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皆さま、こんばんは。今夜は、最近気になっている『世界と日本の宗教観』について、自分なりの考えを書いてみようと思います。 海外から日本に帰国した人がよく言うことに『海外で、私は無宗教です、なんて言ったらびっくりされますよ。神を信じてないなんて言ったら、人として信用してもらえません。相手にされませんよ』というのがあります。 もう何十年も前から言われていることですし、かなり言い古された感がありますが、最近読んでいた何冊かの書物にも、また同じ話が書かれていて、さらに、たまたま聴いていたラジオでも、同じ話が繰り返されていました。 確かに、この広い世界の様々な地域において、宗教は未だに大きな力を持っています。人々の宗教へのかかわり方や、宗教と政治の関係、また暮らしとの結びつき方が、日本でのそれと随分違っていることは確かです。ですから、上記の発言もまったく理解できないというわけではありません。ただ、少し