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いつの間にか9月も半分になろうとしてますね。 みなさま、いかがおすごしでしょうか? 先日お知らせいたしましたとおり、ただいまこちらに参加しています! 第3回アルファポリスファンタジー小説大賞 『歓びの野は死の色す』(R18)目次 「10年ぶりに祖国へ帰ったエリス姫。彼女は初恋の人である伯爵と再会するが、彼には結婚話が持ち上がっていて……死の女神を祀る公国の、《夜》を巡る物語」 このたび幾つか新しく小説検索サイト様に登録させていただきました。 詳しくは、こちらのリンク頁をごらんくださいませ。 Links おかげさまでたくさんの方にご来訪いただいて、ものすごく嬉しいです! さらには拍手や投票までしてくださった方、本当にどうもありがとうございます!! じつは腱鞘炎になってしまったりで少し更新が滞っていましたが、ゆるゆると復活中です。 それで、書けないあいだはてなで「古典よむ部」なんてものを作った
「少年」を図書室で読んだ当時高校生のわたしは(これじゃなくて、全集だったような気がする)、「出色の出来栄え!!」と感銘を受けたものであるが(えらそうなのは、何卒お許し願いたい。若さとは、そういうものではあるまいか)、ン十年ぶりに読み返し、「なんですかこれ、凄すぎる! これで二作目なの? どんだけ凄いの!?」と素直にひれ伏して頭をたれるのみ。わたし、オトナになったわv 当時から初期作品というと「刺青」をあげるひとが多くて、わたしはひとり、「少年」のほうが絶対にイイって思ってたのですねえ。いやはや。でも、だって、そう思いませんか? 今回ほんとにビックリしたのは、技巧の凄まじさ。 むろん、内容のアヤシサを抜きにしては語れないであろうが、そこに描かれている事柄の魅力(ミリョク、ですよね??)を抜いたとしても(というか、それがための凄さ、なんだけど)、そのパーフェクトな構造、語り口の滑らかさ、緩急の
サンガニチもすぎて、あけましておめでとうございます。 スローラーナー(のろまな子)全開の、磯崎愛(いそざきあい)です。 こんなんですが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 まずは、本来なら大晦日にアップするはずでした「2009年の10冊ならぬ、20冊」です。ちなみに、2008年はトップ3がレイフェル・ラファティおじさんで、もうわたし、大好きすぎて呆れるね。でも、今年もお顔をだしてます。 さて、じつのところこの話題、先日はてなハイクで投稿して、なんかもう、力尽きてたんですよ。 あ、ハイクはこちら。 ~めもめも~ で、もうこれをここにコピペすればいいやって考えてました(手抜きです)。 が、2008年のと見比べて、足らないひとがいるじゃあありませんかっ!! わたくし、ほんとに重要なひとを忘れてました。 ま、そのことは「無意識のナントカ」なんでしょうね。ははは。 とりあえず、やってきましょっ
資料ばかりよんどります。 誰か、わたしに「バベル魚」くださいっ! 外国語、読めるようになりたいなあっと言う前に、 ほんとのところ、物書きには日本語(母国語)がいっちゃん大事! ってわけで、今日は翻訳家のみなさまの著書をつらつらとご紹介しようかと。 まずは、先日よんだばっかりの、こちら。 反骨精神に満ち溢れてます。気骨のあるひと、大好きっ! パヴィチの訳で、やっぱり凄いと感嘆し、即読みました。 いちお、書いてらっしゃる難読語は全部よめましたよ~(ほっと安心)。 うん、なんか、こういう生き方に共感をおぼえます。 つづいては、こちら。 おっと、岩波続きだっ。 この、三島がジョイスを訳したであろうと想像するくだりの美しいこと! 三島ファンにもおすすめですね。 上下二段で二葉亭四迷の改訳具合が見られるのも凄い。 むちゃくちゃ勉強になったです。 柳瀬さんの本は大好きなのでまたいつか、まとめてご紹介した
isozakiai RT @paststranger: 駆け込みで観ました。とても良かったです。4/2(日)23:59まで無料公開、映画は34分なので、まだ間に合います。ぜひ観て欲しい。24分~25分は巻き戻して何度も観なおしてしまった。片袖の魚 【3/31~4/2無料公開】 https://… 04-02 22:51 RT @kitsuneponchan: 万葉集から書かせて頂きました。(鈴木先生のツイートから引用させて頂きました) https://t.co/9MMWB2JtZG 04-02 22:50 RT @mochipjj: 映画刀剣乱舞の感想を世に出す審神者たち、ネガ感想しても良かったところはちゃんと書いて、「ここ次に活かしてほしい、ここを伸ばしてほしい」とか「悪くないから、ブラッシュアップ役用意してほしい」とか述べる人多いんですけど、会社でなにか役職ついてたりしますか 04-0
