獄は、人々が生死を繰り返す6種の世界(六道)の中でも、苦しみの極みとされる世界です。地獄の様子を描いた絵は、地獄に対する恐怖心を起こさせ仏教への帰依(きえ)を促すために、平安時代の早い時期から作られました。この絵巻に描かれているのは『正法念処経(しょうぼうねんじょきょう)』に基づく、髪火流(ほっかる)・火末虫(かまつちゅう)・火雲霧(かうんむ、詞書では雲火霧)・雨炎火石(うえんかせき)と呼ばれる四つの地獄です。 動物や虫に体をわれる苦を受ける第一段・髪火流や第二段・火末虫では、亡者の周囲のみ墨を刷いてほかは余白を残すことで主題のみを切り取り、血まみれで闇にもがく地獄の亡者の姿を印象的に浮かび上がらせています。また燃え盛る地獄の業火(ごうか)や降り注ぐ火炎

    東京国立博物館
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    shig-i 2020/07/06
    “本館 2室 2020年7月7日(火) ~ 2020年8月10日(月)”
  • 東京国立博物館

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    shig-i 2020/06/01
    事前予約制、本館、平成館、法隆寺宝物館どれも1階の公開。東洋館は6月24日から。
  • 【1089ブログ】日本書紀と七支刀

    特別展「出雲と大和」は、3月8日(日)までの会期を予定しておりましたが、このたび政府の要請により、新型コロナウイルス感染防止のため、2020年2月26日(水)をもって閉幕いたしました。 展は閉幕いたしましたが、事前に予定しておりました1089ブログをお楽しみください。 前売券の払い戻し方法は、公式サイト・ツイッター等でお知らせしております。また展覧会カタログは、2020年3月30日(月)まで、東京国立博物館ミュージアムショップのWEBサイトにてお買い求めいただけます。 特別展「出雲と大和」で展示している国宝の七支刀(しちしとう)についてご紹介します。 七支刀は、奈良県天理市に所在する石上神宮(いそのかみじんぐう)に伝わるご神宝です。 石上神宮の境内。天気が良い日には鶏とふれあうことができます 一見して、左右に互い違いに3ずつの枝状の刃が付くという珍しい形の刀剣だと思われるでしょう。 最

    【1089ブログ】日本書紀と七支刀
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    shig-i 2020/04/10
    七支刀と文字が書かれた古墳時代の4振りの刀
  • 【1089ブログ】世界最大の円筒埴輪を観察する

    書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」が1月15日(水)に開幕いたしました。展では島根県と奈良県にゆかりのある作品を幅広い分野にわたり展示しています。なかでも私が今回おすすめするのは、考古の作品。古墳時代の埴輪です。 日書紀によると、大和にて倭彦命(やまとひこのみこと)の葬儀に際して、近習者を集めて古墳のまわりに生き埋めしたむごい光景をみて垂仁(すいにん)天皇が心を痛めていました。そこで皇后の日葉酢媛命(ひばすひめのみこと)の葬儀の際に野見宿禰(のみのすくね)が妙案をひねり出し、出雲から埴輪作りの工人(職人)を呼び寄せて、生きた人の代わりに人の埴輪を埋めたことが書かれています。これが日書紀に書かれている埴輪創生の話です。 このような伝承が日書紀に残っていますが、実際、遺跡を発掘しますと人の埴輪は5世紀から出現して6世紀に日列島各地で積極的に作られるようになります。一方で3世

    【1089ブログ】世界最大の円筒埴輪を観察する
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    shig-i 2020/02/02
    “世界最大の円筒埴輪を観察する” 出雲と大和展
  • 【1089ブログ】「平家納経」の模本

    即位礼正殿の儀が行われた10月22日から、東京国立博物館では館15室で特集「平家納経模の世界―益田と大倉―」が始まりました(~2019年12月8日)。 ここでは、「平家納経」の模二組を比較しながら御覧いただいています。 「平家納経」(へいけのうきょう)は、嚴島神社(いつくしまじんじゃ、広島県・宮島に所在)に伝わる国宝で、『法華経』ほか全33巻の経巻です。 平安時代・長寛2年(1164)に、平清盛(たいらのきよもり、1118~1181)が嚴島神社に奉納しました。 ほぼ全巻にわたって金箔や銀箔がふんだんに撒(ま)かれ、題箋(だいせん)や軸首(じくしゅ)の金工細工も精緻であり、十二単衣(じゅうにひとえ)の女性の姿や極楽浄土の様子が色鮮やかに描かれています。 さらに、平清盛直筆の願文、平頼盛(たいらのよりもり、清盛の弟、1133~1186)の書など、見どころがたくさんある、装飾経の代表と

