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衆院選
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2003年の首輪爆弾銀行強盗事件で起訴されたのは、女性だった。 マージョリー・ディール・アームストロングという58歳の女性。 まずはこう思うだろう。なぜこれほど起訴までに時間がかかったのか。 このマージョリー、実はは別件で逮捕され、20年の刑期の受刑中なのであった。 その罪とは、内縁の夫をショットガンで殺害して、大型冷凍庫でその死体を保存し、その死体を粉砕しようとして逮捕されたという、映画さながらの異常人格者なのである。 ブライアンの事件と関連性が見当たらず、獄中であったので、起訴まで時間がかかったのだ。 で、このマージョリーと銀行強盗事件との関連であるが、実はこのマージョリーが夫を殺害した理由が、銀行強盗計画を考えてことがバレてしまい、殺害した、という可能性が出てきたのだ。マージョリーは1984年にも同様に内縁の夫を殺害していた。当時は夫が虐待で止むに止まれず殺害した、ということで、法廷
マージョリーの弁護士が犯人と目した人物は、ウィリアム・ロス・ステイン。男性。60歳。職業は電気配線工。 近所では「発明おじさん」として有名であったものの、一方ではちょっとしたマッドサイエンティストだったらしい。 実は銀行強盗事件のとき、首輪爆弾以外にも細工をほどこしたツールがあったのだ。 例えば、ブライアンが銀行強盗時に利用した銃は、仕込み銃だった。いわゆる紳士が持つようなステッキの中に銃を仕込んであったのだ。 こんな人物であるなら首輪爆弾をつくることもたやすいだろう。 そして、マージョリーとの関連はと言うと、前に登場した大型冷凍庫。 この大型冷蔵庫をつくったのが、何とこのウィリアムだった。 しかし弁護士が調べるうちに、ここからまたマージョリーとウィリアムとの屈折した人間関係があらわとなる。 マージョリーの逮捕。内縁の夫の死体遺棄を警察に通報したのは、実はウィリアムだったのだ。 しかも、最
TBSラジオ番組「ストリーム」のポッドキャストで、非常に面白かったので、わざわざ自分でテキストに落としてみました。 ちょっと長い内容なので、ご注意を。 2003年8月 アメリカのエリー湖に近いペンシルバニア州のPNC銀行で強盗が起こった。 銀行強盗はお金を奪うことには成功したが、銀行の外で待ち構えていた警察にあっさり捕まってしまった。 しかしこの銀行強盗はただの銀行強盗ではなかった。 強盗は叫ぶ。「俺の首輪がついているだろ。この首輪に爆弾がついている!もうすぐ爆発する!」 男の身柄はすぐに判明した。自分で自分の身元を叫んだからだ。 彼はピザ配達人のブライアン・ウェルズ。46歳。この街で30年おとなしくピザの配達をしている男だ。 ピザを届けに行ったところ、客に拳銃をつきつけられ、この首輪をはめられた、と言う。 「この首輪には時限爆弾がついている。銀行に行って強盗をしてこい。その金を持ってきて
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