タイトルは釣りです、と言えないわたし。 レイフェルおじさんを、知っているでしょうか? SF小説家レイフェル・アロイシャス・ラファティ。 宇宙一の法螺吹きおじさん。 あのSF最重要・最高作家と呼ばれるジーン・ウルフをして、 レイフェル・アロイシャス・ラファティの短篇をひとつでも読んだことのある真の読者ならば、言うまでもなく、彼こそが我らの中でもっとも独創的な作家だと知っているだろう。実を言えば、 彼はただ我らの内だけでなく、文学の歴史においてもっとも独創的な作家なのだ。 と言わしめ、また、あの奇才スタージョンに、 ラファティのように書く作家はどこにもいない。いまだかつて一人もいたことがない。 と述べさせる作家である。 まさに、ワン&オンリー! クラークの『都市と星』のアルヴィンのようだと思います(新訳、未読です~)。 わたしは真剣に、ラファティの「姪っこ」になりたいと願うことがあるのですよ。
と叫んでみる。 宇宙の片隅の辺境ブログで。 小さなころから男の子の読むもの見るものが好きだった。 弟がいたせいもあるけど、大好きな冒険物語はたいてい男の子向けに分類されていたから。 そしてもちろん、女の子の読むもの見るものもかわりなく好きだった。 お姫様のでてくるラブストーリーなんかも大好き。 よって、わたしはとりたててものすご~くボーイッシュなタイプの少女でもなかったと思う。 むろん、ものすご~くガーリッシュなタイプの少女でもなかったはずだ。わたしの知る「弟のいる長女」の多くがそうであるように。 わたしは、ときに女の子と遊び、ときに男の子と、そしてその両方といっしょに遊ぶように、 いや、男の子女の子なんてくくりはなく、「その子」と一緒に遊ぶように、 たいして意識せず、その両者それぞれのために用意されたと思われる物語を楽々と行き来した。 それは、今も、そのはずだ。 それゆえに、異性が絶対的
champagnebuddhist_hiroさんより、以下のご質問(というよりつぶやき、でしょうか?)をお受けしました。 champagnebuddhist_hiro 新倉俊一, Erich Auerbach, writers, France そういえば、主にフランス知識人たちの言葉を集めた『世界毒舌大辞典』という本にも、女性に対する悪口がたくさん載っていました。あの国の伝統なんでしょうかね~。アウエルバッハ・・・『ミメーシス』ですか・・・ florentine(わたし) 新倉俊一(仏), せるくま はい、『ミメーシス』です/その辞典ものすごく面白そうですね!/「伝統」についてはわかりませんが、本書の解説に反結婚・反女性文学的系譜があったと思うので後ほど。 愛のカラクリ、AI日記 フランス中世コント『結婚十五の歓び』のブクマ 「伝統」については、フランス文学史などその他もろもろがわからない
と、おっきく出ましたが、 たんに、恋愛ばなしが大好物のわたくしが、超絶プッシュの恋愛本です。 劈頭を飾るのはこちら。 まずは読むべし!! そこいらの男性雑誌の特集記事よりよほど使えます。 と、わたしは思う。 沓掛御大の訳なので読みやすいです。 古典だとびびらずに手にとって、 オヴィディウス先生の語り口に酔い痴れるべし! この中身、人妻を落とすテクニック本といってしまうと身も蓋もないんですが、 女性の多くはコトバを求めてるってことや、 大きな贈り物をドドンとさしあげるより、 日々、ちょっとしたプレゼントやコトバを濃やかな情愛でもって贈りつづける習慣とか、 時代も場所も違うけど、現代日本人女性にも対応できると思います。 少なくとも、わたしは悪い気はしませんですよ。ええ(なんか、えらそうですね)。 で、そういう実践タイプより、 自分は恋愛ソノモノがよくわかんないんだよ、という向きには、 ベタすぎ
外は曇り空、予報では来るという噂の台風の足音はまだ聞こえず、窓から吹きこむ風は心地いいくらい。そんな、ゆったりとした日曜の午後に本を開きました。 ブログのプロフィール欄で見ていたときには、表紙がツルっとした風合いのものと勝手に思っていたのですが、違います。 手にとってみると、とてもしっくりとして落ち着いた手触りで持ちやすい、です。 表紙はぱっと目をひくピンク、それを開いて目にはいる遊び紙と本体(表紙裏)、その中表紙も黒。 その黒い中表紙には白抜きで伏せられた睫毛が印刷されています。閉じた両目の中心から下、縦に(鼻のラインに、といったほうがわかりやすいかな?)、本のタイトルと著者名が並んでいます。 でも、口は、ありません。 女には、自らを語る必要はない、とでも云うように。 もちろん、美的なデザイン感覚を重視して「口」を入れなかったのでしょうが、閉じた瞳とは、西洋美術史家の若桑みどりさんがどこ
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