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  • 東京国立博物館

    公益財団法人住友財団では、文化財の維持・修復の費用を助成しています。その事業が間もなく30年を迎えるのを記念して助成対象の文化財をご覧いただく展覧会を泉屋博古館(京都)、泉屋博古館分館(東京)、九州国立博物館、そして東京国立博物館の4会場で同時期に開催いたします。当館ではそのうち仏像などを展示します。 日の各地には多くの仏像が残っており、山間地などにひっそりとまつられる仏像からはそれを大切にする地域の人たちの思いが伝わってきます。展では、そのような仏像や、東日大震災や能登半島地震で被災した仏像など大切に守り、伝えられてきた仏像をご覧いただきます。 1089ブログ「文化財よ、永遠に」 展覧会の見どころなどを紹介しています。 展覧会のみどころ 展示作品リストへ 開催概要 展覧会のみどころ 宝冠阿弥陀如来坐像 鎌倉時代・12~13世紀 愛知・財賀寺蔵 阿弥陀如来の中でも、菩薩のように髪を結

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  • 東京国立博物館

    のよろい、すみからすみまで大解剖。 日のよろい(甲冑)は、武士の身を守るためのもの。戦場での活躍をアピールするために、人目をひくデザインにもこだわりました。色あざやかだったり、細かい細工がされていたり、奇抜なかたちだったり…。 むかしのよろいと、現代につくられたよろいの製作見を展示し、その見どころや魅力をわかりやすく紹介します。 日のよろいがよくわかる、もっと好きになる展示です。 日のよろい、すみからすみまで大解剖。 日のよろい(甲冑)は、武士の身を守るためのもの。戦場での活躍をアピールするために、人目をひくデザインにもこだわりました。色あざやかだったり、細かい細工がされていたり、奇抜なかたちだったり…。 むかしのよろいと、現代につくられたよろいの製作見を展示し、その見どころや魅力をわかりやすく紹介します。 日のよろいがよくわかる、もっと好きになる展示です。 このよろいは

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  • 【1089ブログ】やちむん―沖縄のやきもの

    6月25日(火)より、館14室にて特集「やちむんー沖縄のやきもの」が始まりました。 この特集は、明治18年(1885)に沖縄県から購入した壺屋焼を中心に、約20件の収蔵品を紹介するものです。 いまから○△年前、卒論のテーマ探しに追われた学生の私は、図書館で「運命の」と出会いました。 濱田庄司の『沖縄の陶器』です。 いわゆる「民藝運動」や、やきものの歴史も知らなかった20歳の私のまっさらな眼に飛び込んできたのが、沖縄県那覇市壺屋で焼かれた「壺屋焼」でした。 その力強さとのびやかさにすっかり魅了され、自分なりに考えて「なぜ壺屋で白いやきものが焼かれたのか」という疑問を得たことが、陶磁器研究の出発点となりました。 その後、東京国立博物館に着任して、初めて寄贈を受けたのもじつは壺屋焼でした。 ジシガーミ(厨子甕) 沖縄島 壺屋焼 第2尚氏時代・18~19世紀 堤里志氏寄贈 こんなご縁がありな

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  • 東京国立博物館

    東寺(教王護国寺)は、平安京遷都に伴って、王城鎮護の官寺として西寺とともに建立されました。唐で新しい仏教である密教を学んで帰国した弘法大師空海は、823年に嵯峨天皇より東寺を賜り、真言密教の根道場としました。2023年には、真言宗が立教開宗されて1200年の節目を迎えます。 空海のもたらした密教の造形物は、美術品としても極めて高い質を誇り、その多彩さや豊かさはわが国の仏教美術の中で群を抜いています。 展は、空海にまつわる数々の名宝をはじめ、東寺に伝わる文化財の全貌を紹介するものです。空海が作り上げた曼荼羅の世界を体感できる講堂安置の21体の仏像からなる立体曼荼羅のうち、史上最多となる国宝11体、重文4体、合計15体が出品されるほか、彫刻、絵画、書跡、工芸など密教美術の最高峰が一堂に会します。東寺が1200年にわたり、空海の教えとともに守り伝えてきた至宝をご堪能ください。

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  • 東京国立博物館 - 展示 日本の考古・特別展(平成館) 特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」

    京都市上京区に所在する大報恩寺は、鎌倉時代初期に開創された古刹です。釈迦如来坐像をご尊とし、千釈迦堂の通称で親しまれています。展では、大報恩寺の秘仏尊で、快慶の弟子、行快作の釈迦如来坐像、快慶作の十大弟子立像、運慶の弟子で、行快とほぼ同じ世代である肥後定慶作の六観音菩薩像など、大報恩寺に伝わる鎌倉彫刻の名品の数々を展示いたします。 展覧会のみどころ 開催概要 2018年11月8日(木)、入場者が10万人に達しました。 1089ブログ「特別展『京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ』」 展覧会の見どころなどを紹介しています。 東京国立博物館 資料館 特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」関連図書コーナー設置 展覧会のみどころ 大報恩寺の歴史と寺宝-大報恩寺と北野経王堂 聖地の創出―釈迦信仰の隆盛 六観音菩薩像と肥後定慶 大報恩寺の歴史と寺宝-大報恩寺と北野経王堂 大報恩寺は、平

    東京国立博物館 - 展示 日本の考古・特別展(平成館) 特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」
  • 東京国立博物館 - 1089ブログ

    コロナ禍の真っ最中、身内に不幸があり、やむなく中部地方の郡部にある実家に帰省しました。セレモニーが終わると親類もそそくさと帰途につき、どこか出掛けるような状況でもなく(ちょっと当時を思い出してみて下さい)、ずっと庭を眺めていました。初春のことで梅が咲いており、鳥が飛んでいます。いい年齢になったせいか、花鳥画というのはこういう世界を描こうとしたのだなと思いました。 その花鳥画は、花が咲き鳥が歌う浄土を描こうとしたのではないかと思います。四季の明確な東アジアには、四季折々の花に鳥を合わせた四季花鳥図というものがありますが、浄土は四季が揃っているともいわれており、浄土を表したとする解釈も頷けます。あるいは、仏教的な浄土は、仏教の興ったのはインドですから、熱帯の色鮮やかな花々と極彩色の鳥のイメージが思い浮かびます。いずれにしろ、花と鳥は、風物でもありますが、楽園のイメージを強く喚起するものといえま

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    shig-i 2018/04/24
    “こちらの聖徳太子絵伝です。 普段、法隆寺宝物館で展示している作品ですが、本展では、法隆寺東院絵殿の配置を復元しています。 この並びを体感することができるのは、この特別展期間中だけです”
  • 東京国立博物館

    静岡・久能山(くのうざん)にあった久能寺(現在の鉄舟寺)に伝わったため、「久能寺経」と呼ばれます。『法華経』一品経(いっぽんぎょう)28巻と、開経(かいきょう)『無量義経(むりょうぎきょう)』、結経(けちきょう)『観普賢経(かんふげんきょう)』を合わせて、もとは全30巻ありました。極楽往生(ごくらくおうじょう)を願って一人が一巻を担当して合計30人で制作したものです。各巻の巻末に、その巻の制作を担当した人の名前が記されており、そこから鳥羽法皇(とばほうおう)(1103~56)と、皇后・待賢門院璋子(たいけんもんいんしょうし)(1101~45)、女御・美福門院得子(びふくもんいんとくし)(1117~60)の周辺で作られたことがわかっています。とくに、待賢門院の関係者の名前が多いため、待賢門院が仏門に入った永治2年(1142)2月に成立した可能性が高いと考えられます 方便品は、法華経二十八品中

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    shig-i 2018/04/22
    国宝室で展示。鳥羽法皇、待賢門院、美福門院が関わっている。
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    法隆寺献納宝物のうち、飛鳥時代から奈良時代の伎楽面を中心にした展示です。 作品保護のため、金曜日および土曜日に限って公開します。

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    shig-i 2017/10/16
    「作品保護のため、金曜日および土曜日に限って公開します」
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    野毛大塚(のげおおつか)古墳は、東京都世田谷区の閑静な住宅街にあります。この古墳は、5世紀に築造された帆立貝の形をした古墳です。全長は82mもあり、東京都の古墳の中でも、有数の規模を誇ります。古墳の頂上には四つの埋葬施設があり、それぞれ第1~4主体部と呼ばれます。今から120年前の明治30年(1897)に、第2主体部である箱形石棺(はこがたせっかん)から、滑石製模造品(かっせきせいもぞうひん)や鉄製武器、装身具などが発見されました。滑石で作られた導水形(どうすいがた)の施設を再現した槽(そう)は、水を介した祭祀に関わるもので他に例がありません。また、下駄、坩(かん)、皿も珍しい例です。他にも、生産用具である斧や鎌を模したものや、刀子形(とうすがた)は東日で最大数の232点以上が見つかりました。これら第2主体部出土品の大半は当館で所蔵しています。 このほか第1、3、4主体部出土品は、平成元

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